あっきー☻

たまにふと「生きる」を考える。 自分の思考の整理がメイン。

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感情を育てる。

やほまる☻ あっきーです。 感情は突然やってくる。 そんな直感的なものだと思っている。 映画を観て、 ああ。彼は彼女を失ったから悲しいんだ。 それを見て僕も悲しいんだな…。 悲しいなぁ。 なんて手順は踏まない。 子供が道路で遊んでいて、 微笑ましいなと思うその感情も その情景が自然と抱かせてくれるものだ。 話を聞いて、 モノを見て、 気づけば感情は、既に僕の中に生まれているのである。 ここ最近で、 感情は育てるものだと思うようになった。 感情が僕の中に生まれ

    • 少し足りない

      やほまる☻ あっきーです。 先日27歳になって、季節は梅雨モードで、 けどたまに晴れて、それが嬉しくて、 そんな日に限って仕事が忙しくて、 怒られはしないけど「怒れる時代なら今怒られてるんだろうなぁ」と感じて、 せめて自分で罰を与えようなんて思ったりして、 いつも買うお昼のお菓子を無しにしたりして、 でも今日1日頑張ったからねって 晩酌のハイボールは多めに注いで、 「いやいや、今日の仕事の失敗分はピスタチオ減らさないと」なんて無理やり何かの帳尻を合わせて、 やっぱ

      • 答え合わせにはまだ早い。

        やほまる☻ あっきーです。 会社を出ると空が明るく、夕陽が映えている。 もう春である。 性懲りも無く、また春が来た。 久しぶりの投稿であるが、忘れてた訳じゃない。 人としての成長に取り憑かれていたあの日を、 焦燥感という言葉では収まらないとてつもなく大きな何かに追われていたあの日の自分を、 社会人として1年過ごした今の僕が読むことに意味があると思った。 結論、思ったより変化は無かった。 自分の人生に大きな変革を齎そうと足掻いていたつもりだったが、僕も世界も、僕の中ではあま

        • 格好悪く足掻いている君へ

          二〇二一年 十一月二十二日 拝啓  ある一つの本を読み終えたので、まずは君に手紙を書こうと思った。僕はいま、京都にいる。今の生活は僕にとって退屈であり、嫌気が差している。教授の機嫌は七色に変化し、息子さんが好きな「すみっこぐらし」のチョコエッグを賄賂になんとか機嫌を取ったりする。僕はよくできた人間であるから、教授にはぺこぺこするのも慣れているのだ。後輩はというと、それはそれは僕を頼りきりである。何度も言うが、僕はよくできた人間だからである。「秋山さんは怖い。」なんて噂が耳に入

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        感情を育てる。

          会いたい人に会う①「何をするか」

          やほまる☻ あっきーです。 最近は、何年も疎遠だった友人や先輩に勇気を出して連絡取ってみたりしている。 時間を作って貰い、実際に会って話をするのだ。 今日は、 高校のときに「アメリカに行きたい。」と純粋で強い意志を持って渡米した同級生と、6年ぶりに再会した時の話である。 一度は聞いたことがあるような言葉。 しかし、これが本投稿のテーマだ。 ・ ・ _______________________________________ 少しだけ彼女の説明を。 高校2年生の春

          会いたい人に会う①「何をするか」

          「べき論」で変わる。

          やほまる☻ あっきーです。 組織的に目標を達成するために ベストな手法・人員配置・進行度を掲げる。 それが「理想論」 理想はこうだけれども、ある理由で出来ない。 その場の環境や個々の能力、モチベーションを考えに組み込んで【ベストはこうだけどそうすることは出来ない。じゃあ今どうすべきか?】と問い続ける。 それが「べき論」 今日はそんな話である。 ・ ・ ・ 僕は昔より性格が良くなったと思う。 もう少し言うならば、 僕は前より人を見るようになったし、物事の流れを見るよ

          「べき論」で変わる。

          内定式はなぜ10月1日なのか

          やほまる☻ あっきーです。 今日は内定式に参加した。 いよいよ社会人まであと半年である。 さて、今日の疑問はタイトルにある通り 内定式はなぜ10月1日なのか ということである。 ①経団連の指針 ②学生に対する囲い込み ③学生の意識向上 調べた結果、大きく分けて3つ理由が考えられた。 ①経団連の指針日本経団連が公表している『採用選考に関する指針』で 『正式内定日は10月1日以降とする』と記されている。 これにより、〈内々定という口約束〉から〈内定という書面を介した契

          内定式はなぜ10月1日なのか

          まずは「浅く正しい博識」であれ

          やほまる☻ あっきーです。 僕には日課がある。 新聞は読まないが、ネット記事を読む。 本来なら新聞がいいのだが自身のスケジュールの都合で中々うまくいかない。 政治や経済のこともなんとか目を通すし、あまり興味のない芸能関係も一通り読む。 この習慣は大学1年生の頃からなので、もう6年目だ。 きっかけはあまり覚えていない。 でも、それまで属していたものと余りにも違う集団の大きさに身構えてのことだったと思う。 "大学という新たなライフステージで失敗は許されない。誰に対して

          まずは「浅く正しい博識」であれ

          働く意味を探す旅

          やほまる☻ あっきーです。 もう9月も終わる。早い。 この間まで 「学生最後の夏、数年ぶりに海でも行きたいな」 なんて思っていたものだ。 それがもう秋である。 中秋の名月が空に浮かび、鈴虫が鳴き、 金木犀の香りに誘われる。そんな秋である。 残る半年間はただひたすらに研究する日々。 学生最後の学会も終わったので、特になにかイベントがあるわけでもない。 タイムリミットが半年後に迫った『大学院の修了』に向けての目標はとうに固まっており、自分がいま目を向けるべきは社会人生活に

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          信じること

          やほまる☻ あっきーです。 今日は「信じるってなんだろう」って話。 これを16歳で言えるのは恐ろしい…。 Q.「信じる」ってどういうことだと思いますか? 「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、それがどういう意味なんだろうって考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて。」 「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』

          信じること

          生意気だけど。真剣である。

          やほまる☻ あっきーです。 3ヶ月ぶりに高校生向けの塾講師のバイトに向かった。 大学に合格したその日から働いているので、もうこの仕事を始めてから6年になる。 1つ自覚していることがある。 それは、僕はいわゆる『生意気なアルバイト』だってことである。 社員の会議の議事録は確認するし、校舎別の人件費や売り上げも見ている。勤務校舎に与えられた宣伝費用の範囲内でビラ配りなどの販促を指示するのも僕なのである。 生意気である。 でも生意気なりに精一杯取り組んできた。 アルバイ

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          研究者としての成長

          やほまる☻ あっきーです。 昨日、 学生生活で最後となる学会に出場した。 (未だに学会に対して「出場」という言葉を使うことに慣れない笑) 学会前はどんなに事前準備をしていても、あらゆる綻びが見つかる。 だから1週間ほとんど家には帰っていなかった。 寝不足で臨んだ本番は、 嬉しいことに人数制限がかかるほど大盛況だった。 研究者として、『他の化学者が自分の研究テーマに関心がある』ことほどやりがいを実感する場面はない。 自分は面白いことをしているんだ。 他の人には、予稿集

          研究者としての成長

          25歳になって泣いた日

          やほまる☻ あっきーです。 今日は、失恋した日に書いたものを投稿する。 (下書きに保存しておいたので、投稿日表記にズレがあるかも。今日は2021年11月24日。)どうしてもその時の自分の気持ちを忘れたくなかったのである。間違いなく僕の人生のターニングポイントになった。未来の僕は、この時の僕を決して笑いはしないだろう。不思議で、楽しくて、奇怪で、悲しくて、それはそれは素晴らしい経験だった。 ・ ・ ・ ・ 失恋して、泣いた。 顔も知らないあの人を、 生き方が素敵なあの人

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          こだわりとプライド

          やほまる☻ あっきーです。 最近、自分がなんのために頑張っているかわからなくなっていた。 モチベーションを保つために意識はしているし、目標を持って取り組んではいるが、どうしてもそんな時期は来てしまう。 人よりも頑張っていると思っていた。 そして、頑張らない周り人達が嫌いだった。 大学院のゴールである「修了」に向けて、実際に個々の頑張りは関係ないという現実がいつまで経っても受け入れられないでいる。 仕事になると、頑張りよりも結果が重視されると思っている。そんな世界だと思う

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          写真の話②『写真を撮るとは何か』

          やほまる☻ あっきーです。 何のために写真を撮るのだろうか。 __________ __________ __________ _________ 綺麗な景色を残しておきたい。 旅行で「そこに居たんだ」という記録が欲しい。 上手くできた料理を友達に見せよう。 もう一度この時の気持ちを体験したい。 __________ __________ __________ __________ 僕にとって写真は、 記憶であり、記録であり、歴史であり、経験である。 時間を経てふ

          写真の話②『写真を撮るとは何か』

          写真の話①『現像』

          やほまる☻ あっきーです。 今日から少し写真の話をする。 高校時代は写真部の部長をやってたほどだから 少しは興味があるのだ。ぜひお付き合いを☻ 「写真データを現像したい」 と言われて「は?」となる人は正しい。 日常のSNSやインターネット検索などで簡単にお目にかかる「写真データを現像する」であるが、おそらくこれはフィルム写真時代が生み出した誤った言葉である。 フィルムカメラの仕組みは知っているだろうか。 真っ黒な新品フィルムを本体にセットしてシャッターを切り、光が当

          写真の話①『現像』