見出し画像

決済手段の選択をどうするか

半年ほど前、池尻大橋にオープンした
「OMA」というお店があります。

知り合いの某起業家氏が始めたと
いうことで、一度顔を出したいと
思っていたこのお店。
ようやく先日、ランチタイムに伺う
ことが叶い、アジフライ定食を
いただいてきました。

身がふっくらとして旨みたっぷりの
アジフライに、炊き加減バッチリの
白飯にありつけて、大満足。

お店に入った時に、チラッと目に
入ったのですが、ここはお支払いが
完全キャッシュレス
となっていて、
現金は使えません。

クレジットカードか交通系ICか、
一瞬迷いましたが、最近はVISAの
タッチ決済が便利
でよく使っており、
クレジットカードを選びました。

この決済について、郵便局の窓口での
体験に絡めて最近記事を書いたことが
あります。

現金しか受け付けないイメージの強い
郵便局でも、今や多様な決済手段を
提供
してくれているのですよね。

この記事で触れた通り、
クレジットカードにせよ、
ICカードQRコードにせよ、
3%前後(またはそれ以上)の
決済手数料
がかかります。

これは、事業者から、カード会社等の
サービス提供側に支払われるのですね。

仮に1,000円の売上が立ったとして、
お客様から1,000円をいただいても、
カード決済の場合は30円引かれて
しまうので、実質売上が970円に
なる
ことを意味します。

これが嫌で、小売店によっては
「ランチはカード決済不可」
しているところも少なくありません。
客単価の高くなるディナーであれば、
手数料を多少払うのもやむを得ない
ものの、単価の低いランチまで
手数料を取られるのは忍びない、
そんな経営者の判断が反映されて
いるのですね。

ディスカウントスーパーのOKストアは、
クラブ会員の現金価格を約3%優遇する
という体にして、カード等で決済する
場合と現金決済する場合との売価を
実質的に横並びにする「裏技」

使っています。

このように、現金志向を貫く事業者
いる一方、冒頭の「OMA」のように
キャッシュレスへと舵を切る事業者
いるのは、なぜだと思いますか?

もちろん、事業者ごとに色々と細かい
事情が異なる
でしょうし、
また経営者のポリシーが如実に反映
されていることも多いはずで、
実際の理由は千差万別でしょう。

ただ、大きく二手に分かれるのは、
恐らくは「人手」をどのように
見ているかの違い
なのではないか、
そんなことを感じました。

とにかく現金!
少しでも多くのキャッシュを
自社に留めおきたい!

という事業者は、人の手で行う
人海戦術的な業務へのためらいが
なさそう
です。

現金決済のためには、
実は結構なコストがかかります。
レジは大掛かりになりますし、
お釣りの準備だけ考えても
小銭の両替等に相当手間がかかる
のは想像に難くありません。
更に、お札と小銭の受け渡しには
キャッシュレスに比べて時間のロス
多くなりますよね。

これに対して、キャッシュレスを
志向
する事業者は、
人の手で行う業務を極力合理化して、
人には人でしかできないことを
やってもらおうという意思
がある
ように思うのです。

ある程度シミュレーションを行って、
どちらが経費率として高くなるのか
予め押さえておく
ことは、経営者の
重要な任務だと言えるでしょう。

そして、消費者の利便性の視点も更に
加えて、最適な決済手段を選ぶことが
求められると考えます。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。