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空中タッチパネルの実用化

久々に都心へ出勤。
GW中は地元から出ることなく、
ずっと神奈川にとどまった。
と書いて気付いたが、東京都との
県境に住んでいるため、ランニング
しているときに東京と神奈川を
出たり入ったりしていたことを
思い出した。
まぁ、地元周辺にいたには違いない
ので、政府や都、県の要請に従順で
あったということにしておきたい。

そんな私の職場は、目黒にある。
普段、ランチをするためのお店は
いくらでもあるため、あまり困る
ことはない。
今日は13時から打ち合わせが予定
されていたため、一番混む時間帯
だがさすがに人も少ないから問題
なかろう、と高をくくって、12時
過ぎに外へ。

しかし、人出は確かに少ないといえ
ども、営業しているお店の方も大分
減っているためか、意外や意外、
チラホラと行列をなしている店が
あるではないか。
いや、それ「密」ですよ!
と言ったところで仕方ない。
お目当ての店を2店舗連続で見送ら
ざるを得ず、時間も限られていた
ために、近場にあった牛丼の松屋に
そそくさと入り、サッサと済ませる
ことに相成った。

松屋では、入口で食券を購入する
仕組みとなっている。
今どきのチェーン店では珍しくない
タッチパネル方式で、適当に選ぶと
食券が出て来る。

このタッチパネルも、ウィルスの類
が付着するのであろうか・・・
スイカやPASMOのように、非接触
タイプが出てきたら、きっと引く手
数多だろうなぁ・・・
などと考えていた。
夜になってこの妄想を思い出し、
Google先生に頼ってみると、
タイムリーなことに昨日の東洋経済
でそのものズバリの記事が出ている
ではないか。

アスカネットという、あまり普段は
聞き慣れない企業の技術が紹介されて
いる。
空中に画像を浮かび上がらせる技術
では、国内でも先駆的な存在とのこと。
今後、空中で画面操作をする用途への
技術転用が期待されている様子。

そのほか、三菱電機も有力な技術を
有しているとのことだ。

「・・・10年後には空中に映像が表示されて空中で操作するのが当たり前になっている」と予想している。

との、三菱電機の開発者・菊田氏の
言葉で記事は締めくくられている。

映画『マイノリティ・リポート』
トム・クルーズが空中に浮かぶ
ホログラムを動かしていた場面を
思い出す。
あの頃は、そんな未来がすぐそばに
迫っている実感はなかった。
映画の封切が2002年だったようで、
あれから18年。
ちょっと前まではSFの世界、夢物語と
思われていたことが、本当に手が届く
範囲にまで近付いてきている実感が
湧いてくる、東洋経済の記事から
そんな感想を抱いた。

現在は、指先で物理的に触れることで
その感触、反応に基づいて、ボタンを
押せたか否か、機械から反応を得られ
そうか否かが感覚的に分かる。
これが、空中で映像化されている
「ボタン」を押すだけとなると、
「のれんに腕押し」の如く、押せたか
否かの判別が付きにくいのではなか
ろうか。
とはいえ、きっとこの程度のことは
すぐに何らかの形で解決されていく
のだろう。
トム・クルーズが映画の中で難なく
ホログラムを操作していたように。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。