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愛犬が急に老犬へ。

12年間我が家のアイドルを全うしている
愛犬ダルメシアン君(らーちゃん)が
胃に腫瘍を患いながらも、
1日1日を懸命にがんばって生きています。
つい最近まで散歩にいったり
大好きな台所まで来たり
くっついてきたり、、、
ほんと数日前まではいままで当たり前にできていたことが、日々失われていき
らーちゃんの「できなくなっていく」ことが増えていきました。
らーちゃんが一ヶ月もしない間に、変わっていったこと、できなくなったこと、こうするようになったこと、大好きなわんちゃんを飼われている方の目に留まってもらえたら、共有できたらいいなとおもって書いてみます。


1、うしろ足が言うことを効かなくなった
→検査から帰ってきて1番最初におもったこと。
かわいそうなぐらい後ろ足のいうことが効かなくなっていた。。
老犬は後ろ足がまず弱るときいていたけど,本当にそう。
自分でおしっこできていたのに、段々立てなくなってきて後ろ足を支えないとオシッコができなくなるような状態になった。

2、固形物がたべれなくなった
→食べることが大好きで、人間の食べてるもの興味津々で、ご飯を作ってる時もキッチンにきて「なにつくってるのー?ぼくのはー?」と言わんばかりに卑しん坊なコだったらーちゃん。まだ噛む力があるときは大好きなササミを喜んで食べてくれていました。
でもどんどん食べれるものが固形物から流動食になって固形物を食べれなくなっていきました。そのスピードは本当に早くて、昨日まで食べれていたのに…そんな速さでした。

3、お水をたくさん飲むようになった
→元気なときから,お水はよく飲んでいたけど
のむ回数が増えた。え?また飲んでるの?そう思うことが増えた。


4、おトイレの回数が増えた
→お水を飲む回数、量が増えるということはそりゃ自然とおトイレの回数が増える。これがすごく大変だった。後ろ足が弱っていたことと、らーちゃんはお外でしかオシッコをしないという躾だったので、中型犬(ダルメシアン)を抱っこして外に出すことがすごく大変だった。。夜中だと足元暗いしね。


5、おしっこを漏らすようになった
→後ろ足の自由がきかない、とうとう自力でたてなくなる、必然とオムツ、オシッコシートが必要になる。オムツなんてつけたことないし、らーちゃんは老犬でも意識がしっかりあるからオシッコを我慢してオムツをしている間はオシッコをしない。なのでベッドにオシッコシートを敷いて寝ながら用を足すようになった。

6、立ち上がる筋肉がなくなった
→そうなるとずっと寝たきり。時間がたてば体勢を変えたりして,足や背中のマッサージをしてあげていた。このとき、背中のマッサージは優しくするように気をつけていた。老犬になると脊髄の損傷がでてきて、歩くのも痛い、、そんな話を検査後に聞いていたから。
四足歩行ができないって動物にとってこんなに辛いことないよね。

7、夜何度も目が覚めるようになった
→おしっこのたびに目覚めるように。
らーちゃんは賢いから,おトイレいきたいよ〜ってなったらムクっと顔だけあげて、こちらを凝視。
いまでは立ち上がることができないけれど、寝ながらオシッコシートに用を足したときには、ものすごい上目遣いと前足を必死に動かす。この行動でらーちゃんオシッコしたんだなってのがわかるように。
あと、らーちゃんはオシッコシートが少しでも濡れてる状態が嫌なのか、すぐに変えて〜と体を動かしてアピールしていた。


8、みるみる痩せていく。
→ダルメシアンのなかでもちょい太りだった、らーちゃんは、流動食になったこと、食べれない日があったかと、それらの日々が積み重なってずっと寝たきりになってからは
もう〜すんごい痩せちゃって、、、びっくりするぐらい目の周りの骨が浮き出たり、脇腹もアコーディオンのようになったり、お尻の骨なんか飛び出そうになって、まるで骨に皮膚がついてるような感覚。
元気な頃から「痩せなきゃね」って先生に言われてきたけど、人間もそうやけど、ある程度お肉がついてプニッとなってるぐらいが可愛いな!って改めておもった。

9、寂しい気持ちにさせてしまうと痩せていくこと、元気がなくなること、それらが加速していく。
→これはわたしが勝手に思っていること。結婚してから実家を離れ、見ない間にどんどん体調が悪化していった。久々にあうと尻尾を振って目も潤って、食べれなかったボウロが食べれるようになったり、たくさんお水を飲めるようになったり、「会いに来てくれて嬉しい」「会えて嬉しいんだ」って言わんばかりに元気になっていった。
そしてまた実家から離れる日、なにかを察したのか「行かないで」と言わんばかりに顎で手をおさえてくる。目にも寂しさがあらわれていた。

次に実家に来たときはもう寝たきりになっていた。数日前までは大好きなササミも食べれていたのに。。
寂しさが病気を気持ちをさらに悪い方向にもっていくんだなと感じた。

9、水道水ではなくて砂糖水をあげる
→たべれなくなったらーちゃんは低血糖を起こしてる可能性があったので、砂糖水を作ってスポイトで何度も何度も砂糖水をあげるように。
砂糖水を飲むと、ちゅーるを舐めれるようになったり、シニアの缶詰を口にできるようにもなった。
人間と似ていて、人間も風邪をひくとポカリスエットのような甘いスポーツドリンクを飲んで栄養を補給するように、犬も砂糖水で糖分を補給するんだなと信頼のおける動物病院の先生に教わった。


10.呼吸のリズムが変わる
→急に早くなったり、浅くなったり、かと思えば、え???息してるの?と心配になることが何回も。
呼吸が早くなって。もしかしたら、。。とおもったときは耳の近くで、目を見て「らーちゃん!らーちゃん!!!」と何回も名前を呼んでかりだをさすったりした。

11.老犬になってからの検査(麻酔)はおすすめしない。
→麻酔は怖い。そう思ったのが両親の話をきいてから。両親いわく、らーちゃんは検査前まで普通に立ち上がることもできていたし、リバースすることは増えても自分の脚で動くことができていたそう。検査後、家に帰ってきてから後ろ足の調子が悪くなった、とのこと。。
みるみるうちに後ろ足のいうことが効かなくなっていって、「麻酔の後遺症だな」と父は言っていた。
動物病院の先生が「ダルメシアンは麻酔との相性が悪い」と言っていたけど、犬種によってちがうのかな。。


12.震える
→老犬になると体が震えだします。どこか痛いのかな、寒いのかな、危ないのかなっておもって抱きしめてあげたりするけど、小刻みに震えています。調べると老犬あるあるだそうで。なにもできないけど、抱きしめて安心させてあげることはできるのかなと思います。

13.飼い主さんのことがだいすき
→言わずもがなというところですが、飼い主さんがそばにいると心なしか目が潤って「そばにいて」「安心するよ」と目で伝えてくれてる✨
自分自身もそばにいてあげたいし、らーちゃんもそれを望んでくれてるんじゃないかなと感じます。


いま思いつくことはこれぐらい。かな。。

本当に急にらーちゃんの日々が変わっていったのでいまだに胃に腫瘍ができていて、年内まで持つかわからないなんて、まったく信じられない。

らーちゃんはいつまでも元気でわたしたちを幸せにしてくれる神様からの最幸の贈り物だとおもっているから。

いままでできていたことができなくなっていく姿をみると、涙なしでは無理です。
らーちゃん自身もきっと、あれ?ぼくなんで立ち上がれないの?なんで、たべれないの?って思ってるんじゃないかな。

両親は麻酔して検査をしたことを悔やんでいたけど、わたしは検査してよかったとおもってる。
らーちゃんは検査の日、オシッコシート一面に吐血する症状があって、急いで半日検査になった。
やっぱり検査して腫瘍ができていたことがわかったし、応急処置としての薬を処方してもらえたし、急にらーちゃんがいなくなる!!!なんてことのほうが心のダメージが強すぎて立ち直れないかもしれない。だから検査して麻酔うったから脚があかんくなったとおもうより、検査して分かってよかったんだとおもう。

この歳で愛犬との別れが迫ってくるのが現実味をおびてないけれど、最期の日までたくさんのありがとうと幸せな気持ちを伝えようとおもってる。

生まれ変わっても絶対に幸せになってほしいし、会いに来てほしいし、待っていてほしい。
絶対に幸せなところで生まれ変わってまた幸せに生きていて欲しいっておもう。

まだらーちゃん生きてるのに死後のことなんてって思うかもしれないけどね。。


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