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アダムスミスの世界② |国富論| 教育について


WN Ⅱ, the Glasgow Edition 

 『国富論』の第5編第1章「少年教育施設の経費について」(BOOK Ⅴ Of the Revenue of the Sovereign or Commonwealth, Chapter Ⅰ, Article Ⅱ Of the Expence of the Institution for the Education of Youth)[**expenceは現在とはスペリングが異なる(念のため)]という章を読んでみます。

 正直にいうと、この章は経済学部でもあまり読まれることのない章ですが、アダムスミスの肉声が聞こえてくるかのような筆致で書かれています。なので、今回の記事は引用に徹しようと思います。


⚠️原文は上の写真の「グラスゴー版」、日本語訳は、大内兵衛(訳)『国富論』(岩波文庫旧版)を使用します。
 また、スマホで読むための読みやすさを考慮して、適宜改行します。

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4,222字

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