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キャリアデザイン日記③~20代転職で見えたもの~


ゆるゆる人生、2社経験した感想と、そこから見えたものまとめ。
というかキャリアデザイン日記①から1年経っちゃった。へへ…。

今回は①からのおさらいついでに、改めて転職の感想を。

転職前から転職後も同じ業界を渡り歩いてしまった私ですが、社風も職種も変わりました。一般職の事務から、総合職の総務(人事・広報・採用・IT管理などなど)へ。

「この業界もう離れたい!体質は古いし労災怖いし、花や夢のある話題もないし、男ばっかだし」と思ってたのですが、大声で言いたいのは会社や環境によって違うよー!ということ実感しました。
同じ業界になる分、ちゃんと条件や雰囲気を真逆で選んで正解でした。メリットとデメリットが綺麗に反対になって、自分が何が平気かよくわかった…というかそのために、わざと真逆の環境を選びました。

はたから見たら休みや年収といった条件はものすごく落ちていて、失敗に見えるかも。でも、個人的に絶対に必要な経験だったと思っていて、風通しの良さや人の明るさ、性差別のなさ。失ったものと得たものを考えて今、マイナスが沢山あっても、この経験はしないとダメだったってちゃんと思えました。だから、ひとまずは着地点かは分からずとも転職してよかったです。


◆職種が自分の得意や好きを生かせることだと続けられる!

この業界に1パーセントも興味ない!って言いたいところだけど数年働いたら知識もついて愛着も沸いて、なんとかなっていく。大事にしよう、自分のできること探そうって思えるから大丈夫。
むしろ興味のある業界とか好きなこととか、いまいちいまだによくわからなく…。職種や役割みたいに、自分が何をするかの方が個人的には大事で、それが叶えば満足しそうかなという発見がありました。
でもなんだろ、あえて多くの人がやりたがらないとこに、興味を持つことは多いかもしれない。どうやってスポットあてるかとか考えるほうが、需要と商売の隙間ありそうとか思うからかなぁ…。でも希望業界はいまだに本当にぼんやり…。


◆会社の色と人間関係が大事!

イメージの悪い業界でも社風やカラー、人間関係は会社によってまちまちなので見極めが大事。同じ業界でも、メーカーか、商社か、サービスかとかで体質が大きく変わるんだなぁと思いました。(ただし業界の体質や仕事の性質は変わらなくて、労働環境・業務形態・コンプライアンス遵守傾向などはあるかもしれない…。)
採用された人材はある程度社長の考えや理念にも影響を受けて入っているから、社員のカラーもなんとなく決まる。なんだかんだ、休日日数や給料よりも仕事内容のキツさや残業量、人間関係の良好さが継続可否につながる気がします。


◆馬鹿にできない、多様性。

いろいろな経歴の人が採用されるような多様な人材がいる環境の方が心地よかったです。新卒採用一択の企業は価値観が閉鎖的になる傾向があって、同調圧力を強く感じることは多くて。
これからは世の中的にも中途の割合増やすべきのようだし、そういうことも、もうなくなっていくのかな?
「外」を知っている人がいると、閉鎖的にならず風通しがよくなりやすいなーと感じました。あと、新卒で働き続けることに固執してない会社の方がシンプルに柔軟な気…。でも中途採用は企業的には、転職慣れで離職リスク高い場合もあるから、慎重さがないともいえる。


◆チームワークと役割。

チームで動いてみて気がついたのは、チームで仕事をすると仕事の遅い人や段取りの悪い人にイライラしてしまうこと…。自発的に仕事を抱えすぎて、段々と仕事量が偏っていくのも自分の性格の癖だと気が付きました。近い力量の人と仕事するか、役割を分離して責任範囲をしっかり区切るとうまくいく。
そういう意味では、足並みそろって人とやるよりも、個性を生かしたり担当する領域が明確な方が気が楽でした。自分の決めた範囲や計画の中で自分のペースで進められることがやりがいで、期限のわからないものや着地点の見えないことに対応しているのはストレス。
たぶん、そういう意味で過干渉な人とかも苦手…。ある程度放っておかれる方が好きなんだな。というか、「あなたは放っておいても大丈夫だよね」の期待に大丈夫であろうとやり続けてきて、それに慣れて適応できるようになっちゃったから、今更あれこれ言われるの嫌な人間になっちゃったね。

◆小さい会社のいいところと信用性のバランス。

2社とも大企業ではなかったけど、中くらいの規模からより少人数の会社にうつった感覚としては、大企業はたぶん苦手だと思う。笑
なんだかんだ中小企業が好きだからそこで手に職もないとお給料はちょっと見込めないかもなぁ。でも公共事業なり大企業との提携なり、自分は安定性というより企業としての信用性を結構見て職場を選んでいるなと思いました。


えぇと。つまり。会社という組織でお仕事するとき。

①ちょっと固めの社会問題解決に関われる業界で
②自分の経験や得意なことを生かせる職種で
③多様な人材が集まる環境で
④自分の役割がはっきりした状況で
⑤信頼性のある中小企業で働きたい。

なんかぼんやりとこんな感じなのかな。と振り返ってみました。
なんとなく、優先するもの。

①人間関係・社風・会社の理念
②仕事内容
③ワーク・ライフ・バランス(残業と年間休日、休みやすさ)
④給与(福利厚生)
⑤やりがい

安定性とかは、おまけだね。倒産しそう~っていいながらみんなで働くのもね、嫌いじゃなかったです。

こんな考察もまたいつか必要になるときが来るかしら。
まぁこんな風に書いても最後はいつだって直観です。分析は、直観の前では何の効力もなくなるので…。
人それぞれだから、同じ体験をしてもみんなが同じ気持ちになるわけじゃないんだろうなぁ。

キャリアデザイン日記④へご期待ください!!

ではでは、し~ゆ~。


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