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【おっさんの戯言】自由の正体

『オマエって自由だよねー』
『人生楽しんでるねぇ』


友人や周りの人などから
よく言われるセリフである。


私の人生のテーマの一つである『自由』
そして自身のモットー『楽しむ』


これを掲げて生きてきたので
そんなふうに言って貰えなければ
そもそもこうして生きて来た甲斐がない。


言われて当然の言葉である。
(なぁんつって、内心は凄く嬉しい😋)



だが、冷静に考えてみると
ちょいと疑問に思うことがある。


確かに大概の事は楽しみを見出し
心底楽しんで行動しているので
それが伝わるのだろう。
なので『人生楽しんでる』ってのは分かる。


しかし『自由』については
(そう見えますぅ?)🙄
と、ちょいと疑いを持ってしまう。




私が掲げる『自由』というのは、
『ココロの自由』である。
これは、私の内面のことで
ココロが縛られない状態
ココロが開放されている状態のことなのだ。


正直、他人には見て取れないと思うのだが…




私には、使い切れないほどの財産なんて
ある訳もなく…
むしろ我が家の家計は貯金すら雀の涙程度。
老後のための蓄えなんてのも考えて無いので
私は生涯現役、死ぬまで働く覚悟でいるし
それに憧れてもいる。


妻子持ちのサラリーマンの私など
お金も時間も自由になどならない。
職を替えた今となっては
年収も減ってしまっているし
労働時間による縛りは
人より多めなのではないだろうか。


傍から見える私の生活には
さほど自由と呼べるような要素など無い。



しかしながら…
確かに私は『自由』を感じながら生きている。
今現在も疑いもなく
自由であることを実感している。



なぜ自由なのか…


《自分探し…》という記事で
自分自身を自分で容認した
ということを書いたが
その容認による自身の変化の影響が大きい。

その変化のなかで、
無駄な欲求や拘りが消えたことに気付く。


そしてまず、お金から開放された。


どういうことかというと
モノに対する憧れや過度な期待がなくなった。
モノに対しての無駄な執着が無くなった。
端的に言えば物欲が消えた。
そうなると、今の経済状況でなんの不満もなく
このまま続けていけば、今後もなに不自由なく
暮らしていけることに気付く。


もっと稼がなければ…
という変な強迫観念から開放されたのだ。




時間に対する概念では
仕事を替えたことも大きいが
労働時間であろうが
プライベートであろうが
全てが楽しめる自分の時間となった。


仕事は最高の暇つぶし。

などとすら思えてしまう。


楽しむという事にはとことん拘るが
それ以外の拘りはなにも持たない。
そんな状態の私のココロは
いつなんどき、なにからも縛られにくい。

お金や時間以外にも
対人関係や人からの評価とか
世間体やら既成概念などなど
から受けるわだかまりからも…



基本的に、ココロが開放された状態でいる。


これを、私は自由だと感じている。



そしてこれが、
私のいう『自由』の正体なのである。









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