目の前で進む世界史に思うこと。
お久しぶりです。φです。
なかなか落ち着かない世の中ですよね。核、戦争、避難民、人道支援、講和…どれもこれも、明るく話せる内容の単語ではない。これらが飛び交う日々です。
今日は短めに、「このままでいいのかな」と思ったことをつらつら書こうと思う。
ちょっとしたデジャヴ
私は当時を目にした人間ではない。歴史の教科書で見た程度である。
けれど、「今のロシアの状態って、ナチスドイツが生まれる流れに近いのでは?」と感じる。
同じとは言いませんし、決めつけません。なんとなーく感じることです。
ナチスドイツだって、(詳細は省きますが)「やってられるかー!!そんな負債まみれにしてくるなんて!!戦争だー!!」になったじゃないですか。
ドイツに課せられたのは、1320億金マルクの負債。日本円にして200兆円超えくらいらしい。払えるわけないですよね。もう意味分からないケタじゃないですか。
世界一の億万長者:イーロン・マスクだって資産額27兆円ですよ。マスク氏9人分くらいですよ。
ロシアにひたすら課せられるのは経済制裁。ルーブルでお支払い禁止だとか、ロシアの会社と取引しませんだとか。
まぁ積極的な介入はやりたくない、というのが現状だとは思います。戦争ダメと言っている欧米たち、過去のあれこれがありますから。第二次世界大戦とか。アフガニスタン紛争とか。いろいろ。
介入云々の手回しがゼロか、とはなかなか考えにくいものがありますけれども。
そこはさておき、ロシアに課される経済制裁。”ロシアが悪である”という風潮。
20世紀初頭の、ドイツを思わせるものがあります。
世界の”正しさ”
ロシアが悪だーと言われまくっている世の中。
ロシアが良い、戦争してるけど意義がある、とか。そんなことは私は思いません。なに戦争しちゃってるのさ。いろいろ考えはあるかもだけど、他国をテロ国家とかネオナチとか言って侵攻するのダメでしょ。と思っています。
ロシアが人道面から見ても反した行動を取っているのだけれど、世界中の反応(インドとか中国とかは除く)「やっぱりヨーロッパ基準で、彼らの正義が正義になっているんだな」と感じる。
アジア諸国が、そこまで今回の問題を大きく(欧米ほどに)捉えない理由が、この基準故なのだと思う。
まぁ「ロシア反対」って高らかに宣言すると「次は自分かも」ってことも考えちゃうだろうしね。近いだけに。
「反対って言ったらエネルギー途絶えてしまうかも」とも思うだろうし、「経済面での依存が強いから」とも思うだろう。理由は各々あるはずです。
「戦争ダメでーす!でも他の面では頼りにしてまーす!!」が許されない世の中ですから。
大人の事情があれこれあったとしても、根本に「ヨーロッパがまだ覇権握った気持ちになってるんでしょ」と思うことがあるかもね、なんて思う。
なにかとヨーロッパルールだ。アメリカだってヨーロッパの人々が作ったようなものだし、アメリカといえど根本はヨーロッパなものがあるでしょう。私の意見だけどね。
言い方は悪いとは思う。でも、ヨーロッパルールが蔓延ってはいる世の中なのだと、現在目の前で進んでいく戦争で思わされる。
おわりに
私がひたすらに願うことは、ウクライナの方々が一刻も早く笑顔を取り戻せること。祖国愛があるないは個人によると思いますが、壊されていく自分の生きた場所を見て誰が笑えるでしょうか。追われ、逃げる日々を誰が喜んで受け入れるでしょうか。知っている人が命を落とすことを、誰が微笑むことができるでしょうか。
突然です。そりゃクリミア半島が落ち着かなくなった辺りから、なにかしらの予感はしていたかもしれませんが、ここまで戦火に呑まれることになることを誰が予想したでしょうか。
日本だって、完全に他人事ではないはずです。もし自分たちがそうなったとき、他国の人から「大変だねーへー」みたいな反応をされたらどう思いますか。
個々人であっても、ちょっとした支援をやってみることが大切かな、と私は思います。私が今何かできてるってわけじゃないけれど。募金したり、がせめてできることかもしれないけどね。
ウクライナの人が見ているとは限らないし、いやほとんど見てないでしょって思うけど。なんと言葉をかければいいか分からない、でもウクライナのみなさまの幸せな未来があることを、帰る場所があることを私は祈っています。
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