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【無料記事】HAMTライブラリの中で読んで欲しい2つの記事〜在宅鍼灸ならでは〜

200記事ちかいコンテンツが読み放題です📚

ども、HAMTライブラリ編集部のてっちゃんです!

今現在、200近くある膨大なコンテンツとなった『HAMT〜在宅鍼灸師のためのライブラリ〜』ですが、「何から読んで良いのか分からない」という方のためにオススメ記事を紹介していきたいと思います👊

今回考えた条件はこちら⬇

HAMTの主なターゲット層が「在宅医療に携わる1-3年目までの鍼灸師」であることから、記事も基本的には在宅現場で必要となる知識・技術を中心にお伝えしています。

ただ、実際のところ在宅現場だけでしか使えないかと言われると決してそんなこともなく、治療院や病院などの現場でも活かせる内容ばかりです。

今回オススメするのは、他の現場ではあまり必要としないけど、在宅現場だからこそ必要となるような記事をご紹介します。

オススメ①鍼灸師が知っておきたい、家族志向のケア〜鍼灸師は家族にどこまで関われるか?〜 byてつライター

まず1つめはなんと言ってもこれですね。

てつさんの記事はいつも読みやすくキレイにまとめていて、個人的にはブログとしてお手本となるような内容ばかりです。

てつさんの記事が圧倒的に優れているポイントは大きく3つあり、

①伝えたい情報が明確である
②ストーリー形式である
③圧倒的読み手視点である

記事を読んだ事がある方であれば感じていると思いますが、上記の優れたポイントがあることで、てつさんのブログの特徴は何度も読み返さずに、最初から最後までスッと読み切ることが出来ます。

このスキルは臨床能力だけでなく対話能力がある程度ないと出来ないので、若手鍼灸師の方はてつさんの記事を勉強して実際に自分でもブログを書いてみてください。めちゃくちゃ上手に書けるようになりますよ。

そんな凄腕鍼灸師のてつさんですが、中でも「在宅鍼灸ならでは」として特にオススメする記事はこちらの記事👇

”家族志向”と聞くとピンとこないかもしれないですが、記事の中でも説明のある通り、

「家族志向のケア=家族という枠組みでケアすること」

だそうです。

家族もひっくるめてケアすることって治療院で勤務している鍼灸師ではほぼないので、「これから在宅分野で働いてみたい」と考えている鍼灸師にとっては不安材料の一つだと考えている人もいると思います。

本記事では理論を知るだけでなく”具体的にどうやってアプローチすれば良いのか”まで学ぶことが出来る内容になっているので、読んだらあとはそのまま実践するのみです!

また、家族ケアのアプローチを5段階のレベルに分けて解説してくれるので、今現状の臨床スキルに合わせて実践することが出来るようになっています。

この段階別アプローチは学習システムとして非常に優れていると思っていて、大手予備校である四谷学院のキャッチコピーでも「能力別55段階式学習システム」と謳っているように、”鍼灸師としてのスキルが今どの程度あって、課題が何なのか”を明確であることで上達速度も格段に上げることが可能となります。

ボク自身はこの記事を読むまで感覚的に実践していたのですが、スキルを整理出来ていなかった分、「なんとなく上手くいった/いかなかった」という結論で片付けていた気がします。。

今回の5段階でいうところの、レベル3と言われている「感情面への対応」を無意識的にやる中で、家族への関わりが上手くいかないことも多く良く悩んでいました。

医療的コミュニケーションは技術的側面も非常に重要で、てつさんが具体的に提示してくれた
「◯さんはどう思いますか?◯さんがいて助かったことはありませんか?」
という声かけを当時していれば、家族とのコミュニケーションももっと上手く引き出せたかもしれないと少し後悔しています。

レベル4-5のスキルは、正直実践したことがなかったので、これからレベルをアップするためにもチャレンジします。皆さんもぜひご覧になって一緒にチャレンジしてみましょう✊

プライマリ・ケアに関心のある鍼灸師はフォロー必須です⬇

12/14:緩和ケアセミナー

オススメ②在宅におけるリスク管理〜訪問先での頼み事について〜 by山ちゃんライター

続いて「在宅鍼灸ならでは」と言ったら外せないは山ちゃんの記事です。

治療院では絶対にないけど訪問だとよくあること、それは「ちょっとした頼まれ事」なんじゃないでしょうか。

在宅現場で働く鍼灸師であれば必ず一度は経験します。

今回ボクがこの記事を推薦する理由の一つとして、、

ボク自身がしっかりと考えた上で対応出来ていなかったので、「皆さんにもしっかりと考えて対応してもらいたい」のと自戒の念を込めて紹介させて頂きます。

皆さんだったらどう考えるのか、事例を元に想像してみてください。

ある日の訪問にて、患者さんからこんな相談を持ちかけられます。

「先生にお願いがあるんだけど、プロテインを作るための牛乳が切れてしまったから後で買ってきてもらえないかしら。出来れば低脂肪乳が良いわ。」

あなたは次の訪問までは時間も空いていて買いに行くことは可能な状況です。

正直、、ボクだったら「あ、良いですよー。」と言って何も考えずに買いに行ってしまいます。というか実際にこれまでも普通にこんなノリで対応していました。ボクと同じような対応をする方も読者の中にもいるんじゃないでしょうか。

では、この対応をしたことで今後起こりうるリスクが何か思い浮かびますか?
この視点を持っているかが在宅鍼灸師にとってはめちゃくちゃ重要です。

だって、在宅の現場は一人じゃないのだから。

「私は個人で訪問やるから関係ないですよ。」
こう思う方も少なからずいるかもしれませんよね。

では、先程のシチュエーションの続きがこんな展開になったらどうでしょう。

1週間後、訪問看護ステーションから看護師が訪問した際に同様のお願いをされるも患者さんは断られてしまいます。
怒った患者さんは、

「鍼灸師の白石先生はお願いすれば牛乳を買ってきてくれたのに何であなたは買ってきてくれないんだ!筋肉が大きくできないじゃないか!」

この出来事をキッカケに訪問看護は打ち切られることになってしまいました。

この展開を読んで「あなたの対応は関係ない」と思いましたか?
在宅の現場は仮に鍼灸師があなた一人であったとしても殆どの場合、他職種が何かしらの形で関わっています。

「在宅医療はチームアプローチである」ということを認識すること、そして「対応方法に関しても全体での共有は欠かせない」と理解しておきましょう。

実際ボク自身、軽いノリでこういった対応を受けてしまうことで過去にトラブルになってしまったケースがありました。
在宅鍼灸師としての役割を明確にし、チームの一員であるという意識を持たないといけませんね。

上記の内容はあくまで一例ですが、本記事ではさらに深掘って詳しく解説してくれています。

山ちゃんのtwitterをフォローすることで、在宅鍼灸師に必要なリスク管理の知識やキャリアデザインを学ぶが出来るのでぜひフォローしよう!

終わりに

前回からスタートした記事紹介シリーズを通して、HAMTコンテンツの面白さを再発見してもらえたら何より嬉しいです!

ぜひ今回紹介した2つの記事を読んだ感想をtwitterなどでコメントもらえたら嬉しいです☆

また、「こんなテーマで次回記事を紹介して欲しい」というものがあればコメントしてもらえれば嬉しいです。

その際、#HAMT とつけてもらえれば必ずチェックします👊

こちらではアンケートも募集しております⬇


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