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健康関連業界はチャンスじゃないか?

どうも、前兼久(まえがねく)@physio_sです。

今日は健康事業関連業界はチャンスなのでは?という記事です。
前回の記事ではマイクロフィットネスジムとパーソナルトレーニングジムについて書きましたのでよろしければ合わせてお読みください。

今回は少し視点を変えて、健康関連業界は本当はチャンスじゃないか?という話です。

ざっくりまとめると
①自粛生活で健康への意識が高まっている
②合併症など持病の管理について真剣に考え始めている
③上記の理由により、これまで無関心層だった人たちが見込み客へと移行している(という仮説)

凄いシンプルなカスタマージャーニーですが、この視点を深掘りするだけで健康関連業界は大きなチャンスが待ち構えていると考えています。

自粛生活で求めたれた健康=ウェルネス

自粛により新型コロナ感染拡大を抑え込む作戦に入り、私たちは家ですごく時間が多くなりました。海外でも同じ動きがありましたが、このタイミングで家で運動をする人が増えてきました。

Instagramでも、Twitterでも、Facebookでも運動している動画が流れてきます。そして、明らかに運動習慣が無かった方々も運動してバテています。

これって凄いことなんですよ。

運動することに興味がない人に運動してもらうことほど難しいことはありません。
運動するキッカケや動機はウェルネスマーケティングにとっては欠かすことができないポイントなのですが、これと顧客を結びつける方法を模索して同線を作るのですが、それほど容易ではありません。

これは行動変容と言いますが、この行動変容が起きるタイミングは人それぞれなのですが、そのタイミングを私たちから作り出すことは難しいのです。

健康行動の動機は人それぞれです。
モテたい。
綺麗になりたい。
筋肉つけると自信が付く。
ダイエットするぞ
いや、モテたい。

深掘りすると、健康行動の動機が発生したキッカケが違うことが分かります。
モテたい。→付き合った経験がまだない。→自尊心
綺麗になりたい。→好きな人を振り向かせたい。→自尊心
筋肉を付けると自信が付く。→身体が細くモヤシと言われた。→自尊心
ダイエットしたい。→メタボにより保険に加入できないと言われた…。→危機感
いや、モテたい。→好きな人に振り向いて欲しい。→自尊心

どんだけモテたいの?っと言ってしまいそうですが自尊心の獲得や回復がその根底にあるのです。

健康行動の動機に関しては多岐に渡るのですが、今日は自尊心に加えて出てきた危機感に関して注目して欲しいと思います。

危機感は今回の自粛期間で多くの報道があり、合併症の有無で生死に関わるのでは?という不安が広がりました。それに伴い、これは効果があるよっと詐欺まがいの商品すら出始めました。トイレットペーパーやマスク不足もその不安や危機感による健康行動の一つと考えられます。

「これまでの健康状態は、これからの時代にとってはリスクなのでは?」っと不安に思う。自分が健康になるには?っと情報を探す。行動できそうな情報がある。その通りにやってみる。

カンが良い方なら気が付いたと思います。そうです。その情報=コンテンツを作り届けるのです。

健康関連事業はこれからの時代欠かすことができない産業の一つになります。これまで以上のニーズに向き合うことになるでしょう。
混乱が続く最中でも今できる努力をしている企業は爆発的に生き残る可能性があります。

既存顧客層が抱えている不満を満たすことができるのか?不安を解消することができるのか?自社の強みからコンテンツを生み出すことで多くの成長の芽が出始めることが考えられます。

自社の強みはなんですが?その強みはそのまま活かせますか?強みを進化させた方がいいですか?次の時代も見据えて行動をどんどんしていきましょう。



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