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給料・給与・報酬について考えてみる。

次の質問に答えてください。(自問自答)
(質問)「今の給料は自分の働きにあっていますか?」

私は役員報酬という形で企業からお金を得ていますが
この役員報酬も合っているのかわかりません。
今の役員報酬は年間粗利から会社にお金を残して
これくらいならもらっても運営に支障がないと考える金額を
役員報酬に設定しています。

ところで最初の質問では「給料」という言葉を使い
自分が企業からもらうお金は「報酬」という言葉を使っています。
今まで意味を考えずに使っていたけど、実は違いがありました。
せっかくの機会なのでそれぞれの違いを整理してみます。


給料と給与の違い。

給与=給料+手当
上の1行で覚えておくことにしました。「基本給≒給料」

給与と報酬の違い

雇用関係があるかどうかの違い。
雇用関係(+):給与 (ー):報酬

というわけで、会社と雇用関係にない役員は報酬を得ることになり
役員報酬とついているのですね(今日初めて認識できました)。
今まで漠然と使っていた言葉も違いがわかるとスッキリします。

ではこれらの給与や報酬が今の自分に合っているか考えてみます。
価値と比較して場合分けをしてみました。

①自分>払う側が考えている価値

これは給与なら成立するけど、報酬なら成立しない。
報酬なら下げられるか契約がなくなるのどちらか。

給与なら雇用契約が簡単に切れないため成立しているが
あまりにも価値の方が低くなると、雇用契約を切ろうと
経営者が行動する。

このような雇用契約の人が多数いる企業では
粗利に対する人件費が高くなってしまうので、競争企業に
勝てなくなってしまい、やがて運営ができなくなってしまう。

①と③の人がいる場合、③の人から抜けていくので
経営者の仕事として①の人が増えない仕組みを考える必要がある。
また、お金をもらっている側は早めに②に近づけるように
自分の価値を高くする必要がある。自分が①だと思ったら
今関係のある企業の売上につながる行動を増やした方が今後
のためにもなる。

②自分=払う側が考えている価値

両者にとって一番いい状況。
ここができる経営者が優秀だと考える。
なぜならお金を払うときももらうときも価値と一緒にできるということは
値決めに強いということになる。
最強の経営者であり、自分もそうなりたい。
どうやったらなれるかはわからない。
日々自調自考しかないと思うし今後も言語化ができる気がしない。

ここの場合関係が続くし、一番うれしく納得感が高い。
価値が1点に決まることはほぼないので
少し上下するくらいの感覚でもいいかな。
例:価値±〇〇円=給与・報酬

③自分<払う側が考えている価値

企業側から給与や報酬を自動的に上げるケースが少ないと考える。

これで離職率が低く、契約破棄率が低いならお金をもらう側が
なんらかの価値を感じておりむしろ②に近いのだと思う。

しかし、お金をもらう側がこれを感じるなら②に移行できるように
行動が必要だと思う。
具体的には
①給与交渉および値上げ
②転職活動および契約終了
でしょうか。もし自分が③の状態かもと思ったら相談するのがいいと思う。

補足
①~③は企業と人という観点でお話していますが、
企業と企業のつながり
人と人のつながり
でも通じる話です。
また、今後詳しく書きたいと思っていますが
giverやtakerなど例外でこれが適用できない人がいます。
しかし多くの人はgiveとtakeをバランスよく考えているので大体通じます。

まとめ

最初の質問に答えることが文章を読む前よりはできているのではないでしょうか。株式会社PiPotalでは③だと考える人に相談サービスがお勧めだと思っています。
また、①の人でも②に近づけたい方の相談も歓迎しています。
②の人に関しては今いるところで一生懸命にがんばってください。
②にいる人はがんばれる環境にあるし、めったにない環境だと思うので
自分の価値を伸ばして、給与や報酬あげていきましょう。

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