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DMでの無差別テロ営業の話

こんばんは。フィズです。
あ、正式名はPhizfifteen (フィズフィフティーン)なんですが、これは単に今までのPHIZ表記だと被ってる名前の人が多すぎたから狐火さんへの楽曲提供の際に思い切ってエゴサやすいように造語で改名しただけなんで、呼び方は略してフィズくんでよいです👌ちなみにFizz表記のフィズくんも仲良しだからお互いにフィズくんって呼びあっててちょっとおもろいです。笑️

はい。さっそくタイトルと全く関係ない話をしてしまいましたね!では今回の本題に入りたいと思います。

DMでのいわゆる「よかったら僕の曲を聴いてください」な営業、届いたことある人は数多くいると思います。僕も何回きたかわからないレベルで「新曲が完成したのでよかったら聴いてください」といった営業DMが来たことがあります。おそらくコピペでとにかく数打ち当たればいいみたいな営業ですね。

これについて書こうと思ったのは、別に僕自身いちいちそれに対して毎回怒ってるとかじゃなくて、はっきり言ってしまうと最悪の営業方法だから今後の活動において頑張っていきたいって思ってる人にやってほしくないからです。何が最悪かってコピペであるが故にリスナーとアーティストの区別もついてない上に、過去のやり取りを全く確認せずに送っているから流れがおかしくても全く気づいてないからです。

僕はチャンネル登録お願いしますって言われたらするし、曲聴いてくださいって言われたら聴くタイプです。それは自身が始めた頃にまず曲を聴いてもらうってこと自体にすごい苦労したから少しでも力になれたらって思ってるからです。でもDMで「チャンネル登録お願いします」って言われて「登録しました!」というやり取りがあるのに、また「チャンネル登録お願いします」ってコピペが飛んできたことがあります。もうこうなったら会話が全く成立してませんよね?これはいけない。もはやこんなことになってきたらリスナーですら「え?」ってなりますよ。

これに対して「チャンネル登録はもうしてますよー!」って返信したらまさかの既読無視されました。これもいけない。僕にDMするからには僕という個人の人間を相手に会話してくれないと公式LINEのbotと会話してる気分になります。もっと僕を見て🥲

これは上に書いた通り、無差別に何も見ずにコピペで数を送ることにしか重きを置いてないから起こってしまうんです。しかもおそらくですが僕のようにしっかり全部のDMに返信するタイプの人もたくさんいるから送ってる側もわけわかんなくなって対応しきれなくなってるんだと思います...笑

もしかして"既読無視でもURLを送ったからワンチャン聴いてくれたり拡散してもらえたらそれで良い"とか思ってたりしませんか?もしこういう考えでやってるなら今すぐにやめたほうがいいです。友達のアンセルくんの歌詞に出てくる"角砂糖10個入れたコーヒーよりも甘い考え"の1億5000倍くらい甘い考えです。

自分がすんごい努力して作ったものだから多くの人に聴いてもらいたいって気持ちはわかります。痛いほどわかります。でもこれありえないくらいの手抜き営業な上に自分の信頼も恐ろしいレベルで失いかねないやり方なんですよ。

まず、逆の立場で考えてみてください。自分が楽曲をアップロードしたりリリースした時に全く反応くれない人かつ、普段特にリプとかも送り合ったりしない人が一方的に「自分の新曲を聴いてください!」って送ってきた時に、「もちろん!是非聴きたいです!」ってテンションになるでしょうか?

絶対ならないと思います。無条件で聴いてくれるのは仲良い友達、信頼関係があるアーティスト、自分の楽曲を普段から好いてくれてる人だけ。もちろんFFだからたまたま聴いてくれる人もいます。でもそういう人もやっぱりリプがきたら聴いてくれてありがとうって伝えることで応援し続けてくれるところもあるし、全て無差別にDMを送りまくることで得られるものではないです。リスナーもアーティストもみんな人だからひとりひとりが感情を持って生きてます。

僕はアーティスト活動もしてるけど、もちろん音楽が好きだからリスナーでもあります。だから好きなアーティストや、たまたま見つけてめちゃくちゃツボったアーティストは無条件で聴きまくります。でもそういう僕が大好きなアーティスト達も、僕を含めてたくさんの人が虜になってしまうほどに素晴らしい楽曲を作りまくる努力をしてきた結果があるから聴いてもらえるんです。楽曲が好きなのはもちろん、自分より凄まじい努力をしてるのを知ってるから僕はそこにも憧れていて、だから自分も同じくらい努力しなきゃって考えを常に持っているんですよね。

もちろん楽曲を完成させるまではたくさんの努力が必要なのは当たり前に知ってるから努力してないとは言わないけど、数送れば聴いてもらえるって考えは間違いでしかないです。パチンコだって数打ちゃいつか当たるけど、当たる額以上にお金突っ込んだら当たり前にマイナスになりますよね?これを信頼に置き換えて考えてみてください。仮に数打ちまくって何人か聴いてくれても、その代償として失う信頼のほうが多かったら元も子もないです。

売れてる人はレーベルやメディア媒体などの宣伝力も大きいかもしれませんが、そういったところが取り上げてくれるのは、メディアが宣伝するに値するレベルの楽曲を作ってるからです。レーベルがお金を払ってくれてるアーティストだとしても、レーベルがお金を払ってでも売り出したいくらい魅力のある楽曲を作れるからですよね。だから焦る気持ちや売れたい気持ち、たくさん聴いてもらいたい気持ちは自分にもあるからこそ痛いほどわかるけど、自分の曲を聴いてもらう為には聴いてほしい対象の人間への敬意を絶対に欠かしてはいけないってことです。

そんなわけで、240字だと「あれよくないよ」程度にしか書けなかった無差別DMコピペ宣伝がなんでよくないのかって理由を長々と自分なりに記事として書いてみました。まぁ僕も完璧な人間ではないから揉めてぶつかることもあればドン引きされることもありますし、楽曲提供での実績は積んでても自分名義でのリリースはまだスタートラインに立ったばかりなんで全て正解を書けてるとは思ってないし、参考程度に読んでもらえたら幸いです😌

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