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そして何かに寄りそい生きた

『寄生獣 ーザ・グレイー』

配信されてすぐに視聴しました。全6話。物凄く面白かったです。

「あー、そうだ、通知が来てる、韓国で制作されたスピンオフ?のドラマ?もう配信されたんだっけ?一応観ておくか」

それくらいの気分で視聴を開始したのですが、正直驚くほどの原作漫画『寄生獣』に対する理解度と解像度で制作されたドラマになっていて衝撃を受けるほど面白かったです。

特に第4話と第6話のラストでは実際に「うえっ!?」って声を出すほど衝撃を受けましたし、それだけのめり込んで観続けることができたんだな、って我ながら自覚しました。

なので、本ドラマはオススメですよ!ということでぜひ観てください。

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本題は別にある

で、文字通り本題はここからなのですが。ちょっとなかなかのショックを受けたので改めて(社内スタッフにも向けた)メッセージとしてここでお伝えしておきますが。

あのー、原作漫画である『寄生獣』って読んだことありますか?

もうこれは一般の読者に対してではなくて、サイバーコネクトツーにいる全てのスタッフ向けに言ってます。

もし「まだ読んだことないです」という人がいるようなら、そうですね、読みましょうか。

「いまから全くの予備知識が無いまっさらな状態で『寄生獣』が読めるなんて幸せですね、羨ましいですよ」

心の底からそう思いますし、もうなんだろう、祝福したい気持ちすらありますね。

サイバーコネクトツーの社内にはたくさんの漫画やアニメや映画やゲームソフトのライブラリがあって、スタッフはいつでも借りて帰れるようになっています。

当然ながら『寄生獣』も全巻揃ってます。

通常の単行本も完全版も新装版も全部あるので借りて帰ってぜひ読んでくださいね。

あ、なんでこんな話をしてるのかというと、たまたま30代のスタッフと雑談してた時に「あ、スンマセン、私まだ『寄生獣』という漫画を読んだこと無いです、読んでからドラマ観たほうがいいですよね、ぜひ読みます」って言われたからなんです。

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頼むから読んでくださいね

そりゃね、『寄生獣』という漫画作品がアフタヌーン誌上で連載されたのは1988年から1995年なので、世代によっては生まれてもいない人もいますからね。

読んだことが無い・通ってきていない、という人がいても決しておかしくはありません。

サイバーコネクトツーは『NARUTO-ナルト-』『ジョジョの奇妙な冒険』『ドラゴンボール』『鬼滅の刃』という版権をお預かりして、ゲームソフトを制作している会社ですので、それらを読んだことが無いというスタッフはいないとしても、さすがに『寄生獣』までは読んでおけよ、というのは言われないとわからないですからね。

だからこうして改めて伝えています。

『寄生獣』は読んでおいてくださいね。

言うまでも無く『寄生獣』という作品は名作ですし、漫画としてのある意味での完成形であり、いつの時代の誰が読んでも色あせない傑作なので、頼むから読んでおいてくださいね。

人生に必要なことや、人間が持つ愛情や、人が生きる意味と、死ぬ意味と、人生哲学のような前を向いて少しずつ傷つきながらも歩いていくということを、実に丁寧にかつショッキングに描かれていて、完璧なラストを含めて珠玉の全10巻なので、ぜひ読んでください。

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言い出したらキリがないことをあえて言う

なんとかここまで冷静に書くことが出来たので、そろそろ本心というか本音の部分で語ろうと思います。

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