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油にまみれてSDGsと戦っています

ずっとずっと石油について調べています。
石油というより原油ですね、


1 どうしてできたのか。
2 どのくらいあるのか。


この二つが主な疑問です。


そして「脱炭素社会」がいいとは思っていないから
ずっと調べています。
学術論文にまでソースを遡って調べています。


1の簡単な理由は二つあります。
有機起源説と無機起源説。


生物の死骸か、元からあったか、です。
現在は有機起源説が有力ですが
普通に考えて、どうも腑に落ちない。
プランクトンが海底に積もって砂と混ざり
ケロジェンという有機体になり原油になった。
これはあくまで想像の域を出ない。


こんなに大量のプランクトン(主に)が
死んで混ざって微生物に分解されて原油になるか??


なぜ、たくさん出るところとそうでないところがあるのか。
砂漠地帯は昔、本当に海だったのか。


太古の地球ができたときに
もともと存在していた窒素や炭素が
地熱によって変化し、マントル層と同じように
原油層を作った。


だから、今では地球のあちこちから
原油が出てくる。地中深くにはほとんど見つかる。
今はどこでも深く掘れば見つかる温泉と同じように。
これが無機起源説。


どうも僕はこちらが本当ではないかと
最近では思い始めています。
色々と考察した結果です。


2もさまざまな説があります。
ご存知の通り、私が子供の頃は


「石油はあと30年しかない」


オイルショックです。
こう言われたのが嘘だと知った時は
マインドショックでした。
マスコミは当てにならないと思い知らされました。


あと7000年はあるという説。
あと500年はあるという説。
要は「よくわからん」わけです。


しかし少なくとも100年、200年では
なくなることはない。


石油は今や「生産調整」されて原油価格が決まります。
昔のように「なくなるから高騰する」ことはないのです。


そこへきてカーボンニュートラルという言葉。
実はカーボンニュートラルは二酸化炭素排出量をゼロにする取り組みではないのです。
排出量と吸収量を同じにしようという取り組みなのです。


ここを間違えている人が実に多く見受けられるのです。


バイオプラスチックは製造過程全てを総合的に見なければならないのに
結局二酸化炭素排出量が増えてしまうことが問題になっています。
水素自動車もそうです。


それなら石油を使ったほうが効率的なわけです。
石油はいずれにしても地球が我々に残した資源です。
それを有効利用しないで放棄したら科学の敗北です。


二酸化炭素は植物にとってなくてはならないものです。
生きていけません。


太古の地球、もっと二酸化炭素濃度が多かった地球を
植物が二酸化炭素を吸って酸素を増やしてくれたのです。


カーボンニュートラルの正しい意味を理解し
石油の有効活用をもっと模索し、
正しい科学的知識と知恵を身につけていくことが
必要だと僕は思います。


僕が環境宗教家を嫌いな理由は
これで分かったと思います。


マイ箸だのレジ袋だのマイスプーン、マイストロー
だのの馬鹿げた(ほんと馬鹿げた)問題ではないのです。


プラスチックを否定するホントにアホな政治家もいますが
スマホもパソコンもテレビもみんなプラスチック部分があります。
現代文明を否定しているのと同じです。


マジ頭が狂っているとしか言いようがないです。


現在、僕は廃油を分解する微生物を実際に
ドラム缶で育てて研究中です。


「脱炭素社会」などという「私、地球に優しいことしてます」
みたいな綺麗事でなく、油にまみれて、日々変わりゆく
廃油を食べる微生物と格闘しています。

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