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口は災いの元とはよく言ったものだ。罵詈雑言を言うのは悪くないが程々に。

水にありがとうと良い言葉をかけると、良い結晶になることは無いと思うが、人に罵詈雑言を聞かせ続けると、それを聞いている人は病むという現象はあると思う。

ルーティンワークをこよなく愛す人は、現在の混沌とした状況は耐えがたいものだとは思うけれど、毎日毎日、無能、こいつらしょうもない、しくった、めんどうくせえことしやがってといった罵詈雑言を聞いていると流石に疲れてくる。それが私宛では無くてもだ。

東日本の震災の時もそうだったが、非日常が毎日続くと壊れていく人が出てくる。密になる状況について配慮してくれない私の年下上司もそうだ。会社が休業になった4月、5月の暴言は特に酷かった。

以前より自分の経験不足や仕事のキャパシティが小さい故に、他人のミスに厳しく、自分のミスには優しい人間だったが、それが更に増長していった。リモートワークにより、社内には人がいなかったため、合計3人の経理部内でこの罵詈雑言を延々と聞く羽目になった。

落ち着け、東日本の時も経理は大変だっただろ。あの時の1秒後には地震で死ぬかもしれないという恐怖よりは、今の方が1億倍ましだろ。思い出せ。

派遣の子も暴言がいやで、7月に早々に契約更新せずにいなくなった。この子も中々のキャラだったため、契約更新はどうかとも思ったが、流石に罵詈雑言のプライベートライブはおばちゃんのライフも削る。悪意ある言葉は、聞いてるだけで精神が磨耗する。


コロナの蔓延により、それを機に変化に順応しようとする人と頑なに過去に固執する人が明確になった。この時期に経理を守る人はルーティンワークをこよなく愛する人ではないよな〜としみじみ思う。

この前、忘れているみたいだったので「まだ雇用調整助成金の書類提出してないですよ」と老婆心ながら伝えたら、「もう提出したと思っていた」とのお言葉。認識が歪み過ぎている。前世の記憶を持ったままゲームの世界に転生しちゃったのかなレベルだ。これは転生する前の辛い現実世界の続きですよ!あなたが異世界で俺TUEEEで無双することは無いんですよ!と強く主張したい。

毎日垂れ流す罵詈雑言もワンパターンで飽きたし、他人に怒鳴ったり、偉そうにウンチクをたれたり、呆れるほどの小物感。しかも本人は、胃炎と逆流性食道炎になったと聞いてもいないのに申告してくる。何アピールか。

ストレスですかね、とは絶対言ってやらない。強迫性障害ゆえの行動や事故による障害がある人たちのことをネタにして、軽口を叩くお前様が、満を持してちょっと病んだら何故かわいそうぶっているのか。

人生は山あり谷ありのわけで。いくらストレスがあったとしても三次元に生み出された罵詈雑言は、聞いている人のライフを削る。根拠も無いが、ついでに悪意ある言葉で自分の健康も損なっているのではないか。世の中にはアファメーションという怖い神のルールがあるのだ。

程々にしとけ、そして自分の経験不足を認めてもっと仕事頑張れよ。今はその時だ。コロナ前に戻るのをいつまでも待っているのは無駄だから止めろ。

ジョジョ黄金の風で、クラフトワークとの戦闘中、こめる弾丸が4発しかない場面でピストルズNo.5がミスタに言ったセリフを私のここでの最後のアドバイスとして送りたい。

「そんな罵詈雑言を吐き続けるなよぅ、いいことないぜぇ」(CV:鳥海浩輔)

現実は、ざまぁできる場面は中々ないので自分で落とし所を探すしか無い。半沢直樹を見て、おじさんたちが胸を熱くするのは時節柄良く分かるけど、あのスカッとはフィクションだから。悲しいけど、これ現実なのよねぇ。罵詈雑言に頼ることなく、自分の力でどうにかセイ⭐︎

いつも有難うございます!