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夏の暑さに思う、環境問題のこと

822回目です。φです。

猛暑日、熱帯夜が続きますね。なんとも奇妙なものです、熱帯夜が続き過ぎて”熱帯夜ではない夜”が珍しいように思えてくる。

きっとこの”慣れ”が繰り返されて、夏と言ったら40℃近いもので、秋というものは時々数週間あるもので、…という新しい常識のようになってしまうのだろうと思うと、なんとも言えない気持ちになります。

人が生きるのに適切な温度は25℃だ、と何かで読んだことがあります。それ以上だったら何かしらの支障が出てくるのだとか。

真夏の冷房に関しても、近年研究結果が出ましたね。28℃設定だと人間の脳は上手く働かない、というもの。環境に優しく、を取るか人間に優しく、を取るか。なんとも難しいものです。どんなに環境に配慮すると言っても、人間がまず初めにくる。多少の不便はあるけれど、というレベルになったとき、環境が優先されるのだと私は思っています。

年々地球温暖化は進んでいて、対策をしても微々たる変化で、環境問題を解決すべきと掲げる国もどこかで環境破壊をしている。これだけ経済活動が盛んになってしまった時代、経済よりも利益を取る人間は少ない。

環境を優先して活動している人はもちろんいる。その人たちの努力が報われて、社会全体が彼らに続いて、何を優先すべきかが変わっていく時代になってほしいな、と思います。お金のために地球は壊れてもいいのだろうか、という基準を持って。次世代に生きるのに相応しい地球を渡せるように。

しかしながら、環境問題は難しい問題。はいこれを止めました、翌年は改善されました、解決。にはならないのですから。数百年かけて壊していったものが数年で元通りになるわけでもない。自分たちの努力の結果を、自分たちは目にすることなく人生を終えるのでしょう。

自分たちの努力が間違っている可能性だってある。無意味だった、単に”この説は意味をなさなかった”という意味だけになる可能性だってある。長い目で見なければならない研究は優先されずらい。

環境ってどうやったらよくなるのだろう、と考えたとき、真っ先に私が思うのは”戦争を止めること”な気もします。環境に良い戦争なんてありません。次に浮かぶのは経済を程々にすること、かなぁ。私は素人も素人だけどね。そんなことを考えます。

さて、今年の夏は「節電して環境に優しく!」は少々厳しいものがありますので、自分が生きられる程度に冷房かけて、他の面で改善をはかっていこうと思います。環境のためにできることを探す、なんとも面白い夏休みの研究です(笑)

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