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1年ドット絵をポストし続けたSNSを考察する

こんにちは。数字の視覚化も大好きなpixelflagです。

さて、2018年初めから1年間毎日ドット絵を描いて、なんとか1年継続できたので、それを公開してきたSNSのデータを見ていきます。

前提として、いいね!やRTの先には人がいて何らかの意思があったということの感謝を忘れてはいけません。今回は考察のために、数字として見るため、少々きつい印象を持たれる点もあると思いますが、その点ご容赦ください。

今回も投げ銭方式にしましたので本編は最後まで読むことができます。

1年前にアカウントを作ったので、まっさらな状態からのスタートです。


Twitterの1年を観察する


Twitterのいいね!とRTのグラフです。

横軸が1年の日付です。
縦軸青ラインがいいね!の数、赤ラインがRTの数、黄色が前後10日の平均いいね!数です。
各キャラクターは、その時期の突出したいいね!を得たキャラクターです。

フォロワー数はすいません、集計ができませんでした。年末時点のフォロワー数は4600人で、開始からだいたい毎日約12人くらいの増加率と思ってください。

さて、これをどうみますか?それぞれ考えることはあると思います。今回は1年観察してきた自分の主観による考察をしたいと思います。

主観なのは、ノイズが多いので勘に頼らないと言語化まで落とし込むのが難しかったからです。でも1年毎日観察した分の信頼感くらいはあるんじゃないかなと思います。

いいね!の数はフォロワー数によらない

初期からイイね!の数はあまり変化が無いように見えます。浮き沈みや、目立って伸びるものが全体的に同じくらいあるのが確認出来ます。

人気シリーズ、人気キャラクターが集中した時に平均の山が上がりますが、フォロワー数の増加にともなった平均の上昇は見られません。

これを見る限りでは、いいね!の数はフォロワー数と関係ないようなので、興味がある人へは一気に届いていると推測できます。すでにクラスタが出来上がっていて、その中のインフルエンサーに届けばすぐにその周辺に行きわたるという形のようです。

いいね!が突出したTweetには何が起こったか

たまに、ドンと伸びるTweetがあります。これを観察していて気付いた点は、有名人にRTされると一気に伸びるということです。いわゆるインフルエンサーですね。そのとき、同時にフォロワー数も増加しました。新しいクラスタへつながった瞬間です。

いいね!の平均が上がっていった現象

人気シリーズが連続した時、いいね!の平均が上昇する傾向が観測できます。逆にマニアックなキャラクターが続いたとき、平均が下がっていく現象が観測できます。

綺麗に下降する人気順にキャラクターが並ぶことは考えづらいので、長期でみると周辺のいいね数に引きずられる傾向があるようです。

これはTwitterの仕様であるように見えます。過去のいいね!に応じてタイムラインに表示される優先を並べ替えているようですね。

優先順位が高ければ、ふたたびいいね!をつけてもらえる確率も上がるわけですね。

フォロワーが増えていったことでの変化

フォロワー数での変化は、グラフには現れていませんが、イイね!が付く初速の違いがありました。アカウント作成した初期や、RTが連鎖して新しいユーザーへリーチできたときは2,3日かけてじわじわと伸びていく減少が見られました。
通常は一気に伸びて1日でほぼ収束していきます。

あとは、フォロワーが増えることでいいね!の底上げがされていきました。どんなにマイナーなキャラでも、いいねの最低ラインは徐々に上昇していたようです。

新しい提案はRTされやすい

なんでも、最初の提案はRTされやすいようです。やはり、新しい発見は人に紹介したくなります。

逆にどんなに凝っていても、同じものではRTはされずらく、いいね!も伸びずらいということになります。

Twitterを1年間観測して見てまとめ

・RTがあれば、フォロワー数と関係なく、届くべき人にほぼ届く。
・たまにバズるのは、インフルエンサーのおかげ。
・新しい提案はRTされやすい。
・フォロワー数は、いいね!の初速と最低ラインに影響する。
・良いものが連続すればいいね!は上昇していく。

このくらいでしょうか。もっとあった気がしますが、忘れてしまいました。気が付いたときにメモっておけばよかったですね。

ついつい、いいね!に一喜一憂してしまいがちですが、自分の作品の出来に結果は直結しないようなので、全体的にふんわり見ておくくらいがいいみたいです。


Instagramの1年間を観察する

あまり宣伝してませんでしたが、Instagramも一応作ってました。

LIKEの数と、その周辺の平均です。アップしているドット絵はTwitterと同じです。年末時点のフォロワー数は900人です。

RTが無い分、フォロワー数によってじわじわとLIKE数が増えていきます。3月を境に一気に増えているのは、投稿にタグをつけるようにしたことがきっかけでした。

それまでは、なんとフォロワー数が0のまま2カ月経過しています。タグをつけないと流入がなかったんですね。検索性も低く、RTの仕組みもないため、初期に発見されることが困難だったようです。
(instagram側で2カ月くらい露出しないようになっているのかもしれませんが。)

3月前のLIKE数は、戻ってLIKEしてくれてたからです。

instagramは、とにかくタグを増やすというのがコツのようです。私の場合は面倒でタグはずっとコピペだったため、じわじわとフォロワー数が伸び、それに比例してLIKE数が増えていく形になりました。


おわり

フォロワー数を増やしていくことは、自分の作ったものを広く知ってもらい、活動を維持する収益のすそ野を広げていくことに大変重要であると思います。そして、いいね!も信頼の指標にはなると思います。(多くの変数があるので、正確に見るには複雑すぎますが。)

いろいろ考察はしてきましたが、フォロワー数を増やし、いいね!やRTを伸ばし、堅調に維持していくためには、「上手くて、驚きがあって、手間暇かかってるものを作り発信しつづける」ということに結局集約します。

炎上マーケティングや、釣りタイトルなど、注目を集める方法も存在はしますが、やると人として大事なものを失いそうな気はします。
効果が大きいことはよくわかりますけどね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
皆さんに何かしらのヒントになれば幸いです。

よければ投げ銭お願いします。今回のおまけドット絵は「餅つきです。」


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