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タトゥー=悪い人?

 107回目です。φです。

 ちょっとTwitterでタトゥーのことが書かれてあって、日本でのタトゥーの印象ってなんだろうな、と思いました。

 きっと好印象を与えるものではないんじゃないかな、と私は思います。タトゥーお断り多いし。タトゥーしている人を避ける人を私は見たことがありますし。

 どうでしょう?タトゥーって、悪いものですか?


タトゥーの種類

 実はタトゥーにはたくさんの種類があります。wikipediaから引用します。

1.個体識別 2.刑罰 3.ファッション 4.美容用途 5.性的装飾 
6.組織帰属の証 7.医療関係

 です。

 個体識別はナンバリングのようなもの。もしくは名前。

 刑罰は罪人の証。

 ファッションは字の通り。

 美容用途は眉や唇につけ、お化粧の代わりですね。

 性的装飾は性的興奮を目的につけるものらしいです。

 組織帰属の証は所謂暴力団の登り竜とか、そんな感じのもの。

 医療目的は乳頭・乳輪の再建、メディカル・アラート・タトゥー(※)、傷跡隠し。
※意識が失われた状態でも自分の持っている病気や障がいを伝えるためのタトゥー

 これはあくまで日本の情報ですので、もしかしたら他にも細分化されているかもです。​



タトゥー=悪い?

 上記したものを見たら、タトゥーがすべて反社会的なものではないと言えるんじゃないかな、と私は思います。

 例えば医療目的で、必要な情報として体につけているのにそれで「反社会的の証」というのは正しいのか?と私は思います。

 日本にやってくる外国人の方も増えている中、多くの温泉などの肌を見せる施設が「タトゥーお断り」をしているようです。

 伝統的な民族のタトゥーをつけた方の入浴が拒否され、一時期問題になりました。

 民族を象徴するものを「悪」とみなしていいのでしょうか?

 規則だから、例外を認めることはできないから、という理由はあると思いますが、そこまで頑なにする理由ってあるのかな、と私は思います。本来の規制の目的は?と聞きたくなります。

 本質的な内容を問いただして、このグローバル社会に適応していくべきではないかな、と私は思います。

 タトゥーお断り、じゃなくても「反社会的な目的以外の人はシールの着用を」くらいでもいいじゃない、というのが私の意見です。


終わりに

 タトゥーの印象は変わったでしょうか?私は別に印象を変えるために、誰かの考えを改めさせるためにこのnoteを書いたわけではないけれど、もし誤解をしている人がいるなら、と思って書きました。

 日本の文化と海外の文化は違います。日本がすごく珍しい文化を持っていることもあるし、また海外の文化がとある地域限定、という珍しい文化を持つこともあります。

 文化は似たような場合もあるけれど、各国が異なったものを持っています。全く同じ文化を持つ国はおそらくないでしょう。

 だからこそ、お互いの文化の理解、そしてお互いの考えの違いの理解、ひとりひとりの違いの理解が必要です。

 「違うから拒否する」という考えでは、今のグローバル社会においては多くの場所で悲しいことが起こります。お互いに辛いことになります。

 人がたくさんの場所を移動する時代に、一つの土地の常識をすべての人に当てはめるのはどうかな?と私は思います。

 今回はタトゥーを取り上げているけれど、他のことでも当てはまります。

 タトゥーに話を戻しますが、日本では珍しいと言われるような理由の人もいます。

 例えば、アンジェリーナ・ジョリーは自分の子どもの名前を腕に刻んでいます。日本ではどうして?と思う人もいるかもしれないけれど、そういった理由の人もいます。

 たくさんの理由を持ってタトゥーは刻まれます。だから、「タトゥーだから」という理由は柔軟性がなさすぎると私は思います。

 英語ですが、この動画で私はタトゥーにもたくさんの理由があることを改めて知りました。

 もしご興味がありましたら、下部に貼り付けてある動画を見てください。新しい発見があると思います。
(途中ピアスのことも扱っているので、すべてタトゥーの話題ではありません!)

 私の場合の話をします。

 私は難病もあって、障がいもあるけれど、見た目では全く理解されません。私の外見は健常者そのものです。どこかが失われていることもありません。

 もしタトゥーが認められるなら、私はいつかタトゥーをいれるかもな、と思います。もし指定難病のカードや障がいの手帳がない、持ち物も何もない状態で、私が病院に運ばれたら「健常者」と認識されるでしょう。

 そしたら、医療ミスを招いてしまうかもしれない。それは私にとっても病院側にとっても良くないことです。

 そういったことが起こらないためにも、タトゥーが必要じゃないかな、と私は思います。肌は常についているものです。全身やけどとかだとどうしようもないですが、タトゥーが見えなくなることはない。必要な情報を確実に伝えることができます。

 これで私の話は終わり。

 これからの世の中、タトゥーをはじめとした文化の違いによる誤解が少しずつでもなくなっていくといいな、と思います。


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