見出し画像

返品するか否かを天秤に掛けた話

皆さんいかがお過ごしでしょうか。明日から更に寒くなるみたいですね。

そんな季節だからこそ、おうちでやりたかったことは「豆からコーヒーを淹れる」。豆からコーヒーを淹れる為のある程度の道具は家にあったのですが、一つどうしても欲しかったものがあったのです。

その名もドリップポット。コーヒーを淹れるときに使う先の曲がったやかんです。これが今までずっと家に無くて、これが無いとコーヒー淹れてる感が出ないんですよね。

なので仕事しながら「今日こそ買うんだ」そんな強い意志を持ち、早めに仕事を切り上げて向かった先はイオン。ここ、ほんとに素晴らしい。なんでもある。ありすぎて少しくらい無いものがあってもいいんじゃないかと思うくらいになんでもあるんだよね。

イオンに着いて早々に発見。

「小さくて黒くて、マットなやつ」が欲しかった私は、「小さくて黒くて、マットで温度計付きのやつ」が展示してあるのを発見。展示商品の後ろに箱が置いてあったので、勝手に商品を空箱に詰めてレジへ。

店員に「展示してあったやつ、自分でパッキングして持ってきちゃったんですけどいいですか?」と一応担保を取って購入しました。2,000円で買えて大満足。ついでにコーヒー豆とドリップ用のフィルターも購入したのですが、順調だったのはここまで。

家に帰って早速商品をチェックしてるとポットの中に何かの破片が入っているのです。

固い。尖ってる。そして、明らかに欠けている。確実にポットの破片だったのです。隅々まで探していると、傷口を発見...。

ここだった。確かに握ってみるとチクチクする。確実に使用に支障がある。

てかこれ、ポットの中に破片がある時点で確信犯だよね。展示品を誰かが壊して破片を中に入れたよね。どうしても今日、気持ちよく豆からコーヒーを淹れたかった私は、閉店10分前のイオンに向かいます。

早速レジしてもらった店員に状況を説明。すると店員から「これ、展示品のみの商品で、他に在庫が無いんです。取り寄せなら可能ですがいかがですか」と死刑宣告を受けます。それ先に言えや~~~。しかも、閉店前に急いでイオンに来たので、クレジットカードを忘れて返金もできないことに気づきます。

普通だと在庫取り寄せが無難な選択なのですが、今日このために頑張ってきた私は、在庫取り寄せorこのまま使うという2つの選択肢を天秤に掛けます。

せっかく買ったのに、また返品して、在庫入荷したら取りに行って・・・そんなのありえない。

「これを使わさせていただきます」

私の口は無意識にこう言ったのです。そう、壊れた商品を定価で買うという交渉を呑んだのです

ボンドで修復したら良いじゃんね。たまには寛容に生きよう。

今日一番のラッキーは家にボンドがあったこと。

イオン、いい商売しますね!今日みたいな事ってたまにあるよね。結局この話を記念すべきnoteの1記事目に書いているので、今日はコーヒーを淹れません!そのうちやります!

これからも宜しくね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?