見出し画像

【USA青春日記】Daytona Beach 記憶

#USA青春記憶  は、ふと断片的に思い出す、USAに住んでた頃の記憶を記した短雑記です。

今日は、フロリダ州のデイトナビーチでの記憶の断片。

日本ではあまり馴染みが無いと思いますが、デイトナビーチはアメリカでは結構有名なビーチです。マイアミビーチは聞いたことがあると思います。それよりは、若者向けなビーチになります。(今はわかんないのでだったとしておきます。)

住処をシカゴにしていた私は、たまに行くフロリダが大好きでした。車に乗ってフロリダの端まで長ロングドライブを何度もしたものでした。

行き先は、キーウエストですが、シカゴから一気にそこまで行く事は無く、色々なところに寄り道しながら行く旅です。毎度フロリダ州に入ってからは、デイトナ、マイアミと寄り道します。

デイトナビーチの中心部(最も栄えている海岸)では、多くの男女で和気あいあい。トップレスで日焼けしている美女たちを初めてみたのもこのビーチだ。みんなそれぞれ自慢の車で海岸をゆっくりローリングしてご機嫌な模様。

私も愛車のBuickのステーションワゴンで海岸を周る。90s中盤、ヒップホップ全盛期、バンドロックもまだまだ元気な時代。このアメリカの東側でそれなりのオシャレとカルチャーの先端を行くこの街。

そこには無いビートで驚かしてやるぜ!

おもむろに私はカーステレオから流していたICE CUBEの新しいCDアルバムを止め、カセットテープを取り出した。This Shit is come from Japan. 愛車Buickのスーパーウーハーボックスが唸る。

私がオバさんになっても泳ぎに連れてくの?派手な水着はとても無理よ 若い子には負けるわ♪ 私がオバさんになっても本当に変わらない? とても心配だわ あなたが若い子が好きだから~♪

海岸沿いスーパーモデルの撮影現場の横をボリューム全開でローリング。スーパーウーハーのベース振動と共に、森高千里の声は奏でられたのであった。

皆が振り返って 意味が分からない顔つきをしている。

この街には、1週間STAYする予定。今日はこのくらいにしておこう。

デイトナビーチの端の方にあるホリデーインに向け、ビートに身を任せ車を走らせる私であった。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?