檻野 羊

こんにちは。 大いなる理想を掲げるくせに自堕落な私を、許すためにエッセイの様なものを書…

檻野 羊

こんにちは。 大いなる理想を掲げるくせに自堕落な私を、許すためにエッセイの様なものを書いています。理想と現実の私の融合または和解。 旅、フラ、経理、読書、サウナなど。 旅の覚書は、「はてな」で書いてます。 http://cagedsheep.hatenablog.com/

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  • くまと私のいちまんにち

    ドラマチックは始まらない

最近の記事

フィンランド が足りない

例えるならば、豆源のきなこ大豆のように、地味にクセになる。それがフィンランドだ。 荻窪のフィンランド カフェにて突然悟る。シナモンロールとコーヒー、フィンランド の雑貨たちに忙しさに荒ぶった心が凪いでいく。 マリメッコもカウニステもアラビアも好きだけど、何より求めてしまうのは、サウナとのんびりする時間だ。 お店にはヴィヒタが飾られていて、ウーシサウナでお姉さんに勧められ、自分でも叩いたことを思い出した。サウナの熱で身体が蒸されたような感覚にとらわれる。 フィンランドの

    • ようこそ、ハワイ島へ!Ho`okipa Hawai`i !妄想海外旅行も慣れてきた今日この頃だ

      多くの人が大好きであろうハワイ、10月からANAが成田-ホノルル路線を再開するようだ。月2回だが。9/8にはオアフ島での自宅待機命令の2週間延期になった事もあり、まだまだ普通に旅行できるようになるには何体もの中ボスを倒す必要がありそうだ。 ちなみにフィンランドの入国規制は一部解除されたみたい。当たり前の話なのだが、日本国外では私は外国人なので、落ち着くまで公共サウナへ行くの怖いな。 移動は不自由だが、精神は自由だ。今、レッスンで習っている曲、ホオキパハワイはハワイ島のカマ

      • マウイ島 マウナレオの霧に抱かれて寝落ちする

        がごっ 朝の通勤電車に鈍く大きな後頭部を打ち付けた音が響く。その音に驚き目が覚める。 音量の割には痛くないのだが、周りの人の視線が痛い。さっきまで曲を聴きながらフラの振付をさらっていたのだが、いつの間にか寝落ちていたようだ。 6月から少しずつフラレッスンも再開し、ハワイアンミュージックに心癒され、その優しいハンドモーションに踊りに緊張している心がするすると解けていくようだ。これはフラを始めた2011年にも感じたことがある。あれから9年経って、再び目が覚めるような気分だ。

        • 口は災いの元とはよく言ったものだ。罵詈雑言を言うのは悪くないが程々に。

          水にありがとうと良い言葉をかけると、良い結晶になることは無いと思うが、人に罵詈雑言を聞かせ続けると、それを聞いている人は病むという現象はあると思う。 ルーティンワークをこよなく愛す人は、現在の混沌とした状況は耐えがたいものだとは思うけれど、毎日毎日、無能、こいつらしょうもない、しくった、めんどうくせえことしやがってといった罵詈雑言を聞いていると流石に疲れてくる。それが私宛では無くてもだ。 東日本の震災の時もそうだったが、非日常が毎日続くと壊れていく人が出てくる。密になる状

        フィンランド が足りない

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        • くまと私のいちまんにち
          4本

        記事

          バッドエンドを回避したいから、破滅フラグは直ちにへしおります。自称仲良しフラグは破滅の第一歩です。

          と、ラノベ風のタイトルをつけてみたが、上手くできただろうか。最近はなろうを読み過ぎていて、自分のアウトプットが全く進まない。自堕落さに辟易とするのはほんの一瞬だ。 それはさておき「仲良し夫婦」と自称してしまう、その関係は現在、結構な破滅危険水域に達しているのではと個人的に思っている。 人は当たり前のことは特に口に出したり、感謝をしたりしないものだと思う。そこにあるのが普通であり、その素晴らしさを敢えて主張する意味がないからだ。 昔から不思議だった。彼氏/夫自慢を延々とし

          バッドエンドを回避したいから、破滅フラグは直ちにへしおります。自称仲良しフラグは破滅の第一歩です。

          ふるさとの 訛なつかし 美容院の 人混みの中に 昔日を聴きにゆく

          やっと美容院に行くことができた。緊急事態宣言で美容院が閉まっていたり、自分の予定が合わなかったりでなかなか行けなかった。 どこで見つけて取材してきたのか、"おじいさんおばあさん夫婦がなかなか床屋/美容院に行けなくて困っています。おばあさんがおじいさんの髪を切ってあげてます"という、誰得かなというニュースがあった。理由は違えど美容院へ行けなくて困った人は、私を含めて3人はいることが判明している。 ロン毛のため不潔感を与えないようにと、仕事中は髪を纏めてしまうので前髪さえどう

          ふるさとの 訛なつかし 美容院の 人混みの中に 昔日を聴きにゆく

          生まれ出づる悩みのトリセツ

          悩みの多い生涯を送って来ました。 人生後悔なしで、振り返らず突き進む自分ではあるけれど、人並みに悩みはある。ただ大体はどうにかなると経験から理解しているので、不安にとらわれ過ぎないないように気をつけている。 悩みは自分で考えてもどうにも解決できない時には、運を天に任せるか、家人または母に相談することにしている。これまでの私の人生と性格を知っているからこそ、信頼して相談できるし、変な風に上から価値観を押し付けられることもないので安心して相談できる。 適当なことを言われそう

          生まれ出づる悩みのトリセツ

          マスカレードまたはマスクド大人たちの腹の探り合い

          「何の仕事をしているのですか?」と聞かれると回答にとても困る。これは行間に「どこの会社で何の役職で何の仕事をしているのか」と聞かれていると個人的に思っているからだ。 「会計事務所で経理の仕事してます」と初対面の人には簡単に答えるが、これは正確ではない。私は、あっちこっちで「経理」をしている。会計事務所での仕事は、業務委託としていくつか担当を持ち会社設立や日常の経理業務、財務申告等の依頼された役務を提供する。また同時に雇用契約で会社に属し、経理総務業務を行っている。肩書きもあ

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          仄暗いフリースのスソから

          外に出る用事もないので、家で大人しく過ごしているのだが、最近気になることがある。 それは黒い毛玉のようなものが廊下やリビング、キッチン、脱衣所、トイレ、寝室等至るところに落ちているのだ。 こういうやつがぽろぽろと落ちている。暗い廊下に落ちているやつは、まっくろくろすけみたいだ。 クイックルワイパーとコロコロで通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんのごとく、見つけるたびに討伐するのだが、一体どこから生じているのか。よくわからない。 セーターの毛玉のようでもあり、換気扇に

          仄暗いフリースのスソから

          飲み会はオンラインでもオフラインでも苦手だ

          じりじりと真綿で首をしめられるような雰囲気。苦しくもあるが、もう色々終わってもいいかという気持ちもあり、わりと状況を楽しんでもいる。3.11の時に感じた、次の一瞬で死ぬかもしれぬという恐怖は全くない。あの時から自分と死は距離が全くなくなってしまったようだ。 もちろん家人に迷惑をかけたくないので、マスクもするし、除菌もする。栄養も取って無理もしない。大事な人を悲しませることは、私にとって苦しい事だし、恐怖なのだ。 外出自粛と行っても、会社が動いている限りは経理や税務の仕事が

          飲み会はオンラインでもオフラインでも苦手だ

          4月は、ぶれない心(S)を装備する

          占星学に造詣が深いわけではないが、なかなか決断や現状確認のために頼りにしている部分がある。詳細は省くのだが、土の星座がちょっと苦手だ。自分にほとんどない要素だからだと思う。山羊座が木星に入り、土星にもいたり(先日ちょっと移動したが)、多くの星々に土の星座がいると、申し訳ないがちょっと息苦しい。 最近の全世界的な状況を占星学観点で、説明をしているものを読んだりすると、「やっぱ山羊座。きびしーいっ」と耳をひっぱりたくなってしまう。こじつけでも星のせいにできれば、心は軽くなるけど

          4月は、ぶれない心(S)を装備する

          神戸の坂は膝にくるが、上から見える街は美しい

          先日、淡路島へ旅行に行ってきた。淡路島を巡った翌日、東京へ戻る午後の飛行機まで時間があったので、神戸の観光地を散歩することにした。 外国人向けの旅行会社で働いていた時、欧米の方々には神戸はあまり人気が無かった。日本に来てまで洋館や洋風文化の名残を観たいという人はあまりいないからだ。 とは言え、私は生まれも育ちも日本。横浜元町の雰囲気は好きだし、鎌倉文学館も好きだ。何なら最近は、転生したら乙女ゲームの悪役令嬢だった等の異世界&貴族令嬢ものが予期せぬマイブーム。何故ならこうい

          神戸の坂は膝にくるが、上から見える街は美しい

          マラソン大会で垣間見た世界について もどかしくてもきっと少しは進んでると信じたい

          2020年になって7時間後、私は公園ですっかり登った初日の出の光に包まれていた。 近所で行われるマラソンの手伝いをするために、お布団から身体を引きずり出して何とか集合時間に間に合った。紅白を見た後ぐうたらしていた6時間くらい前の私が、朝日で浄化されて、何かいいモノになったような錯覚に陥る。 今年も天候に恵まれてとても良いマラソン日和だ。年末にひいた風邪は治りかけているので、半日ほど外にいても大丈夫だろう。 この元旦に開催されるマラソン大会は、今年で42回目を迎える。マ

          マラソン大会で垣間見た世界について もどかしくてもきっと少しは進んでると信じたい

          街の記憶 あの頃思っていた未来に今生きているか

          感情や五感を伴う記憶がある場所がある。普段はすっかり忘れて生活しているが、時折懐かしさがこみあげて訪れたくなる。 神田、お茶の水、神保町エリアは懐かしい思い出が沢山ある場所だ。 田舎の中学を卒業して、都内の高校に通うことになり、帰りにこの辺りをうろうろしていた。高校は変わったバックグラウンドを持つ人が多くて、今まで付き合ってきた同年代の人とは違う環境だった。 不登校、高校を中退し再度入学した人、モデルさん、バレエダンサー、不良、帰国子女、田舎から一人暮らししていた人など

          街の記憶 あの頃思っていた未来に今生きているか

          帰る場所があるということ 二人暮らし

          お風呂場の電気をつけないで、お風呂に入っている奴がいることに気が付いた。うちは二人暮らし。私でなければ、それは相方だ。明白。 基本的に片方がお風呂に入っている時に、洗面所には入らないのでお風呂に入っている時、そこは占拠しているものの自由空間になる。「何故電気を消すのか?」と問えば「何故電気を消してないのか?」と返されてしまった。質問に質問で返すなと言いたい。 一緒に暮らして10年、未だに行動に謎が多い人だ。 一人暮らしはした事がない。程よく交通の便がいい場所に住んでいた

          帰る場所があるということ 二人暮らし

          乙女と低気圧と無断欠勤と

          「体調不良で迷惑をかけているので、契約を週4日にしたい」 とバイトの子からメールが来た。 いや、その前に君は先月は契約通りに出社してないし、今月1回も出社してきてないよね。と一人で突っ込んだ今月中旬。 今日も曇り。件の子も、お休み。 低気圧による体調不良は私の周りでもよくある話で、薬を飲んで対応している人も多い。そのバイトの子も雨が降ると会社を休みがちになり、台風が発生すると同時に体調不良で来なくなってしまう。 旧石器時代から平日は会社に詣でているわけなので、こういった

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