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告白のタイミング

【ショートストーリー】

藤枝がアヤと出会ったのは友人の結婚式であった。男女の出会いのシチュエーションとしては良くあるパターンだが、この結婚式と言うのが中々変わっていて、全国各地に顧客をもつ編集者の社長が大金をかけて、北は北海道、南は鹿児島で結婚パーティを行うと言う、常軌を逸したイベントだったのだ。
その結婚式ツアーイベントで、カメラマンとして仕事をしていたのが、アヤだった。
気になった女性が、綺麗に着飾った来賓者ではなかったのも、後に友人たちからは「藤枝らしいな」と言われたらしい。

藤枝自身もインターネットビジネス関連で10冊以上の本を出版している。
その関係者として式に呼ばれたと言うわけだ。
藤枝はビジネスもかなり順調で、このご時世でさらに仕事が増えている。一般的に見ればおそらく「成功者」の部類になる男だった。

今となってはあちこちで「藤枝先生」と呼ばれ、賞賛され、人が集まってくる。
キャバクラだの高級クラブなどにも接待で連れて行かれたりするが、もうそんな遊びにも飽き飽きしていた。
そもそもそんなところに行っても面白くもない。

港区女子、と呼ばれるようなきっちり着飾った女性達もこれまで何人も群がってきたが、全く興味などわかない。
彼女らが藤枝の財布にしか興味がないのと同じように、彼女達の着飾った上っ面の外見にも、わかりやすいキャバクラ崩れのテクニックにも心が動くことはなかった。
さらに言えば、自分が努力して増やした財布の中身を提供してまで彼女達の素顔を見たいとも思わなかった。
煌びやかな場所でのシャンパンの泡を見ながら
「あー、近所でもつ鍋食って焼酎飲みたい。」と藤枝は思うのであった。

アヤに出会った瞬間、久しぶりかつ新鮮な鼓動を感じた。港区女子たちの男ウケを狙う長い巻き髪とは真逆のショートカット。決して華やかではないが、ピンと伸びた背筋に、懸命にハキハキと話す姿。それは決して話慣れてる風ではなく、緊張しながらも相手との関係を良きものにしたい事が伝わる。
彼女の仕事に対してのまっすぐな姿勢、他人に対しての思いやりを感じた。

日本各地のイベントにカメラマンとして連れ添っていき、式以外の場面も沢山の思い出を残そうと、ずっと仕事している状態だったが、そんな中でも常に笑顔で疲れなど全く表に出さない。

初めて会った日から藤枝の中ではアヤと一緒に暮らす日常が浮かんでいた。

仕事で疲れて帰ると、以前は一人だったマンションにはアヤがいて出迎えてくれる妄想だ。
「お疲れ様、今日ね、ハンバーグだよ。」

ハンバーグ?なんてベタすぎるんだ俺は。

そんな事を考えていたら、

「藤枝ちゃん、暇なら次の会場の式もおいでよ。観光列車乗って移動して楽しいよ。ご祝儀はメシ代だけでいいよ。」

新郎にそう誘われた。

普段なら
「何でだよ、俺も暇じゃねえんだから、行かねえよ。」
と答えるところだが、今回は違う。
この結婚式ツアーにはずっとアヤがカメラマンとして同行するのだ。行かない理由はない。
「うん、ちょうど仕事空いてたし、行こうかな。」と返事をしていた。
幸い今はほとんどの仕事がオンラインでできる。いい時代だ。

藤枝はセミナーの登壇にも慣れているのもあり、ユーモアのセンスにも長けた男だ。会話を弾ませるのは得意だった。
そのツアー道中もアヤを笑わせようとかなりの労力で盛り上げた。
大笑いをして顔が痛いと涙目になるアヤを見ながら、
「俺は絶対にこの子と結婚する。」と心に決めたのだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜

「◯月の12日です。
前日までは失敗しやすくなっていますが、絶対に叶えたい、という目標ならこの日にチャレンジしてください。
さらに効力を上げるには、水のそばがいいでしょう。」

よく当たると言う風水占いの専門家にモニター越しにそう言われて、すぐに海が近くにあるダイニングバーを探した。指定の方角にもバッチリの場所があった。
あれからアヤとのデートは今回で3回目だ。
1度目は軽いランチ、2度目はディナー。それも印象を悪くしないよう長引かせず食事の後は軽くお茶を飲みタクシーで送った。
二度目のデートでは少しの酔いもあり、タクシーの中で軽く手を繋いだが、それだけでも精一杯だった。

藤枝は今回のデートできちんと「結婚を前提に付き合いたい」と言おうと決めていた。だが、考えたらこんな風に真剣に恋愛をするのも久しぶりで、ここまで本気になるのはほぼ未経験だと気づいた。

ふと思った。もし、アヤに断られたら…
友達としてならずっと仲良くいられる。
だが、告白をしてフラれてしまった場合、二度と会えないのではないか。

藤枝はビジネスでは分析や企画作りは天才的だと自負していたが、これはビジネスではない。
相手あっての事だ。
だからこそ、自分にできる限りの成功確率を上げるのだ。
そのためには日時や場所にも拘るべきである。
そう思い、以前友人から聞いたよく当たると評判の風水占い師に相談をしたのだった。

12日に、アヤとの約束をした。海沿いのダイニングバーを予約して下見にも行った。その店が吉方であることも調べた。
よし、ここでアヤと食事をし、その場で言おう。
「俺と結婚を前提に付き合って下さい。」と。
鏡を見ながら練習も繰り返した。肝心なところで噛んではいけない。セミナーと同じだ。

ところが、約束の3日前にアヤからメールが来た。
「藤枝さん、ごめんなさい。12日に大きい撮影の依頼が入ってしまって。終わりの時間もわからないの。なので前日とかに予定変更って可能かしら?」

なんて事だ。
想定外だった。次の吉日は2週間も先だ。
そんなには待てない!
いつもセミナーで話している。
「ビジネスを成功に導くのは、データに基づいて、行動をすること。そして、やろうと思ったら即行動するのです!」と。

どうすればいいのか。

そうだ!12日になるまで待てばいいじゃないか。つまり、0時になったらすぐ告白すれば、吉日の告白じゃないか!!
我ながら名案だと思った。藤枝はアヤへメールをした。
「もちろんだよ。大丈夫。予約も変更するよ。」

藤枝はその日のイメージを膨らませた。海沿いのおしゃれなダイニングバーで、アヤに告白をし、アヤがそれに頷き、キャンドルの光のそばでキスをする。
おい、俺最高かよ!!

一人ではしゃいでいる藤枝の携帯に以前行ったお店のキャバ嬢からメールが入った。
「藤枝さん、そろそろお店遊びに来てくださいよー🤍会えないと寂しいな。」
藤枝は即座に
「だが断る。」
とメールを打ち、ホステス達の連絡先をすべて削除した。

〜〜〜〜〜〜〜

当日。
藤枝は大事なことに気づいた。
時間変更まで気が回らなかったのだ。
19時から食事の約束をしてしまったので0時まで5時間もある。
何とか間を持たせなければいけない。そして、あまり酔うこともできない。
一世一代の告白だ。酔った勢いなんて思われたくない。
藤枝はアヤにメールを打つ。
「ごめん、22時からに変更でもいいかな?少し仕事が立て込んでいて。」
「え、そんなにお忙しいなら別日にします?」

まずい。

「あ、いや違うんだよ。忙しくないんだよ!」
「はぁ。」
しまった。いちいち感じ悪い。
「やっぱり早く終われそうだ。20時にしよう。」
「大丈夫?藤枝さん、無理しないでね。」
「無理してない。今日がいい。今日にしよう!ね!」
「うん、でも本当に大丈夫?」
「大丈夫大丈夫!今日会いたいから!」
今日じゃないとダメだ。明日になった0時に告白して、絶対成功させる。

藤枝さん、なんだか雰囲気がいつもと違う。
その日、藤枝が元気がない様に感じた。いつもより言葉も少なく、あまりお酒も食事も進まない。
体調が悪いのかしら?それか疲れている?
アヤは初めて会った日から藤枝に惹かれていた。
彼の話す言葉には力がある。
友人たちに投げかける毒のあるユーモアも、時に見せる仕事への情熱も、これまで出会った男性とは違う。
そんな藤枝からデートに誘われて、夢のようだった。
でも。
藤枝さんと私なんて、世界が違いすぎる。

30過ぎて未婚で、まだ駆け出しのカメラマンのアヤにとって、10冊以上の出版を叶えて、2つの会社を経営する藤枝は、アヤにとって別世界の人だった。
友人達にも相談してみたが、
「相手も本気ならいいけど、そういう人って遊んでそうだし、金持ちの暇つぶしに遊ばれないでよ。」
と言われてしまった。
そんなはずはないと思いたい。
だけど。
今日の藤枝はいつもと違って口数が少ないし、なんとなく落ち着かない。
アヤの頭の中では色々と不安な要素が駆け巡る。
藤枝さん、本当は仕事で忙しかったんじゃ・・・
本当は私との食事キャンセル言い出しにくかっただけじゃ・・・
いや、そもそも、私とはそんなつもりじゃなかったのに、私がはしゃいでいるから断りにくかったとか。
いや、そもそも彼女がいるのかもしれない。それを言い出せず困っているのかも。
ああ、わからない、私、何か悪いことしたかな。


藤枝は悩んでいた。
今日のアヤは元気がない。明日いつもより大きな撮影の仕事があると言っていた。本当はそっちが気になって早く帰りたいのではないか。
やはり0時作戦は無謀だったのかもしれない。
でも最高の成功確率の日は逃したくない。
なんとか間を持たせないと・・・


「アヤちゃん。」
「はい!」
「明日、仕事は早いの?」
「いえ、午後からなんで。」
「そかそかそかそか。」
「藤枝さんも、忙しかったんじゃ。」
「あ、いや、俺はほら、自由に時間使えるから。」

そう言いながら藤枝は時間を確認した。
まずい。まだ21時過ぎだ。あと3時間もどうやって過ごそう。
一旦雰囲気作りはあとだ。とりあえず話を盛り上げよう。
「そういえばさ、この前の結婚式に◯◯ってやつがいたじゃん。あいつの面白い話があってさ。」
こうなったら、とにかく0時まで盛り上げて喋りまくろう。そして、時間のかかる料理をオーダーしよう。3時間なんてすぐだ!

それから藤枝は料理を少しずつオーダーし、なんとか時間の経過を待った。

ようやく23:00
まずい。明らかにアヤの表情が曇っている。
「あの、藤枝さん、どこか移動します?バーとか。」
しまった。ここが吉方位で海のそばだったから、ここでの告白しか考えていなかった。
別の場所に移動して、もし悪い方角だったら・・・
「ああ、俺はこのままここで飲みたいな。アヤちゃん、じゃあなにか食べる?」
「もうお腹いっぱいなので。」
しまった。そりゃそうだ。20時からずっとあれこれ食べさせている。
「ワイン飲む?」
「ううーん、もう結構飲んじゃったし、これ以上飲むと明日に響くので。」
しまった。明日の仕事はアヤには大きなものだと話していたのに。自分勝手な男だと思われているかも。ここはスマートに「じゃあ送ろうか。」とタクシーで送るところだ。でも。
あと一時間、なんとかやり過ごさないと。


藤枝さん、どうしたのかしら。
何か言い出せないでいるのかな?
もしかして・・・
(暇つぶしに遊ばれないでよ)
友人達の言葉が頭をよぎる。

そういう所に誘いたいとか。
いやでも、それならそれではっきりと言いそうな気もするし。
私だって子供じゃないし、そんな事も考えてはいた。
でも、その前にやっぱり気持ちを知りたい。
ああでも、そんな事言ったら面倒な女だと思われるかも。
どうしよう。どう振る舞うのが正解?あの恋愛本読んでおけば良かった!!(神田さゆり著書)


23:30

あと30分だ。なんとか持たせないと。
そうだ。デザートと紅茶を注文しよう。
そう思った瞬間にスマートな動作でウェイターがやってきた。タイミングがいい。
「失礼いたします。お客様、間もなくオーダーストップのお時間でございます。」
て、マジかよ!!
「え、あれ?ここって閉店0時なの?たしか2時までって・・・」
「申し訳ございません。土日は2時までなんですが、平日は0時が閉店でございまして。」
なんて事だ!!
「あ、じゃ、じゃあ最後にデザートと紅茶お願いしようかな。」
「藤枝さん、まだ食べるの?私もう食べれない。」
「あ、あ、そう?それじゃあ、この、紅茶を2つお願い。」
「かしこまりました。」

まずい。非常にまずい。
0時閉店と同時に?ああ、どうしよう。

「ちょっと、トイレ行ってくるね。」藤枝は一度席を立った。とりあえず、整理しよう。


藤枝さん、どうしたのかな。やっぱり今日変だ。
もし、私をホテルとかに誘いたいならこんなに同じ場所に長居するのも変だし。
もしかしたら、1番辛いパターンなのかもしれない。
藤枝さんには実は恋人がいて、それを私に言えずにいるとか。
私がずっとはしゃいでいたから、言い出せなくて困ってるとか。
だって、あんな素敵な人に恋人がいない方がおかしい。私みたいな普通の女と本気で恋愛なんか考えてもいなかったのかも。
いつもより飲んだワインのせいか、アヤはネガティブな考えに占領されていった。
もしそうだったら、藤枝さんから言われるより先に、自分からお友達のつもりだったって振る舞うのが1番なのかもしれない。
「今日はありがとう、私、藤枝さんと友達になれて良かった。」
帰り際にそう言えばいいだけ。
でも。
思わず涙がこぼれた。
嫌だ。そんなの。
だって、私は好きなんだもの。
もし、藤枝さんに恋人がいても、気持ちだけは伝えよう。後で後悔だけはしたくないもの。


藤枝はトイレから出て、席に戻る前にウェイターに駆け寄る。
「申し訳ないんだけど、閉店をさ、10分でいいから遅らせて欲しいんです。」
「は、はあ。ええと、10分ですか。」
「うん、お願いします。あのね、俺、今から彼女に告白するから。 そのぶん、追加料金も払いますので、どうかお願いします。」
ウェイターは一瞬ポカンとしていたが、すぐに自信に満ち溢れたような顔になり、
「承知致しました。応援しております。いいタイミングでお声掛けください。」
と答えてくれた。

藤枝がもどると.アヤが入れ替わりで「お手洗いに」と席を立った。
アヤは泣いたあとがわからないようにメイクを直すのが目的だったが、藤枝は「いいぞ、少し時間が稼げる。」などと考えていた。

23:50

ウェイターが紅茶を運んできた。
「どうぞ、ごゆっくり。」
ウェイターの笑顔は3倍増しだ。
「あのウェイターさん、さっき0時閉店って言ったのにごゆっくりって、なんだか気遣いされてて優しいね。」
「そうだね、じゃあ、お言葉に甘えてゆっくり飲もう。」

あと少し、あと少しだ。
あれ?俺、最初に何て言う予定だったっけ?時間を気にしすぎてセリフを忘れてしまった!まずい。失敗したくない。
まずは、アヤのことを褒めて、そこから思い出を語って・・・ああ、まずい、緊張で思考が追いつかない。

藤枝さん、また何か考えこんでる。
やっぱり、言い出しにくい事があるのかな。
私がまた食事行きたいとか言ったから、本当は困ってたのかも。
やっぱり、彼女がいるのかな。
思い切って、聞いてみようかな。

23:55
「藤枝さん。」
「んん?え、あ、なに?」
「あの、藤枝さんは、誰かお付き合いしてる方って、いるのかな?て。」
「ええ!何?急にどうしたの?」
「急に、て言うか、私・・・」

まずい、まずいぞこれは。
もしかして、アヤは俺に告ろうとしてる?
ダメだ!それは俺が!!
0時になったら俺が!!

「私・・・藤枝さんのこ」
「アヤちゃん!!」
藤枝は言葉を遮る。

その瞬間たちまちアヤは表情が崩れ、ボロボロと泣き出した。

藤枝さん、私の言葉を言わせないようにした。
やっぱり、彼女がいるんだ。
私に告白されたらフラなきゃいけないから、言わせないように。
1人で浮かれて、恥ずかしい。

アヤの想定外の涙に藤枝は戸惑う。

「ああああああアヤちゃん、どうしたの?何で泣いてるの?」
「・・・だって、藤枝さん・・・」

違う、違うぞ!何かわからないがたぶん壮大な勘違いしているぞこれ!どうしよう。
チラッと店の壁掛け時計を見た。

0時過ぎていた。

ついでにウェイターとも目が合った。
不穏な空気をまるで保護者のように心配そうな顔をして見ている。
お前まで不吉な顔やめろ!!

「アヤちゃん、泣かないで、こっち見て!」

藤枝はアヤの両肩を掴んで、自分の方を向かせる。

「おおお俺と、結婚を前提に、付き合ってください!」
「・・・ふぇ?」
ふぇ?て。可愛いかよ!
「初めて会った時から好きです。アヤちゃんは、俺のこと好きじゃないですか?」
なんで敬語なんだろう。我ながら気持ち悪い。
「す、好きです。え、でも、え、なんで。」
「じゃあ、付き合おう。ちゃんと。」
「・・・はい。」
「はいって言った?」
「はい。」
「OKのはい?」
「OKの、はいです。」
「よっしゃー!!」

藤枝は、その場で立ち上がって両手でガッツポーズをした。その瞬間、お店のスタッフ全員から大きな拍手と「おめでとうございます!」の言葉をもらった。

何かの記念日には、またここに来よう。

付き合い始めてから、この日の事をお互いが話して大笑いした。
「恋人がいてフルつもりなら、あんな風にデート誘うわけないだろ!」
「あなたが何時間も不審な行動してるからでしょ。」
「じゃあさ、あの日会ってすぐ告白したら受けてた?」
「当たり前じゃない!むしろ最初のデートでも受けてたよ!」
「マジかー!!」
「でも、伝えてくれてありがとう。」
「こちらこそ。応えてくれてありがとう。アヤ、今日ハンバーグ作ってくれない?」
「え、また?」
「また。俺の夢だったから。」

半年後。

2人は着々と婚約から結婚の日取りを話し合っていた。
あの日から、こんなに早い展開になるとはお互いに思いもしなかったが、縁のある相手とはこんなものなのかもしれない。

「吉日とかあてにならないよな。風水とか。」
「でも、結果的にやっぱり良かったじゃない。忘れられないもん。」
「ううむ、そうだな、結果的に良かったな。」
「また相談しようか。その風水師さんに。」
「そうするか。」
「全部相談しよう!」
「何だよ、全部って。」
「式の日も、時間も、式場の方角も、子供作るのにいい日も。」
「最後のはいらないだろ。」
「そう?できやすい日とかあるかも。」
「大丈夫。毎日するから。」
「うそーーーー!!」

2人でこうして、ずっと笑っていよう。

そして、未来でも君に愛を伝えることを誓う。


次は、最高の告白のタイミングで。







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