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建設技研、堅調な受注続く

建設技術研空所<9621>は
建設コンサルタントの老舗・大手です


主に国や地方公共団体の発注を受け
交通・都市施設
(道路、鉄道、空港、港湾)
生活環境施設
(上下水道・公園)
国土保全施設
(河川、ダム、砂防施設、海岸保全施設)
などの建設において
企画・計画・調査・設計を支援しています

海外は
株式会社建設技研インターナショナルが
インフラ整備のコンサルタントに
Waterman Group Plcが
英国、アイルランド、オーストラリアを拠点として
インフラ整備のコンサルタント業務に従事しています


【前期まで増収増益続く】
2021年12月期における
事業別売上構成は
流域・国土(国土保全・生活環境施設):25%
交通・都市(道路、鉄道、空港、港湾):26%
環境・社会(環境保全、防災・ダムなどの情報システム):16%
海外:26%
となっています

国内の河川の防災・環境保全などの整備における
コンサルタントの受注実績はトップです

国が
防災・現在対策の強化
インフラ老朽化対策に注力していることから
堅調な業績が続いています

売上高は
2017年12月期:493億円
18年12月期:584億円
19年12月期:626億円
20年12月期:652億円
21年12月期:744億円
経常利益は
17年12月期:25億円
18年12月期:31億7千万円
19年12月期:44億円
20年12月期:52億2千万円
21年12月期:71億2千万円
と増収増益を続けています


【四半期受注は堅調】
直近の四半期である
2022年12月期
第2四半期(4~6月)の業績は
売上高:前年比19%減の183億円
経常利益:同34%減の20億7千万円
と減収減益となっていますが

防災・減災、国土強靭化のための5カ年加速化対策
(2025年度まで)により
堅調な受注が続いています

同期間の受注は
前年比3%増281億円と
増加傾向を続けています
第1四半期の受注高:246億円(前年比19%増)や
22年3月期の売上高:744億円(前年比14増)と比較しても
高水準であるといえます


【会社予想は減益だが】
会社側では
通期業績については
売上高:前年比5%増の780億円
経常利益:同9%減の65億円
と予想していますが

下期(7~12月)が
売上高:前年比8%減の362億円
経常利益:同74%減の9億円
となれば、会社予想を達成できます

第2四半期末の受注残高は
前年比10%増の922億円
と高水準で
今後の受注は堅調な状況が続くとみられることから
通期業績は
会社予想に対し上振れ余地がある
と考えています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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