④私は私自身に無理をさせず、のびのびと私自身を生かしたい。そう思います。

昔より、友達付き合いが悪くなりました。呼ばれても無理やり行こうとしなくなりました。

昨年の2月、ちょうど1年前くらいに地元で仲良しのグループのおうちでご飯を食べようとなりました。でもその日、気分が悪く家で動けなくなっていました。大学生の私だったら、這ってでも出かけたでしょう。「フットワークが軽いこと」「這ってでも行く」それがポリシーだったのです。でも、行きませんでした。

「這ってでも行く」ポリシーを持った当時の自分は、自分に自信がなかったのです。自分に自信がないということは、「誰からも好かれていないのではないか?」と疑心暗鬼になることをさします。いつも一緒にいるメンバーでも、「本当は私のことをブスだと思っていて、嫌いだと思っているのではないか」と思っていました。思い込みが激しいというのもあるかもしれませんが、誰かから愛されることが怖かったんだと思います。一度、断るともう一生誘われないんじゃないかと思ってしまっていたのです。

その日は、「ごめん、ちょっと気分が悪くて無理そう」と伝えました。結構、決死の覚悟です。「完璧が正義」人間にとっては、たったの一度の誘いを断ることすら自分を許していなかったのですから。

でも、友人関係が特に壊れることはありませんでした。「ああ、自分のことを優先して、選択してもいいのか」とはじめて気づきました。それから、少しだけ楽になりました。

最近、意思に反して入れられたグループLINEの通知が途切れません。気づくと100件ほど溜まっていて、100件以上溜まると一括で既読をつけるので、特に会話内容を読んでいません。今日は私以外のメンバーで、飲みに行っているみたいなのですが、特に羨ましいとも仲間外れにされた疎外感も感じていません。むしろ、離れたいと思っています。もともとそんなにLINEをするタイプではないので、今度その中でも理解のある友人に相談してからグループLINEから外れようと思っています。

さっき、高校時代の友人から連絡があり、「近くまできているのでひま?」と聞かれました。時間はありましたが、今会ってもうまく話せないような気がしたので、「ごめんね」と断りました。

うつ病になってから、強く思うことがあります。私のタイミングで、私が感じる、私が好きな人に囲まれて生きていたい。もう大きな野望は言わないから、毎日を慎ましく、小さな幸せを感じながら過ごしたいーーそう思います。

それは、「自分を大切に思うこと」につながる行為です。私は私自身に無理をさせず、のびのびと私自身を生かしたい。そう思います。

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