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【Day48】ベトナム63省バイク旅(Bắc Ninh省)日中韓の融合の街へ

ハロン湾から、Bắc Ninh省までは、約170㎞の道のりで、所要時間は2時間半ほど。ただ、この道のりも結構な道路でトラックが多いので、できる限り主要道路を避けて向かう。

途中の田園風景

2時間半も走り続けているのは疲れるので、いつも中間地点でカフェを探す。ACが効いていて、WiFiがあって、カフェも安くて、デザインが素敵な場所。意外と(?)ベトナムでこういう場所を探すのは簡単だから、助かる。ほんと、どんだけ田舎町でも、周りにほとんど何もなくても、カフェ文化の発達はスゴイよね。感謝。

Bắc Ninh省へ向かう道でも、街中でもそうだけれど、韓国や中国系の資本だと思わせる建物をよく見た。この辺りは、中華系企業がよく進出している場所だ。

たぶんベトナムのどの地域よりも中華料理屋さんが多い気がしていて、ハノイに住む中国人の友人も、バクニン省はハノイよりも断然中国の企業もレストランも多いとのこと。

あるカフェの女性スタッフも、最初私を見るなり、中国語で話してきて、通じないとわかると、韓国語に変えた!聞くと、ベトナム人で、中国語と韓国語を話せるのだそう!日本語は「君の名は」だけ知っていた笑(そして、「君の名は」ってどういう意味?と聞いてきた笑 とりあえず、意味はわからんけど言ってみたって感じの会話)

バクザン省は、メコンデルタの各省並みに、ウィキペディアの日本語情報が、「パイナップルとライチを主とした農業が盛んである」くらいしかない。

朝食はバイキング!

この街は、まるで「日韓中」の融合のよう。良いホテルだと、水回り(トイレやシャワー)は日本製、街のカフェは韓国、飲食店は中華料理。日本って「知る人ぞ知る脇役」みたいな、本当は生活基盤支えているんだけど、表には出てこず、街の「文化」に溶け込むのが上手いのは韓国で、経済発展を促進させているのは中華系ビジネス。

なんだろう、たった数時間の旅だけれど、ここに来て、またベトナムじゃない異国に来た感覚。でも、同じ「アジア」という枠組みが、どこか安心するような、賑わいがまたベトナムと違うような、不思議。


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