見出し画像

発達障害+難病+etcがついに働く。仕事探しの体験談とコツについてのあれこれ

おひさしぶりです。φです。

実は私、ついに働いている状況にあります。副業的なライターとしては8カ月・某英語関係の企業のスタッフとしては今月で2カ月目かな?

これまでの仕事は、大体「あ、もう体動かない」で終わってきた私。精神的にも肉体的にも。

満期終了で無事に終えた仕事はひとつだけあったけれど、「仕事…やり切った…」という疲れ?により、3カ月の仕事後は3カ月ほどお休みが必要になったり。

「働いたらその分以上に医療費がかかる」
「働いた時間と同じくらい、もしくはそれ以上に休憩時間が必要」
「働いた方がコスパ悪いのでは?」

そんな私でした。「こんなに働くのが合わないって生物、存在する?」と自分でも笑っちゃうくらい(笑)

そうはいっても、やっぱり働きたい。その想いがある私は、とにかく何でも「できそう」なものを片っ端からやってみた

自分の能力的にできないもの(例:同時に何かをやるとか、耳からの情報だけで働くとか)を外した選択肢にある仕事をとにかくやってみる。

「できるの、私?」と思ってためらっても、「やってみないと分からないでしょ!」と自分を自分でプッシュした。結果的にできなくても「向かないんだな、よし次!」の精神

当たって砕けろ何でもやってみる価値はある。そんな言葉通りに動いたとも言える。

まぁ、無鉄砲極まりなく試したわけではないです。適性をある程度理解したうえで、選択肢は絞る。

絶対におすすめ!というものは特にないのだけれども。人によって選ぶ基準は違うし。

個人的に「これならやってみる価値はあるのでは?」と思うのはこちら。厚生労働省のサイト:職業情報提供サイトにある”適職を知る”という診断。

何が良いって、登録しなくていいところ!
登録って面倒だし、自分の情報を入力しないとだし。そこら辺のハードルを下げてくれるサイトです。

一応国が提供しているサイトだから、信頼度はそれなりにありますしね。まぁ…国をどれほど信頼しているかは人によって違うし、国が提供しているからといって「完全に信用できる」と言えるわけでもないのだけれども。

自分の趣味や価値観を知って、「この作業はできないな」と思うものをたくさん見つける。消去法で選んだ方が、案外仕事探しは楽だったりします

「うわこれ無理!」って仕事を見つけて、「なぜ無理なのか?」を問う。それによって見つかってくる自分の価値観とかもあります。
「うわこれ無理」のままにしないこと、これが大事。

私は”人は好きだけれど、人と直接かかわることがメインの仕事は体力的に難しい”、ということから”遠回しに人を助ける仕事”を選んだ。

”出社することは難しい”ということから、”完全在宅”に絞った。

”英語にかかわっていたい”という想いから、”少しでも英語にかかわる仕事”を選んだ。あと、英語の資格を取って、勉強もした。

絞って選んだ選択肢であっても、もちろんあっさりと上手くいく、ということでもありませんでした。数回やってみて「これ無理だー!」ってやめたものもある。

上手く行き始めたのは、とある方のお誘い。「ライターとしてインターンをしてみませんか?」と声をかけてくれた。

それをきっかけに、ライターとしていろいろ勉強した。本を読んで学んで、書いたものを添削してもらって、数をこなして。

ライターとしては働いて、「これなら私もできる!」という成功体験を得て。

そこで得た自信で、アルバイトを探して。結果は聴覚的・自分の能力的に難しいと分かった。そこで偶然その企業で募集がかかった”裏方スタッフ”の仕事に応募して、受かって、そして現在に至る。

完全在宅。
英語力が必要。
仕事時間は個人任せ。
コミュニケーションは必要最小限、かつ文字でのみ。

この条件の仕事は、どうやら私に合っていたようで。今のところ「あれ、体動かない」を経験せずに、なんとか仕事をやっています。

発達障害で、
聴覚情報処理障害で、
薬も治療法もない難病で、
奥行き知覚がほぼない視覚で、
甲状腺機能低下症に近い体質で、
色覚がアウトよりのぎりぎりセーフで、
年中発達障害と難病による自律神経失調症で、

それでも、自分ができることを見つければ働くことができる。フルタイムじゃないけど、働くことはできる。

私は大体3カ月以上は働いたことがありませんでした。働けませんでした。

私はかれこれ10年くらい付き合いのある担当医からは「働けなくても当然だよ、生きてるだけで大変なんだから」と言われるくらい、働く力がありませんでした。

そんな私でも、働けています。

病気や障がい、いろんな困難があって、働けていない人。働きたいけど、働けない人。働くことが怖い人。

自分を知って、自分を心身ともにケアして、自分を大切にしてください。そうしたら、自然と”働くこと”のハードルが高いものじゃなくなっていきます。

そこそこだっていいじゃないですか。フルタイムで働けなくったって、正社員じゃなくったって、良い成績とかを残せなくったっていいじゃないですか。

きっと自分が”無理せずできる”ことがあります、場所があります。

就労移行を2か所、合計1年半くらい通いましたが、結局就職先を見つけることができなかったような私でも、働けているんです。

心配しないで。焦らないで。自分を卑下したり、隠したりしないで。

さて、今日のところはこのくらいにします。noteの文字数が2000字超えるとは思ってませんでした(笑)

みなさまの幸せと、健康を祈っています。それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?