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創業体験プログラムをデザイン視点で見てみた。


やっとこさ。4年生になって。

今回はそんな「新たな気付き」のお話。

▶︎はじめに

10月16日は、以前お話をさせてもらった創業体験プログラムの事業計画発表会その本番でした。


創Pの重要性や面白さは2回経験しやっと分かってきたように思います。

彼も書いている様に、多くの事が学べます。

そしてひとつ上の尊敬する先輩もこのような事を書かれてる。
「ゼミを卒業してもなお、気付きがあるようになっているのか…」となんとも言えない感情が湧き出てきました。笑


もちろん個人的にも学びはありました。

と、まあ今からまた創Pの振り返りをしてもいいのですが、僕はふと思った事があるのでそちらについて書こうと思っています。笑


▶︎創PはUXがデザインされてるなぁ


表題にも少し書いてあるとおり今回は、UXデザインの視点から創Pを見ていきたいと思っています。


この日、創Pで初めて投資家として初の事業計画発表会を終えました。

この時ふと僕は、この創業体験プログラムはUXがちゃんと設計されているという事に気付いたのです。
正確には、やっとこさ少しだけ創PのUXを言語化出来るようになった感じだと思いますが。


まあ本題にはいりましょう。
今回はざっくりとUXの体験期間を4つにわけたフレームに当てはめて考えていきたいと思います。
(今回のお話は、「UXデザインの教科書 著 安藤昌也」をもとにお話を進めていきます。)

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UXの期間別の種類
(引用 UXデザインの教科書)


▶︎予期的UX

まずは、予期的UX『経験を想像する』フェーズだ。

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これは、創Pでいうと社長などの役割が決まる前後だろう。
創業体験プログラムはなんのためにあるのか、なぜするのか、本格的に始動する前に言われる。(100%では無いが、最初からなんのためにあるのか本質的に理解できる人はいないと思う。)

遅すぎるが、今になってやっと少し理解できるくらいだろう。(4年生になって分かった僕は恐らく遅すぎるのでしょうが)


この予期的UXでは、これからの利用体験を想像し期待を持つことができる。


ここで個人的に重要だと思っていることがある。本にはこのようなことが書かれてあった。

「利用前にイメージした通りの使い方ができると利用後の評価が低下する傾向は少なくなる。」(同著 引用)


少し言葉や意味合いは違うがこれは飛ゼミでは、創Pを2回やる理由なのではないか。
つまり1回目でできなかった事を修正できるのは、きちんとイメージができるからなのでしょう。逆にイメージができなかった場合は…
(そのための振り返りだったんですがね…僕はきちんとできていませんでした…)

▶︎瞬間的UX


瞬間的UXは、創Pをやっている最中にあります。
『経験をする』フェーズです。

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もちろん創Pというモノにおいては、本番だけでなくその準備期間もこの瞬間的UXにはいると思います。


なんだかんだ楽しく、そして苦しく、やれば成長すべくして成長できる甘美な時間です。


この創Pという瞬間的UXの魔力は、実際にやっていると冷静に考えるとありえないような事をサラッとしてしまうことにあります。
瞬間的UXでは、直感的で感情的に商品(創P)を使っているのでしょう。


▶︎エピソード的UX


エピソード的UXは、『経験の内省』をするフェーズです。

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製品(創P)を体験し、自分の行動がどのような結果をもたらしたのかユーザー自身が判断をする。つまり内省をするという期間が、創Pでいうと振り返りの時間になるのです。


そして本にはこのように書いてあった。

製品と関わりを続ける限り、たくさんの成功体験や失敗体験、あるいはいつも通りの日常体験などのエピソードが繰り返される。
これらは、たくさんのエピソードの積み重ねにより製品への理解が深まっていく。
(同著 引用)


この文を見てハッとした。

なるほど、たくさんのエピソードを積み重ねるから理解が深まるのか。
より創Pに対しコミットしている人の成長速度が速かったのが、ここで納得がいった。

彼らは成長すべくして、成長しているのだろう。


▶︎累積的UX

累積的UXは、『使用していない期間も全部含めた振り返り』をするフェーズです。

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これは、僕の中では最も素晴らしい設計だなと思った箇所です。

この累積的UXは、投資をする4年生そして社会人になって振り返ることでまた学びがあるという設計なのではないでしょうか。

今この累積的UXを体感しているところです。

「新たな気付き」と共に、ここまで設計が完璧にされているのかと少し感動しました。


▶︎おわりに


今回は、創PをUXデザインに落とし込んで考えてみました。

そして考えたのですが、今まで言われていたことやどこかで聞いたことのオンパレード。

しっかり自分で言語化していくことでやっと理解できるんだなぁ。
やっぱブログってええなぁ。


あ、ゼミからまたブロガーが出ました。



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