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今日、生きてる。それがいちばん大事。

最近は、親子、ご家族の撮影をすることが多い。

その人たちの撮影をしてて、
親子・家族って素敵だなって改めて思った。

母に会いたいな。とも思った。




僕の母は、僕が生まれてすぐ離婚。

姉と僕の2人をどうやって食べさせていくか
今までは裕福な方だったけど、一気にどん底。
母は昼と夜の1日中働いて、
姉と僕は保育園と2つの託児所に行き
1日中預けられる形になった。

母子家庭は、市によって助けてもらえる制度があることも知らずに働き続けた母。

あるとき、働きすぎた体にガタがきたのか、
帰宅中に居眠り運転をしてしまい、
肝臓が破裂するほどの大きな交通事故。

死ぬか植物状態。医師にはそう言われた。
だけど、母は今元気に過ごしている。
頭に障害が残ったものの、運動もできるし、
今では僕が勤める会社の社長をしている。

僕の今があるのは、紛れもなく母のおかげ。
命の大切さを知り、"今日生きてる"その大切さを知った。

人は、いつ死ぬかわからない。
そんなことを小学生ながら、しっかり心に受け止めた。

余談になるが、小学生の最後の参観日。
親に育ててくれた感謝の言葉を伝える日。
友達の親は皆来てるのに、自分の母だけ来ていない。
何かあったんじゃないかってめちゃくちゃ焦った。
そして、髪の毛をボサボサにして到着した母。
寝坊した🤣と笑う母に、安堵の涙が出そうになったが、グッと堪えた。

そんな経験があった。

そして、僕が大切にしてる言葉。

ガンジーの

"明日死ぬかのようにして生き、永遠に生きるかのようにして学べ"

中学生のときに出会ったこの言葉は
今でも僕の生きるうえで大切なことで、
決断する際に問いかけることとなっている。

誰かが明日死んで、誰かが後悔しないためにも、

僕は誰かにとって大切な人の写真を撮っていたい。

それが僕の使命だと思う。

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