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誤嚥性肺炎予防&歌にも効果絶大!どこでも誰でも出来るパタカラ練習をやろう!

誤嚥性肺炎という病名を聞いたことがありますか?
最近、高齢化社会に伴い、様々な場所で耳にするようになってきました。
書店には、関連書籍もたくさん並んでいます。

僕は医者では無いので、お伝えする内容に間違いがあってはいけませんから、こちらのサイトから文章をお借りしました。
一般社団法人 日本呼吸器学会

【誤嚥性肺炎】
物を飲み込む働きを嚥下機能、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥と言います。
誤嚥性肺炎は、嚥下機能障害のため唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引することにより発症します。
嚥下機能の低下した高齢者、脳梗塞後遺症やパーキンソン病などの神経疾患や寝たきりの患者に多く発生します。

嚥下機能というのは、【口腔の動き】と【咽頭の動き】(その他食道の動き)があって、
【口腔】
・舌によって食べ物をすり潰し、塊にする
・後方(喉側)へ送り込む

【咽頭】
・鼻腔、気道を閉鎖する
・口腔を遮断する
などの役割を果たしています。
参考サイト:日本気管食道科学会

嚥下機能が低下するというのは、この逆なので、
・舌が硬く動きづらくなることで食べ物をまとめることが出来ない
・後方へ送り出せない
・(舌が硬くなることで)唾液の分泌が少なくなる
・気道が閉鎖が弱くなる

という症状が出るということです。

説明が長くなりましたが、今日チャレンジするパタカラという発声練習は、
パ→口をしっかり閉じる練習
タ→舌の動きを強くする
カ→気道をしっかり塞ぐ
ラ→舌を柔らかくする

という効果があります。

では、実際に僕と一緒にやってみましょう!
やり方はわかりやすく動画にしましたので、以下をご覧くださいね。

パタカラは、歌にも大変良い練習です。
パ(p)は破裂音で、息の圧が上がりますので、力強い声、瞬発力のある声を出せるようになります。
タ(t)は舌を叩きつける動きですから、舌の筋肉を強くし、はっきりした発音が出来るようになります。
カ(k)は喉を閉め摩擦を起こします。やりすぎるといがらっぽくなりますから注意が必要ですが、演歌や英語の歌では絶対に必要な子音です。
ラ(l)は舌を柔らかくし、歌詞を滑らかに繋ぎ、耳に運ぶことが出来るでしょう。

簡単で、お金も一銭もかからないのに(笑)、こんなに効果絶大なんです!
寝起きにパタカラ、寝る前にパタカラ、自宅でパタカラ、職場でパタカラ。
ぜひ色々なシーンで試してみてくださいね。

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