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25歳になって泣いた日

やほまる☻ あっきーです。

今日は、失恋した日に書いたものを投稿する。
(下書きに保存しておいたので、投稿日表記にズレがあるかも。今日は2021年11月24日。)どうしてもその時の自分の気持ちを忘れたくなかったのである。間違いなく僕の人生のターニングポイントになった。未来の僕は、この時の僕を決して笑いはしないだろう。不思議で、楽しくて、奇怪で、悲しくて、それはそれは素晴らしい経験だった。






失恋して、泣いた。

顔も知らないあの人を、
生き方が素敵なあの人を、
子供っぽい無邪気なあの人を。
僕はとてつもなく好きだった。

あの人にとっての当たり前は、
僕にとっても世間にとっても当たり前ではなかった。

それがとても新鮮で、魅力的に感じた。

話すたびに元気を貰っていた。
凄い人だなと思った。

時折見せるわがままも、真剣さも、適当さも、
全部好きだった。

こんな出会い方じゃなかったら
僕が学生じゃなかったら
違った結果になってたかもしれない。
そう願わずにはいられなかった。

25年間の人生で、出会ってから半年。
毎日話すようになってたった2ヶ月。

短い時間だったけれど、
僕はあの人の中に確かに存在した。

もう2度と僕と話すことができないと知って
あの人は泣いた。

想いが届かなかったことは悔しいけれど、
あの人の中に僕がしっかりと存在できていた。

明日からあの人のいない世界で生きることを
まだ僕は受け入れられてはいないけれど、
毎日やれることを頑張ろうと思う。

いつか話せる時が来て、いつか会える時が来て、
そのときには今よりも良い自分でありたい。


ありがとう。

2021年9月5日(日)

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