ゾンビ映画に思うこと

852回目です。φです。

ゾンビ映画を観て、なんだかゾンビってコロナみたいだ、と思いました。違うのだけど、なんだか似ている。ウイルスが広まってなんだかんだ、とかね。

ウイルスが広まって、それが世界中に飛んで行って、生きることが難しくなって、行動を制限されて、いつ自分がゾンビになるかどうかすら分からない。

なんとなーく、今の状態と重なってしまいます。感染して、人が人を感染させて。しかも無自覚に。まぁゾンビに自我はないのでしょうけれども…

私の感性で思っただけであって、実際にコロナとゾンビが一緒、なんて断定はしません。ただの私の意見。色々な部分を重ねてみては、なんだか似ているなぁと思ってしまう。

幸運なことに、人類はワクチンを発明しました。それによって感染がある程度食い止められてはいます。

とは言っても、ワクチン接種率がかなり高い国ですら感染している人数が再び増えてきています。ワクチンの効果が切れ始めている、ということ、だそう。

それらを考慮すると、私たちはこの蔓延したウイルスにどう立ち向かっていくのか。”ウイルスとの戦いだ”という言葉を借りるのなら、この戦いに終わりはあるのか。この問いに、なかなか楽観視した答えを見つけることができません。

まぁインフルエンザだって、昔はこうやって恐れられていたのかもしれない。スペイン風邪だって、サーズだって。人類の歴史はウイルスの歴史だ、という言葉を目にしましたが、その通りなのかもしれませんね。

今回私が観たゾンビ映画は、生き残った4名がその街から車で逃げる、というものでして…その後は書かれていません。彼らはどうなったのでしょうね。

逃げても行く先がない。そうなったとき、どう生き残ればいいのだろう、と思う。ゾンビなら”ゾンビから逃げる”でいいのでしょうけれど、ウイルスの場合は見えもしない。

見えるから怖い、なのか、見えないから怖い、なのか。どちらなのでしょうね、一体。

そんなことを思いながら、ゾンビ映画を観た。少し前だったら無かった視点です。新たな考えを持つきっかけになった、というポジティブな態度で受け取ろうと思います。

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