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遠征して行きたい! 【2024年4月】にスタートする 全国の気になる展覧会・アートイベント 45展

2024年4月にスタートする、全国の気になる展覧会情報を「地域別」に「開催日順」でまとめました。各展覧会の概要をワンポイントでご紹介しています。(展覧会タイトルは、公式サイトにリンクしています。)

(見出し写真は、TOKYO NODEの「蜷川実花展」の《胡蝶のめぐる季節》/ 蜷川実花 展示風景。4/6からは、青森の弘前れんが倉庫美術館で「蜷川実花展 with EiM: 儚(はかな)くも煌(きら)めく境界」」がスタート。
また、青森の美術館5館を結ぶ「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」も4/13から始まります。)


全国の展覧会・アートイベント(地域別・開催開始日順)

▍北海道・東北

(北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県)

【青森】蜷川実花展 with EiM: 儚(はかな)くも煌(きら)めく境界」

会場:弘前れんが倉庫美術館
会期:2024年4月6日(土)〜2024年9月1日(日)
写真家・映画監督の蜷川実花(にながわ みか)とクリエイティブ チーム・EiM(エイム)との協働による大規模な個展。

【北海道】遠藤彰子展 生生流転

会期:札幌芸術の森美術館
会期:2024年4月6日(土)〜2024年6月16日(日)
「人間の存在」や「今生きている実感」といった普遍的なテーマを描き続ける画家・遠藤彰子の個展。

【青森】野良になる

会場:十和田市現代美術館
会期:2024年4月13日(土)〜2024年11月17日(日)
近代が生み出した自律した主体としての「人間」を見直し、そこから排除された存在や思考に目を向ける。
出展作家:丹⽻海⼦、䑓原蓉子、アナイス・カレニン、永⽥康祐

【青森】currents / undercurrents − いま、めくるめく流れは出会って

会場:国際芸術センター青森
会期:2024年4月13日(土)〜2024年9月29日(日)
ある場所とかかわり合いながら表現をつむぎ出す国内外のアーティストと、青森ゆかりの表現者たちによる展覧会。
参加作家:Jumana Emil ABBOUD(ジュマナ・エミル・アブード)、青野文昭、岩根愛、是恒さくら、光岡幸一、中嶋幸治、鈴木正治、Jasmine TOGO-BRISBY(ジャスミン・トーゴ=ブリスビー)、Robin WHITE(ロビン・ホワイト)ほか

【山形】ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者

会場:天童市美術館
会期:2024年4月19日(金)〜2024年6月16日(日)
ミュシャ芸術の中で、特にデザインの仕事に着目し、マルチ・アーティストとしてのミュシャについてひも解きます。

【福島】生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密ー

会場:諸橋近代美術館
会期:2024年4月20日(土)〜2024年9月1日(日)
世界屈指のダリ・コレクションを形成する同館の所蔵品を中心にダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動に注目します。

【青森】展示室の冒険

会場:八戸市美術館
会期:2024年4月20日(土)〜2024年6月24日(月)
八戸市美術館のコレクションの中から、2021年に再開館してから初めて公開する作品を展示。

【北海道】『琳派×アニメ』展 〜尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで〜

会期:北海道立近代美術館
会期:2024年4月20日(土)〜2024年6月2日(日)
江戸時代から現代まで琳派に魅せられた絵師の作品と共に、琳派の世界に鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクらが登場する作品も展示。

▍関東

(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)

【栃木】アルフォンス・ミュシャ 魂と装飾の芸術

会場:栃木市立美術館
会期:2024年4月3日(水)〜2024年6月9日(日)
ミュシャの華やかな装飾の芸術と、根源にある民族としての魂を表す芸術をご紹介し、その生涯の画業を追います。

【東京】ヤノベケンジ「BIG CAT BANG!」

会場:GINZA SIX 2F 中央吹き抜け
会期:2024年4月5日(金)~2025年夏(予定)
岡本太郎氏の《太陽の塔》の形をした巨大宇宙船「LUCA号」に乗ってやってきた宇宙猫のインスタレーションをGINZA SIX 中央吹き抜け空間に設置。

【東京】川瀬巴水 旅と郷愁の風景

会期:八王子市夢美術館
会期:2024年4月5日(金)〜2024年6月2日(日)
季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。

【神奈川】ひとはなぜ ひとがたをつくるのか

会場:横浜人形の家
会期:2024年4月6日(土)〜2024年6月30日(日)
人のフォルム(かたち・かた)そのものの多様性に着目し、それらを生み出した心と、精神性の多彩さ、身体のかたちの異質さゆえに生まれる表現の豊かさにふれることを試みます。

【東京】テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本

会場:パナソニック汐留美術館
会期:2024年4月6日(土)〜2024年6月9日(日)
ナポリ国立考古学博物館所蔵の絵画、彫刻、考古資料を含む100件以上の作品や映像、模型などを通して、テルマエを中心に古代ローマの人々の生活を紹介。

【東京】没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家

会場:渋谷区立松濤美術館
会期:2024年4月6日(土)〜2024年6月9日(日)
ガレの没後120年を記念して、これまでの展覧会で紹介される機会が少なかった国内の個人コレクター所蔵の貴重な作品を中心に紹介。

【神奈川】平野杏子展-生きるために描きつづけて

会場:平塚市美術館
会期:2024年4月6日(土)〜2024年6月9日(日)
女性作家が少ない昭和戦前期から制作をはじめた平塚市在住の洋画家・平野杏子の本格的回顧展。

【東京】ホー・ツーニェン エージェントのA

会場:東京都現代美術館
会期:2024年4月6日(土)- 7月7日(日)
映像やヴィデオ・インスタレーション、パフォーマンスを制作する、シンガポールを拠点に活動するアーティスト、ホー・ツーニェンの個展。

【千葉】HELLO! コレクション ZOZO×千葉県立美術館

会場:千葉県立美術館
会期:2024年4月6日(土)〜2024年5月19日(日)
千葉市内に本社を構える株式会社ZOZOと、千葉県立美術館、ふたつのコレクションを展示。

【東京】宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO

会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2024年4月11日(木)〜2024年6月16日(日)
日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍を続ける宇野亞喜良の初期から最新作までの全仕事を網羅する、過去最大規模の展覧会。

【東京】『ティファニー ワンダー』 技と創造の187年

会場:TOKYO NODE
会期:2024年4月12日(金)〜2024年6月23日(日)
ティファニー1837年の創業以来、生み出された数百点に及ぶ卓越した作品を没入体験で紹介。

【東京】画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎『地獄極楽めぐり図』からリアル武四郎涅槃図まで

会場:静嘉堂文庫美術館
会期:2024年4月13日(土)〜2024年6月9日(日)
絵師・河鍋暁斎が描いた「武四郎涅槃図」と、探検家で好古家、著述家、北海道の名付け親である松浦武四郎の愛玩の品々などをあわせて展示。

【東京】国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術

会場:根津美術館
会期:2024年4月13日(土)〜2024年5月12日(日)
、「燕子花図屏風」を中心にすえ、近世の作品を主にとりあげながら、デザインの観点から日本の美術をみつめます。

【東京】サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品

会場:サントリー美術館
会期:2024年4月17日(水)~6月16日(日)
「生活の中の美」を基本理念とするサントリー美術館コレクションの「名品」と「迷品」を一堂に会し、さまざまな角度から多彩な魅力を紹介。

【東京】翻訳できない わたしの言葉

会場:東京都現代美術館
会期:2024年4月18日(木)〜2024年7月7日(日)
参加作家:ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑

【神奈川】驚異の細密表現展―江戸・明治の工芸から現代アートまで―

会場:横須賀美術館 
会期:2024年4月20日 (土) 〜 2024年6月23日 (日)

日本の近代から現代における細密表現をキーワードにして、「江戸・明治の工芸」、「近代絵画・彫刻」、そして「現代美術」という幅広いジャンルから選りすぐった作品をご紹介し、その表現の多様性を紹介する。

【群馬】シンフォニー・オブ・アート — イメージと素材の饗宴

会場:群馬県立館林美術館
会期:2024年4月20日(土) ~ 2024年6月23日(日)
アート作品の表現や成り立ちを「集める」という視点から注目し、同館コレクションを中心に様々な作品を紹介する展覧会。

【目黒】青山悟 刺繍少年フォーエバー

会場:目黒区美術館
会期:2024年4月20日(土)〜2024年6月9日(日)
工業用ミシンで刺繍をつかった作品を制作する現代美術作家、青山悟の美術館初個展。

【東京】民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある

会場:世田谷美術館
会期:2024年4月24日(水)〜2024年6月30日(日)
思想家・柳宗悦が説いた生活の中の美、民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会。

【東京】感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで - @WHAT MUSEUM

会場:天王洲アイル
会期:2024年4月26日(金)~2024年8月25日(日)
建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」に焦点を当てた展覧会。

【東京】デ・キリコ展

会場:東京都美術館
会期:2024年4月27日(土)~8月29日(木)
初期から描き続けた自画像や肖像画から、 画家の名声を高めた「形而上絵画」、晩年の「新形而上絵画」まで、世界各地から集まった100点以上の作品で デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展。

【茨城】石岡瑛子 I デザイン

会場:茨城県近代美術館
会期:2024年4月27日(土)〜2024年7月7日(日)
世界的に活躍したデザイナー・石岡瑛子の回顧展。1960-80 年代の仕事を中心に、アートディレクターとして采配を振るったポスターやCM、グラフィックアートからスケッチまで、約500点を一挙公開。

▍中部

(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)

【静岡】京都 細見美術館の名品―琳派、若冲、ときめきの日本美術―

会場:静岡市美術館
会期:2024年4月13日(土)~5月26日(日)
細見美術館の開館25周年を記念し、約1000点に及ぶ良質なコレクションの中から重要文化財8件を含む名品104件を厳選して紹介。

【静岡】テオ・ヤンセン展

会場:静岡県立美術館
会期:2024年4月13日(土)〜2024年7月7日(日)
オランダのアーティストであるテオ・ヤンセン(1948-)によって創り出されたストランド・ビーストの世界を体感できる展覧会。

【愛知】庵野秀明展

会場:金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)
会期:2024年4月13日(土)〜2024年6月23日(日)
庵野秀明の、アニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫る展覧会。

【富山】エッシャー 不思議のヒミツ

会場:富山県美術館
会期: 2024年4月27日(土)〜2024年6月30日(日)
オランダのエッシャー財団の全面的協力のもと、初期のイタリアの風景から「だまし絵」的な代表作まで、約160点を一堂に紹介。

▍近畿

(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)

【京都】KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024

会場:京都市内各所
会期:2024年4月13日(土)-5月12日(日)
京都を舞台に開催される国際的な写真祭。今年は、12の会場で13の展覧会を展開。

【京都】川内倫子 + 潮田登久子 「From Our Windows」

会期:京都市京セラ美術館
会期:2024年4月13日(土)〜2024年5月12日(日)
「KYOTOGRAPHIE 2024」の展示のひとつ。世代を超えた二人の女性写真家による対話的な展覧会。

【大阪】中野裕介/パラモデル展 よろぼう少年、かなたの道をゆく▷▷▷《俊徳丸伝説》であそぶ

会場:東大阪市民美術センター
会期:2024年4月25日(木)~5月12日(日)
鉄道玩具のプラスチックレールをつなげ、青いラインが空間中を占拠してゆくインスタレーションで注目される現代アーティスト・中野裕介/パラモデルが、自身の出身地である東大阪に伝わる《俊徳丸伝説》をモチーフに制作した作品を展示。

【兵庫】キース・ヘリング展 アートをストリートへ

会場:兵庫県立美術館
会期:2024年4月27日(土)〜2024年6月23日(日)
6メートルに及ぶ大型作品や、日本初公開を含む150点の作品を通してヘリングのアートを体感する展覧会。

▍中国・四国

(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)

【広島】フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン

会場:ひろしま美術館
会期:2024年4月6日(土)〜2024年6月2日(日)
人々の生活に彩りを添える装飾性と利便性の両方を満足させるフィンランド・デザインを紹介。

【広島】ブルターニュの光と風

会場:広島県立美術館
会期:  2024年4月13日(土)〜2024年6月2日(日)
フランス・カンペール美術館のコレクションを中心とする、44作家による65点の多彩な絵画作品を通じ、フランス内部の“異郷”ともいわれるブルターニュの豊かな魅力を紹介。

▍九州・沖縄

(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)

【沖縄】科学の眼で見る美ら海の生き物展

会場:沖縄県立博物館・美術館
会期: 2024年4月2日(火)〜2024年5月6日(月)
CTスキャナー、電子顕微鏡、水中エコー、etc・・・。先進の映像化技術を駆使して、美ら海の生き物たちの隠れた一面を覗く展覧会。

【沖縄】アポロサイエンスプレゼンツ すべての虫ぎらいにお届けする アートと虫の美しい世界

会場:沖縄県立博物館・美術館
会期:2024年4月2日(火)〜2024年5月6日(月)

アートと昆虫標本を融合させた美しい作品の数々を展示。

【大分】つくる展 -TASKO(タスコ)ファクトリーのひらめきをかたちに-

会場:大分県立美術館
会期:2024年4月5日(金)〜2024年5月6日(月)

アートファクトリー「TASKO(タスコ)」がこれまで制作してきた作品を展示し、多様な視点と体験で「つくる」の魅力を紹介する。

【福岡】ADAPTATION - KYNE

会場:福岡市美術館
会期:  2024年4月20日(土)〜2024年6月30日(日)

福岡を拠点に活動するアーティストKYNEの国内初となる美術館での大規模個展。

【福岡】谷川俊太郎 絵本★百貨展

会場:福岡アジア美術館
会期:2024年4月27日(土)〜2024年6月16日(日)

谷川俊太郎の絵本約20冊を絵本の原画、映像、インスタレーション等を通して紹介する。

2024年3月スタートの展示はコチラ ▼

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今月も素敵な作品と出会えますように。


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