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何を食べるか?

 昨日からやっと息子の学校が始まった。

 冬休み明けの前日に、「2月7日まで休校」と言われ 冬休みから入れると約2ヶ月間、学校がなかった息子。

 始まって本当に よかった。

 今頃、「学校」という社会を満喫しているんじゃないかな?

 同じ年頃の子供同士で学ぶことで、彼らはグッと成長する。やはりオンラインでは学べない肌で感じる感覚を、特に子供達には感じてほしいなと思う。

 今日は、よいお天気だ。

 葉山の一軒家は、寒く身体が縮こまりがち。

 先日スノーボードに行ったのだが、雪山のスポーツは全身運動!

 汗もかくし、雪の世界は綺麗だし、スピードを出して山を滑っていると、モヤモヤした思いも吹き飛んでしまった。

 身体を動かすことって大切だな、と改めて思った。

 早く暖かくならないかなー。

 最近、CLUB HOUSEというものが流行り出している。

 友達に招待され、入ってみたけれど まだまだよく分からない。

 自由にイマジネーションを働かせて、たのしみを見つけるものなんだろうな。タイミングがあれば、試してみようかなぁ。

 たまたま少しだけ聴いた"club house"の内容に、「ヴィーガンについて。」というのがあった。

 ヴィーガンとはまた違うけれど、私が21歳の時、10ヶ月だけ完璧なマクロビオティックを試したことがある。

 15歳くらいの頃、顔にカサカサした炎症が出来、母に「皮膚科へ行きなさい」と言われた。

 当時はお菓子やファーストフードばかり食べていた私。

  そこでもらった薬を塗ると、すぐ良くなるので、また出たらもらって来て塗るを繰り返していた。

 暫く薬がなくても大丈夫だったのだが、20才を過ぎた冬、また目の上に少し炎症がでるようになった。

 その時に付き合っていた年上の彼は、色々な知識がある人で 薬では根本的治療にはならないと、上北沢にあるマクロビの元祖、「オーサワジャパン」の料理教室に入り、料理もろくに出来なかったのに 陰陽の切り方や、砂糖を使わない調理法などを学んだ。

 マクロビは、とても理に適っていて面白く、自然療法の本を夢中で読んだ。

 家では土鍋で玄米を炊き、砂糖、卵、小麦粉などは一切食べずに過ごした。

 肌は、玄米の持つ排毒作用で 炎症が噴き出すように出たり引っ込んだりを繰り返す。

 それを繰り返すうちに、良くなっていくと書かれていた。

 私はそれを信じて、真面目に自然療法(芋パスタ、梅醤番茶や、大根湯、キャベツを炎症に巻くなどなど)を試し続けた。

 次第に体重は39キロに減り、生理が止まってしまった。

 オーサワジャパンの方に相談すると、"大丈夫だ。"と、仰る。

 ここまで頑張ったんだから、乗り切りたい思いもあった。

 だけど、肌が荒れてしまうとお洒落も楽しめない。

 友達とケーキも食べに行けず、これは何が入っているか、成分が気になって、性格もギスギスとしてきてしまっていた。

 本当に心から楽しんでやれていれば、よかったのだが、あの頃の私は 楽しいよりつらい。になっていたのだと思う。

 心配も限界に来た母が、私を病院に入院させ、先生から 薬との上手な付き合い方を教えられた。

 薬を塗ると、瞬く間に肌は綺麗になる。

 そうすると、やっぱり嬉しかった。

 正しいこと。

 マクロビオティックで学んだことは、本当に真実だと今でも思う。学んでよかったと、心から思っている。

 今でも、出来るだけ息子に薬を飲ませないで育てるようにしている。

 だけど、今の世の中は毒(排気ガス、放射能等、毒と言われるもの)も沢山ある。その上 日本は、添加物大国だ。

 そんな世の中で、自分は 何を選ぶのか?

 その選択は、人それぞれが決めれば良いと今は思う。

 マクロビの経験から、私は薬と上手く付き合いながら、酵素風呂や鍼治療をしたり、家では出来るだけ新鮮な食材を使い食べるようになった。

 今の私なりのバランスが大切だと気付いたのだ。

 何より私にとって大切なことは、自分が心から幸せでいれること。自分を好きでいれること。

 これから、自然に肉を食べなくなったりすることもあるかもしれないけど、今の私は感謝してお肉もチョコレートも美味しくいただいている。

 時々、ファスティングして腸を整えたり、自分の出来る範囲で無理なくやる。

 これが正しい!それ以外は、間違っている!と、正義を振りかざすことは、偏りだ。(やったことがあるからこそ分かる。)

 どれを選ぶのもその人の段階がある。

 大切なのは、私は今これを選んでいるということを自覚すること。

 そして、やっぱりそれを心から楽しめていること。

 食事で人は作られる。それも、一理ある。

 どんな自分でありたいか。

 私は、楽しみたい。

 人生の旅を。

 色々な価値観を受け入れながら、楽しみながら旅をしていこう。

 

 

 

 

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