『テイルズ オブ アライズ』が面白かった！

発売日に購入した『テイルズ オブ アライズ』を少しずつプレイしておよそ50時間ほどでクリアしました。（私はPlaystation5版を購入して遊びました）

実に『ベルセリア』から5年ぶりの『テイルズ オブ』シリーズ最新作ということもあって無条件に飛びついて遊びましたよ。（なんならこれまでのシリーズは全作遊んできました）

さて今回の『アライズ』ですが「遊んでみてどうでした？」と聞かれれば間違いなく「面白かったですよ、オススメです！」と答えます。

もちろん個人的な感想や意見は色々と出てきますが、そんな細かい話は置いといてざっくりと一言で感想を述べるならやっぱり「面白かった！」という所感になります。

メーカーであるバンダイナムコエンターテインメント自身が『継承と進化』をテーマに掲げて作ったことや『シリースの再起動』などの獲得ミッションがあったことはもちろん知っていますが、結局のところ作る側・売る側の目論見なんかは正直お客様には関係が無い話でして「要するに？面白いの？」という一点だけに集約される話なんだと思います。

そういった意味では間違いなく『面白い作品』ですし、また同時にメーカーサイドの目標＆目的も達成されつつあるのではないでしょうか。（発売後すぐに世界累計出荷100万本達成＋ユーザースコア87点以上の高評価）

ゲーム業界に身を置く一人の人間としても、これは凄く嬉しいニュースであり喜ばしいことだと思います。

昨今の世の中だと「人や企業の上手くいかない話」ばかりを取り上げて、みんなで糾弾してストレスを発散させるような悲しいニュースが多い中、こういった明るい実績や成果は本当に嬉しいです。

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難易度ノーマル＋微課金でプレイ

ちなみに私は難易度はノーマルでプレイしました。正直に告白すると3人目のボスでゲームオーバーになって3回コンティニューしても勝てなかったので、その瞬間だけ難易度を『ストーリー』に変更してから撃破（楽勝）して倒した後にそっとノーマルに戻しました。

バトルは基本的にオートでプレイしつつ、ボス戦などでは直接操作して自分の戦略で倒していきました。

サブクエストはたぶん20％～30％くらいしか出来ていないと思います。（釣りもほとんどやってません）

それくらいメインシナリオのテンポが良かった、ということです。

昔のRPGのような変な苦行ダンジョンや引き延ばし展開みたいなものが一切無くて必要な大きい要素だけで構成されていて、私のような（そんなに1本のゲームプレイに時間をかけられない）人間にとってはまさに理想的な構成だったとも言えます。

あ、ひとつだけ告白しておくとゲームプレイの80％を超えたあたりから『高速成長パック』DLC（550円）を購入しました。

80％くらいまでは普通にプレイし続けた上での購入だったので、「まぁ、もうだいたいわかったからいいか、買っちゃおう」という気持ちで購入しました。（たぶん序盤に購入してしまうと全体的なバランスが見えなくなると思って我慢しました）

この辺はたぶん人によって意見が分かれる部分だと思いますが、『時間をお金で買う』というのは個人の自由だと思いますし、気に入らなければ買わなければいいというだけの話です。

ちゃんとゲーム内にも経験値を稼ぐ方法やゲーム内通貨を稼ぐ効率的なやり方は設定されていますので、それでしっかり遊んでいれば問題が無い内容になっているので安心してください。

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さて、ここからは制作プロデューサーとして、一本のゲームソフトとして見た『テイルズ オブ アライズ』に関する所感を述べていきたいと思います。

商品としての『テイルズ オブ アライズ』。

「自分だったら？」という視点も含めて一本のゲームソフトに関する分析・分解を行ったうえでの意見だと思ってください。（もちろん完全に個人的な見解ですよ）

制作プロデューサーとしての分析と意見

まずは上でも述べた課金要素についてです。本作『テイルズ オブ アライズ』には発売と同時に様々なDLCがライナップとして用意されていて、その課金を促すゲーム内表記（場所）についての物議がありました。