適正体重とうつくしさ

ダイエット漢方を飲んでいる。
スリミー漢方という韓国のやつ。最近よく若い女子のタイムラインにはそういうのがめちゃくちゃ流れていると思う。

で、まあ今日が飲んでちょうど1ヶ月だった。

マイナス2.4kg。

劇的ではないし、まあ普通にダイエットしててもこれくらい減量することもあるだろう。
でも、「食べられなくて嫌だ」だとか、「運動をしなきゃ」でしんどい思いをしなかったのでまあいいか。

見た目にはわからないけど、1ヶ月でお腹の脂肪がうっす〜くなった。内臓が近くなった気がする。
そして、脚が細くなった。正確に言うとふくらはぎのみ。

でも相変わらずセルライトはあるし、尻はピーマンのようだし、この身体は「完璧な美」からはかけ離れている。

でもまあそこそこ自分の身体を愛せるようになってきた。
むっちりというほどでもなく、ほっそりというほどでもない。ある程度筋肉があってそれでいて胸と尻があって女性らしいラインがあって。

まあでこぼこはあるけど、そこも愛せる傷である。

そんな私の体重がBMIでいうと適正体重よりも5kg以上少ないのは少しおかしい気がする。

「一番健康体」な体重であるというBMI22の重さよりも減らさないと自分的に美しくなれない。

個人的な理想の身体は三上悠亜さんや今田美桜さん、馬場ふみかさんのような身体。
見ていてとても美しくて、同性ながらにも触りたいだとかこの曲線がいいだとかいろいろと考えてしまう。
彼女たちの体重は(噂に言われているものであれば)、わたしよりもBMIが低い。

世の中では「ボディポジティブ」という言葉もあるが、そういう問題ではないのだ。

「このままの身体を愛せる」人であれば、それでいいのだけど、わたしは愛せない。

身体と精神のどちらを取るか、という二択を迫られている。
そして、今は精神をとっている。

今のところ困ったことはないし、BMIが「痩せ」に入っているわけでも生理が止まっているわけでもない。
それでも、健康と精神のバランスを自分なりの難しいバランスで取らないといけないのが難しいところだな、と感じる。

何が言いたいんやって話ですけど、女もボンキュッボンに憧れるしなろうとするけどさ、それって「適正体重」やないねんで。
がんばってるんやからさ、だれか褒めてくれや。

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