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だからやめられない話。

まぁ文房具のお店って普通にやってたら儲かりません。

好きでやってるから仕方無いんですが、結構考えさせられます笑

高い家具やお洋服なんかを売った方がとか、羨ましく思う事も多々(もちろんそれはそれで大変なのも知ってます)

まあそんな中でも『手頃』という観点から嬉しい出来事もたくさんあります。

その筆頭が『好きな子』

ここで言う好きな子は『文房具が好きな子』

子供がただ文房具を買うのは別に何も珍しいことでは無いと思います。

ただ世間からも言われるように、ウチでセレクトしている文房具はちょっと変わってる物も多いです。

そんな中、大人でも中々ポンと買わないような物をお小遣いを握りしめて買いに来る姿。

僕も歳をとったのでしょう、心底胸が熱くなります。

きっとそれは『文房具』という子供にとっても身近な道具だからだと思うんです。

言い方は悪いですが、良い大人でも『ペンにこの値段は』とか『こんなの要らない』とか平気で言います。

なんとも言えない気持ちになりますが、そこは価値観なので。人ぞれぞれです。

そんな道具を子供がすごくキラキラした目で買いに来る。

共通してどこか控えめそうで、みんな同じ目をしています。

そんな子は決して多くはない事も知っていますが、すごくやってて良かったなーと思える瞬間です。


この商売をしていて、きっと一生儲かることは無いのでしょうけど

こういうのがあるからやめられないよなーと

改めて思った日曜の午後でした。



また良い物セレクトしときます。

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