『ソラニン』 浅野いにお
数年前のメモを整理していたら浅野いにおの『ソラニン』と『零落』を読もう、と書いてあった。両作品には11年の間があるが、『零落』が『ソラニン』新装版と2017年に同時刊行されたので、そのニュースをメモしていたのだと思う。
浅野いにおの初期作品を読んだ時、知人に一押しと公言した記憶があり、その懐かしさもてつだって今回『ソラニン』を読んでみた。とても上質なマンガだった。初期作品で感じた鮮烈さが再びきた!とまでいかなかったのは、自分の感受性が変わってしまったせいかもしれないけど、1冊