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採用面接

以前に勤めていた施設同様、今の施設でも沢山の採用面接をして来た。

介護士、看護師含めて色んな人たちを見て来たなあと思う。

特にこの3月は沢山の採用面接をこなした。

その中で採用を決定した人を今日面接した人を含めて5人目だ。看護師一人に介護士4人。

特に介護士さんの方は年齢が高めの方が多かった。例えば50代とか。体力勝負なのに大丈夫なのかなあ?と思うが、今の施設は元々年齢が行っている方が多いので特に違和感なし。

面接では意図せずともその人の人生に触れる。ちょっとした質問でも沢山話して下さり、本日の方は面白かった。介護士になる以前の話をしてくれていたときのこと。

「その時代にうつ病を患いましてね。実は今も月に一度は病院に通っていて、しかし、コントロール出来ています。」ときっぱり仰った。

隠そうとする人の方が多いので、ちょっと珍しい。さらに詳しく聴いてみると原因と思わしきことも話して下さった。

我が介護職員の主任はKちゃんだが、彼女が同席していても採用と言っただろう。しかし、もう一人の男性主任は「採用しないで下さい。」と言うだろう。彼は「薬飲んでいるような人や身体が弱い人は採用しないで!」とまで言う。凄い偏見なので言い返す。「自分だって血圧の薬、飲んでるだろう。」と。

何より、人柄。

あ、そう言えば、昼間は絵描きをやっているという25歳の介護士さんも採用した。こちらは夜勤専従だ。

「何で絵描きなんて採用すんだよ。」ともう一人の介護主任は言う。バカだねー、色んな人が居た方が面白いじゃないか。

分かっているだけで4月から6月にかけて色んな人が続々と入って来る。しかも、まだ採用面接を受けてくれるという施設長。ありがたし。人員は多い方が良い。

その前にちょっと面倒で頭の痛いこともあるのだが、まずは楽しいことを考えてみようと思う。

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