Twitterから写した詩6 【詩】

女は笑顔で神を殺す
虚無の悲鳴が空から降ってくる 羨ましいか ここは逆さの螺旋階段を登った先の深海の小部屋
偶然拾ってしまった大切な宝物の人形みたいに 彼は私をトランクに詰めて連れて行く 本当は捨てたほうがよいのに 彼も私
怖がらないで 心に浮かんだ言葉を 信じ難くても おかしく感じても 素直になって話したい人へ話してみて 通じるんだ 恐るべきことに
右胸に耳を押し当て 指を曲げないようにしながら掌を左胸に添える 逆さまの海に落ちる
空の果てで大事な人に本を渡し終えた人たちが雲の端から人魚の暮らすきれいな海に落っこちていく
優しくて可愛かった彼の亡骸をあの時交わった代々木八幡宮の本殿の裏にこっそり埋めました
麒麟の前で西洋人形を抱いて青空を見ながら座ってる 私の着けてた青い花の髪飾りをその子の首元に着けてやる
今日もあなたが死ぬ時の夢を見て嬉しい 青い光に包まれて迷ったらわたしの手を探して
目を見ないで 心臓が壊れるから二人で空に行こう

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