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ただやりたいという思いだけで日本を飛び立った


2000年に日本を出発し、北欧を目指して旅に出た私は、なぜか今タイ・チェンマイでものづくりを続け、様々な人々に助けられ、たくさんの経験をしながら今の自分が作られ、今も存続し続けている。

たくさんのエピソードが生まれるのは、私とその時に出逢った人々によってつくられた楽しい時間と思い出。当時の出来事を思い返しここに書くことで、ストーリーとなっていくだろうと思いここに綴っていこうと思います。

2000年に、自分の作品集と共に日本を飛び立つまで、悶々とした日々を過ごした日本。
なぜタイ・チェンマイへ辿り着いたか?

そして、そこで出会った人とのコミュニケーションによって自分の心の奥底にあった”海外での生活と、ものづくりをしたいという思い“が、絡み合い21年もの長い月日が綴られ、現在進行形なのです。

2000年の11月。
自分で何かを始めたいという気持ちが湧きで、数ヶ月前に仕事を辞めた。でも、どこで何を?そこまで自分では決められてなかった。

美術大学で、空間演出デザイン:照明アートデザインを学び、3次元の空間のものづくりが、しっくりして光のアート作品を作ることが心底楽しかった。だけど、就職となるとどうしていいのか分からず、学生時代より内装業や販売のアルバイトをして、その当時アルバイトしていたヘンプ輸入業社にそのまま就職した。

仕事を辞めて、東京で何かを始めようと試みたが、情報の多さに負けて、何をしていいのかさっぱり分からず、海外へ行きたいという気持ちが高まっていった。

インテリアといえば北欧。
家具やガラスの作品が好きで、自分の作品集を持って仕事を探しに行くと、何も考えずに意気込んで出発した。
当時25歳。
私は、どんな道のりが待っているのかさえ想像もせず、やりたいという熱い気持ちだけで飛び出していった。

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