二階建ての平屋

骨はポテトと共に海に撒いて

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骨はポテトと共に海に撒いて

最近の記事

新年明けましたね

今の地に住んで20年以上が経過したが、わたしは氏神様というものを知らなくて、毎年気が向いた縁もゆかりもない神社や、小さい頃に両親とお参りに行った神社などをさすらっていたので、我が家にあるお札やお守りは現代らしく、神も多様性だった。 一昨年、軽い気持ちで職場のおばちゃんに 「来年の初詣はどこ行きます?」 と尋ねたところ 「まずはあんた氏神様にご挨拶やで!行ったことないの?考えられへんわ!」 とえらい言われようだったので、昨年から氏神様にご挨拶に行っている。 「えー、遅ればせ

    • 静かに愛でる人と愛が過ぎてウザい人

      長男はあまり感情を表に出さない。怒っている時も表情一つ変えず、静かに怒っているような人だ。 わたしは愛情の針が振り切ってしまうとその対象を無性に噛みたくなるからたちが悪い。 さて、我が家の愛玩動物の話だ。 餌を与え、住まいを清掃し、水を毎日取り替えているのはわたしだ。 これはうちの愛玩動物が異常なくらい可愛いのだから仕方がない。 お世話をさせていただいているくらいの気持ちだ。 パートでいただいた雀の涙ほどのお賃金も愛玩動物のおやつにガンガン溶かす。少し高価なおやつも迷

      • 次男の話

        産まれたその日からめちゃくちゃ育てやすい子だった。 よく飲み、よく寝て、よく出した。 2番目だから雑になったのか、けっこう早い時期から添い寝の添い乳だった。 わたしがグースカ寝てしまってても、意地で身体を動かして乳を吸うような子で、首の座りも寝返りも異常に早かった。 離乳食を嫌がり、口にふくんでやってもブッと吐き出して アァァァァァァー!!! とドスの効いた雄叫びをあげ、おまえらの食っているその固形物をよこせと机に並べられた皿を隙あらば引っ張って手を突っ込み、自分で口に

        • 犯人

          前に一度、昼しか食べないダイエットをしたことがある。 いただいたお菓子は朝起きたら食べようと楽しみにして眠りにつくのだ。 ワクワクして寝れたもんじゃなかったが、お風呂上がりに体重を測定し、1gでも減っていると、今すぐ食べたい欲望も我慢できた。 どれくらい続けた頃だろうか。 確かに昨日の夜 「明日たーべよ!」 とテーブルに置いた饅頭が見当たらない。 どこだ?どこへいった? 深夜帰宅した夫が食いやがったか? 子どもらは先に寝かしつけてたから、饅頭の存在を知るはずがない。

        新年明けましたね

          またリプライをして、頑張ってリプライをして、それでまた恥をかくのが怖いの!怖いんです。ねぇ 怖いの…

          Twitterをはじめたばかりの頃、誰をフォローして良いのかさっぱりわからなかった。 とりあえずバズっていたツイートから、ツイ主、ツイ主がフォローしている人を軸にフォローし始めたと思う。 そこから、あんまり好きなツイートじゃないなと感じたらフォローをやめたりして、自分好みのタイムラインを作っていった。 面白いツイートにファボはもちろん、読んでますよ、わたしもそう思います、大丈夫ですか?心配しています、な気持ちの時もファボをしていた。 リプライなど新規のわたしには恐れ多いと

          またリプライをして、頑張ってリプライをして、それでまた恥をかくのが怖いの!怖いんです。ねぇ 怖いの…

          お色気ポケモン

          あん時①で夫がSNSで出会った女性とやらかした話を書いた 以前Twitterのフリートにサラッと書いたことがあるが、わたしは夫がやっていたSNSとは別のSNSをやっていた そのSNSのゲームコミュニティで一人の女性と仲良くなり、メッセージをやり取りする関係になった 最初は何げないことを言い合っていたが日が経つにつれ、悩み事を話すようになっていった 時には夫の愚痴もこぼし、子どもの話などもしながら夫が不倫している気がすると打ち明けた 彼女は親身に話を聞いてくれて、自分

          お色気ポケモン

          あん時④

          「なんで離婚せーへんかったん?」 と聞かれることがある 夫を愛してるからかな 夫に慰謝料を払う能力がないのを知っていたからかな 意地かな 多分、参観日の日に高く透き通る声で 「僕の一番大事なものは家族です」 と発表した長男を傷付けたくなかったからだと思う 結果的に、まだ小学生の低学年だった長男を深く深く傷付けてしまったが、あの時のわたしは長男を悲しませたくない、ただそれだけだった気がする 妹は常に中立で、ことあるごとに「証拠は?」と言っていた 母は将来、自分らの遺産

          あん時③

          「今の自分は何点?」 先生は毎回その質問をした わたしが何点か答えると、どうしてそう思うの?と聞かれる 「生きてるだけやから」 「何もできてない」 そんなふうに答えていたと思う 何回目かの診察で 「鬱じゃないのに鬱のふりしてみんなに迷惑をかけてるから」 と答えたことがあった 先生は 「鬱じゃない人はそうは思わないですよ、鬱ですよ」 と抑揚のない声で淡々と言った それでもわたしは、自分が甘えて鬱のフリをしていると思っていた 初診からずっと先生の顔が見られず、わたしは

          あん時②

          わたしが壊れた はっきりと覚えている 子どもを幼稚園に送って帰宅し、昨日の長男の誕生日ケーキの残りを食べようと、少し固くなったチョコクリームのケーキを口にはこんだ時、身体が拒絶するかのように吐き出してしまった もう一度、ケーキを口にはこぶが、今度は口が開けられない 食べられなくなった 頭にモヤがかかっているような感じがずっと続いた ダルい、とにかくダルい 寝たい、熟睡したい 布団に横になるも、身体は沈むように疲れているのに、フワッと浮いた感覚になり眠れない やっと眠れ

          あん時①

          うちの夫はやらかした 今から十数年前、当時流行っていたSNSで知り合った女性とやらかした 当時のわたしは、隙あらば高熱を出し熱性けいれんをおこす長男とずんぐりむっくりで破天荒な幼稚園児を無事に生かすことに精一杯だった そんなわたしがなぜ夫のやらかしを疑い始めたかというと、急に 「オレ、ちょっと走るわ」 と言いだしたのがきっかけだった お酒が好きだし、健康の為に走ると言う 我が子と公園に行くことすらめんどくさがる男が、走る… その一言が引っかかった 「なぁ、なんか隠してる

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          若い頃は、乳がたわわで腰はキュッとしまっておりました。 いつからでしょうか、親指の化身みたいな形状になりましたが、わたしは元気です。 どうぞよろしくお願いします。

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