見出し画像

日本は学校で水泳を教える数少ない国です

「水泳は自分の体を守るため」

プールが始まります。
5年生の目標は3級ですが、やはり個人に沿って
目標というのは設定されなければなりません。

僕は基本的に「はやく泳ぐ」ことよりも
「長く泳ぐ」ことの方が大切だと考えています。
船から落ちたとか、池に落ちたとか(あっては困りますが)
そういった場合にやはり「長く泳ぐ」方がいいと思うからです。

僕自身は焼津の荒波の中でも遠泳をしました。
漁船がすぐ近くを通ると波が大きく寄せてきて「あ~こわいなあ」と思いました。

海というのは思ったよりも流れが速いものです。
川のようです。
そういうことは海岸で見ていては気付きませんが、泳いでみると
実にはっきりとわかります。

こういう時にやはり長く泳げるのは「平泳ぎ」です。
クロールは早いけれども長く泳げません。
だから平泳ぎこそ子どもたちに確実に覚えてほしいと思います。

ちなみに外国では公立小学校にプールはありません。
民間のサマースクールで水泳を習うことが多いようです。
東南アジアでは授業としての水泳はありません。
オランダは水害が多く、身を守るための着衣泳はあります。
イギリスでは公立校でも高校にはプールのある学校があります。
プールがある日本の小学校はこうしてみると使わないともったいないですね。
素晴らしい環境が整っていると言えそうですが、教員の指導が・・・
ほぼ素人の指導です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?