好きを仕事に!大学生活とカメラマンとの両立で、理想の未来へ歩む|フォトクリエイト:インタビュー
フォトクリエイトで、スポーツ写真の撮影を行っている板原豪士さん。
板原さんは現役大学生でありながらフリーランスカメラマンとして活躍されています。
学業とカメラマンの両立についてや、今後のビジョンまでお話を聞かせていただきました。
スポーツが好き×写真が好き
――カメラマンになろうと思ったきっかけを教えてください。
オリンピックやワールドカップなどの大きな大会があると、テレビやSNSで情報が入ってくるじゃないですか。そのときに、結果がどうだったかよりも、どんな写真が使われているかばかりが気になっていたんです。
だからスポーツ観戦をしていても、プレーを見るよりもカメラマンがどのような場所から写真を撮っているのかばかりに目が行くタイプで(笑)。
スポーツ写真を撮れるカメラマンってかっこいいなぁ。
そう思うようになり、自然と自分の目指す道となっていました。
――板原さんはスポーツをされるんですか?
ずっと空手をやっていました。
空手をやっていたときに、大会に写真撮影に来ていたカメラマンがいたのを覚えています。
今になってわかったのですが、あのときに撮影をしてくれていたのはフォトクリエイトのカメラマンでした。何か不思議な縁を感じますよね。
空手の大会の写真は、家族共有の思い出になっているので、写真を撮ってもらえてよかったなと思っています。
カメラマンになるためのはじめの一歩
――カメラマンになるためにどのようなことから始めたのですか?
まずは機材をそろえる資金の準備からだなと思い、大学の勉強の合間にアルバイトをしました。家電量販店のカメラ売り場を担当し、知識を身につけながら資金を確保していきました。
カメラ・レンズ・バッテリー・メモリーカードと、カメラマンとして活動するにはある程度の機材が必要になります。そのすべてが揃うまでアルバイトをしました。
今後、フォトクリエイトでは機材の貸与を始めるらしいので、自分のように学生で機材をまだ持っていない人でも、気軽に始められるようになりそうで羨ましいです(笑)
――カメラマンになるためにカメラ売り場でのアルバイトとは、一石二鳥ですね。
そうですね(笑)
でも販売業なので自分からお客様へ声をかけていかなければならないのですが、それが苦手でして…慣れるまでは大変でした。
今振り返ると、この経験がカメラマンとしてお客様に声をかける場面に活きているなと感じます。
フォトクリエイトでついにスポーツカメラマンに
――アルバイトをして機材が集まったあと、どのようにしてカメラマンになったのですか?
インターネットで「カメラマン 募集」と検索をして見つけたのが、フォトクリエイトでした。
数社あったのですが、応募条件で年齢が20歳以上となっている企業もあったんです。フォトクリエイトは18歳から応募可能でしたし、自分がやりたかったスポーツ写真も撮影していたのが決め手でした。
――フォトクリエイトではスポーツ写真のみを撮られているんですか?
主にスポーツ写真を撮らせてもらっていますが、保育園・幼稚園フォトを撮っていたときもあります。
フォトクリエイトでは、吹奏楽やマーチングバンドなどの音楽系・バレエやヒップホップなどのダンスや舞台写真・チアや新体操など、さまざまなジャンルの撮影ができるので、カメラマンになりたい人は自分の興味のある分野の撮影にチャレンジできます。
大学生とカメラマンを両立しながらキャリアを積む
――大学生活とカメラマンの両立は大変ですよね。
フォトクリエイトでは、授業の無い日や土日・夏休みなどの長期休暇にまとめて撮影の仕事を受けています。
事前に撮影可能日を登録するシステムなので、自分の予定が空いている日に仕事を受けることができるので助かっています。
テストの前はカメラマンの仕事は入れないように、冬休みになったらガッツリとカメラマン活動をする、などと調整できていますね。
――スポーツジャンルの撮影では、どのようなことをされていますか?
「グラフィックブック」の制作を中心に撮影しています。
グラフィックブックでいちばん重要なのは「エモいシーンへの嗅覚」。
スポーツの試合やプレーの中で、心がうごく瞬間を写真に残していきたいんですよね。
一生懸命、部活に取り組む高校生や中学生の姿を、かっこいいブックとして残していくことにやりがいを感じています。
――グラフィックブック以外ではどのような撮影がありますか?
「声掛けスナップ」の撮影も行っています。
東京マラソンなどの大会で、ゴール直後のランナーにお声がけしてスナップ写真を撮る仕事です。42kmを走り切った達成感や、自己ベストを更新した喜びなど、一人ひとりの感動のゴールを形に残します。
――接客のアルバイト経験が活きている撮影とは、このことですね。
ランナーズハイでテンションが高くなっている方に、「お疲れ様です!写真撮っています!」と大きな声で話しかけていきます。
達成感を感じられる最高の笑顔を向けてもらえるので、こちらまで元気になります。アルバイトをしていて良かったなと、心底思いますね。
5年後、10年後と月日が経ったときに、当時の雰囲気や自分の気持を思い出してもらえたら嬉しいです。
デジタルコンテンツの事業に関わる人になりたい
――大学卒業後はどのような道に進みたいとお考えですか?
今、大学では情報系の学びを深めています。
写真・映像など何かしら記録に残るコンテンツづくりに関われたらなと思っています。本業と副業という形でも、フリーランスのみでも、今はいろいろな働き方があるので、自分が望む働き方ができたらいいですよね。
――学ぶ、働く、どちらも経験できているのは財産ですね。
学生がカメラマンになる不安もありましたが、フォトクリエイトでならサポートも整っていますし、スケジュール調整もやりやすいので両立は可能です。
会社の方が優しい方ばかりで、撮影現場にディレクターの方が来られたときなど気軽に話しかけてもらえるんです。
また、社内でマラソン好きな方が多いので、自分が撮影していると社員の方が走っているなんてことも。
和気あいあいとカメラマン活動をさせてもらえる環境なので、もしやってみたいと思っている方がいたらぜひチャレンジしていただきたいです。