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過去のあたしが、今のあたしにくれるもの

写真を撮ることを始めてから、もう10年近くになる。それとほぼ変わらない時期から平成一桁生まれの私たちはプライベートの充実ぶりを電波にのせることを学んだ。最近になって口うるさく個人情報云々言うけれど、あのとき垂れ流した青春は、案外埋もれてしまって探すこともできなくなっている。

最近、Facebookがxx年前の今日について報告してくる頻度がやたら多い。
「今が一番好き、タイムマシンにのるなら未来にいく」
と豪語してきた私でもここのところのソレは過去の色々な事を思い出すには充分な情報だ。Twitterの過去ログも然り。

私もなんだかんだ青い春を過ごしていたんだなぁとスルスルと過去を引っ張り出しながら、あの頃の自分も全力だったんだなと思う。見つける言葉の節々から感じる自信や、希望、嫉妬、励まし。あの頃思ってた自分に、今なれているのだろうか。

消えてなくなった光景も、今は響かない言葉もたくさんあるけれど、たまには過去の自分に答えを問うてみるのもいいかもな。

好きだなと思っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。