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ペットの最期に向き合う。

わたしの実家は今年で12歳になるダルメシアンを
飼っています𓃡

とってもとっても愛嬌があって
可愛くて
わたしが辛いときも笑ってるときも
楽しいときも泣いてるときも
どんな姿もみてきたラーちゃん。

そんなラーちゃんが
わたしが引越しするぐらいのときから
なんだか体調がよろしくない日が続いて
リバースすることも増えていきました。

ひっこしてからも気になって
母に父に「らーちゃんは元気?写真おくって?」
とlineを送って写真を送ってもらっいました。

9月に入って実家に一週間に一度ぐらい
帰ってきたとき
らーちゃんがだいぶ弱っていることに
気づきました。

いつもなら
玄関から「らーーちゃーん!」って呼ぶと
尻尾をふりながらワンワンと鳴いて
出迎えてくれるのに
ふーらふーら歩きながら
出迎えるようになったのです。

立ち上がるときも前足に重圧をかけないと
後ろ足が立ち上がらないような感じで
太り過ぎもあるし、老犬だから、とも思いながら
とても心配していました。

いつもなら食事中も料理中も
なにつくってるの?
なにたべてるの?って興味津々に
鼻を近づけてくれるのに
自分のベッドでスヤスヤ眠っていたり
しんどそうに横になっていたり

見ないうちにどんどん悪くなってるように
思いました。

9/28,その日実家に朝から帰る予定で
いろいろ準備をして
最寄り駅まで両親が迎えに来てくれたのですが
車の中で
「らーちゃんが今朝こんな吐血してん。。」と
見せてくれた写真をみて
ものすごく悲しい気持ちになって
泣きそうになったり。。

ちょうどその日は朝かららーちゃんを
動物病院に連れて行って半日検査をする日だったのですが
吐血の写真をみて大急ぎで検査をしてくださいました。

結果はその日の夕方にわかったのですが
両親と三人で動物病院にいき
らーちゃんと対面する前に先生から
らーちゃんの状態を聞きました。

「12歳になるのに、いままで一度も大きな怪我もなく、病気もせず生きてこれたのは、神の使いなのかもしれない」

そう、先生はつい先日お薬をもらいにいった際も
そんなことを言ってくれていたのですが

検査結果を話してくれるときも
まずそう言ってくれたのです。

「血液検査の結果も異常なし。この年齢でこの数値、とても素晴らしいです」

「心臓、肺、腸、腎臓、なにも悪いところはありませんでした」

「ただ、、胃ですね。」

このとき、
本来ならこんな色が正常です、という画像をみせてもらいました。
そのあとにラーちゃんの画像をみせてもらったのですが

ところどころ黒くなっていて
出口のほうが真っ黒くなっていたのです。

「おそらく、腫瘍かなといったところです」と先生に告げられました。

良性なのか悪性なのかまでは先生は
おっしゃらず
余命が何日〜何ヶ月だというお話も
ありませんでした。

ただ、「これからは好きなものを食べさせてあげてください」と言われて
その言葉がどんな意味を指すのか察することができました。

いままでは痩せないといけないということで
あまりオヤツはあげないでくださいとか
言われてたのが

好きなものはなんでも良いとのこと。

泣きそうになりました。

ラーちゃんを抱えて先生が診察台のうえに
ラーちゃんを置いたとき
強く、でも優しく抱きしめました。

「麻酔がきいていて、自分の脚では立ち上がれないと思います。抱っこして家に連れて帰ってください」と先生に言われました。。

車の中でもすごく大人しく、動こうともせず。
お家についてからは
ずっとボーっとしているような感じでした。

9/28のこの日から
わたしは一階に布団を敷いて
ラーちゃんと一緒に寝るようになりました。

この日は飲まず食わずの1日だったのに
ずーっと寝ていて。
夜中三時ごろに急にムクッと起き上がったタイミングで

もしかしたらお水がほしいのかも?
と思い
お水を持っていくと

飲まない。

でもスプーンで掬って
お口に持っていくとペロペロと飲む。
何度も何度もスプーンで掬って
お水をあげました。


そして今日10/4まで。
約6日間、昼夜逆転生活を送ることに。

事情が事情だから
しばらくラーちゃんのそばにいていいよと言ってくれた夫。
一週間も家をあけて、、、
しかも新婚で。
家のことを任せることになって申し訳ない気持ちだったけど

らーちゃんが心配で毎日涙していました。


ほんとに昼夜逆転生活で
いまもそうで
朝5時半に寝る、朝ごはんを6時半頃あげる
そのあと9時前まで少し寝る。

そのあともラーちゃんに何かあるかもしれない
と思って離れないようにしていました。

だけどやっぱり堪える。。。
若くないから夜中ぶっ通しで起きてるなんて
しかもそれが連日続くなんて
かなり体もきつい。

お昼たべたあと、18時過ぎまで寝るようになりました。

そんな生活をしてたら
昼夜逆転なるよね。


そしてほんとだと
今日夫が迎えに来てくれて帰る予定にしてたんですが
なんか朝から喉の調子がわるい。。
ゴホッゴホッ。
うん、違和感ある。

そんなんで、夫に説明したら
じゃあ5日に迎えに行くね、とのこと。

ほんと夫様々です。


でも本当にラーちゃんが心配。
私がいなくなったあと
また急にしんどくなるんじゃないかなって思ったり。。

幸せと不幸せって 
ほんといつだって隣り合わせやな。。


治ってほしい。
歩けるようになって欲しい。

単なる願望やけど
ラーちゃんがずっとずっといてほしい。。



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