TOEIC単語を鍛える!③【動作編】
前回の復習から始めるワケ
QQ EnglishのTOEICボキャブラリービルダー3日目です。まずは2日目の復習として、習った単語を使って穴埋め問題をしました。QQ Englishのレッスンスタイルとして、必ず授業の前に前回の復習から入ります。人によっては「もう2日目のレッスンは終わったから、早く次のページに行きたい」と思うかもしれませんが、繰り返し復習することで確実に記憶に定着されるようになるので、復習は必須!
さらに、回答をチャットボックスに書きます。「単語はなんとなく覚えていたけどスペルがわからない!」となり、あたふた。先生から指摘されて修正しました。QQ Englishは、オンライン英会話ですがライティングする機会はけっこう多いです。会話力を伸ばすためには、「書く、聞く、話す、読む」の英語4技能をバランスよく学習することをおすすめします(ただいま全コース初月無料/1月末までの申し込みになるので試してみたい方はお早めに!)
「エビングハウスの忘却曲線」を活用したレッスンスタイル
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが唱えた「人が記憶したことをどれだけ覚えているか」をグラフで示した「エビングハウスの忘却曲線」をご存じの方も多いと思います。これによると人は、学んだことを20分後にはすでに42%、半分近くも忘れてしまっています。さらに1日たつと67%も忘れ、1カ月もすると、そのうちの79%ものことを忘れているといわれています。
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
私の感覚だと、正直1日たったら75%近く忘れているような気がしますが、これは年齢も関係しているかもしれません。というわけで、復習必須。逆にいえば、きちんと復習することでしっかりと記憶に定着します。私はレッスン後、すぐにnoteを書いていますが、それはこの「記憶の定着」をしやすくするためです。
3日目のボキャブラリー
3日目の語彙は、洋服関係でしょうか?いくつかはわかるものの、いくつかはわからない。そんな感じでした。先生が写真を見せてくれて、簡単な例文も出してくれたのですが、そもそもその例文に使われている主要単語(つまり、動詞と目的語)がわからない状態なので、何も理解できない……という状況に。
そこでさらに先生が言葉とゼスチャーを尽くして状況を説明してくれました。英語だけだと分かったようなわからないような、という感じですが、ゼスチャーをつけてくれるとかなり理解しやすくなります!(←ここ大事)
lean=傾く、もたれかかる/ railing=手すり/ hold=持つ/stream=流れ/pour=注ぐ/put on(clothes)=着る/wear(clothes)=身に着けている/remove=脱ぐ/stain=シミ、汚れ/reach into=突っ込む、達する/barrel=たる/operate=働く/heavy-duty equipment=重機/equipment=装置、準備、したく
単語の意味と合う文章を選択
A:to have something in your hand(s)/hold(手に持つ)
B:a spot,mark/stain(シミ)
C:to move your arm in order to touch or lift something with your hand/reach into(届く)
D:A fencelike structure made of rails and upright members that is used as a guard or barrier or for support./railing(手すり)
E:to use and control a machine/operate(仕事をする)
F:(n-U) heavy-duty machines designed to be used for very hard work./heavy-duty equipment(重機)
G:to bend your body in a particular direction(+forward/back/over,etc)/lean(傾ける)
H:a large curved container made of wood or metal/barrel(たる)
I:to do the act of putting a piece of clothing on your body (opp)take off/put on(着る)
J:to carry clothes on your body after putting on clothes/remove(脱ぐ)
K:to take something away from/pour(注ぐ)
L:to make a liquid flow in a continuous stream/steam(流れ)
M:a small river,brook/stream(流れ)
意味不明なときはチャンクで区切る
1回目のレッスンでコツを教えてもらっていたので、前回よりか早くとくことができました。ポイントは、まず単語の品詞を確認すること。ここに出てくるのは動詞か名詞がほとんどです。動詞であれば文章の始まりが「to」になり、名詞であれば「a」から始まります。
さらに、一度読んでみて意味がわかりにくかった文章を分解して考えてみます。これをすることでリーディングの基礎トレーニングにもなります。
意味がわかりにくかった文章:railing(手すり)
D:A fencelike structure made of rails and upright members that is used as a guard or barrier or for support.
チャンク(文節)で区切ってみます。
A fencelike structure/ made of rails /and upright members/ that is used as a guard /or barrier/ or for support.
A fencelike structure=フェンスのような構造
made of rails=レール製
and upright members=直立した部分
that is used as a guard /or barrier/ or for support.=それらはガードやバリア、サポートとして使われる
(全体の意味)
レールや直立部材で作られたフェンスのような構造物で、ガードやバリアとして、またはのたサポートとして使用されます。
日本語にしてもよくわからない文章でした(笑)。これは「railing=てすり」という意味でした。
意味がわかりにくかった文章:lean(傾ける)
G:to bend your body in a particular direction(+forward/back/over,etc)/lean(傾ける)
「to bend your body in a particular direction(+forward/back/over,etc)」この文章は意味がわからなかったというよりも、単語がわからず意味がわからなかったという感じです。
bend=曲げる、particular=とくに、direction=方向、forward=先方、over=頭上に
単語の意味がわかれば、文章の意味がなんとなく分かりますね。
to bend your body=あなたの体を傾ける
in a particular direction=特定の方向へ
ということで「体を特定の方向へ傾ける=lean(傾ける)」となります。
意味がわかりにくかった文章:put on(着る)
I:to do the act of putting a piece of clothing on your body (opp)take off/
チャンクで分解してみます。
to do the act of=~をする行為は
★the act of=~という行為/★in the act of=途端に
a piece of clothing=布の一部
(全体の意味)
あなたの体の一部に衣類を置くという行為
日本語に直しても意味がわかりにくい文章でした。ちなみに、 (opp)take offの「opp」とは、「oppose=反対」という意味で、「take off=脱ぐ」の反対だから「put on」ということになります。TOEICではこういう問題は出ないと思いますが、この場合、この文章を読まなくても「take off」を見たら「put on」しかないよね、となります(笑)
意味がわかりにくかった単語をチェック!
意味がわかりにくい、覚えにくい単語は、イメージ画像を検索すると同時に、その単語を使って文章を作ってみましょう。普通の文章だと記憶に残らないので、思い出した時にワクワクする例文を作ることをおすすめします!
liquid=流体、液体
妄想例文:Daichi Miura's dance is as smooth as liquid.
brook=小川
妄想例文:Daichi Miura and I found the brook.
equipment=装置、したく
妄想例文:Daichi Miura prepared the equipment.
習った単語を使って文章を完成させる
The man is ( ) over a ( )
Someone is ( pour )champagne into the glasses.
She is (removing ) a stain.
A boy is reaching into a ( barrel ).
He is operating ( ) equipment.
先生からのコメント
「前回よりも回答できるようになってきたね。1人で進めると間違えるからちゃんと一緒にやっていこう」ということでした。TOEICはスコアを上げるためにたくさん問題を解いたほうがいいところもありますが、1つずつ丁寧にやっていくことで、語彙力だけではなく文法なども身についてきます。まだ今はnoteにまとめるのに時間がかかりますが、何回か繰り返しやっていくことで、もっと手早く、要点だけをまとめられるようになってくると思います。
フローレンス、マクドナルドハウスなど、国内外でつながりのある子供のための支援団体に寄付させていただきます。