【2022年3月22日の風】日経新聞

【本日の一面】
国の政策、3割成果測れず

そもそも400を超える事業が明確な指針がなく、157事業について最終目標そのものがなかったという。
費用対効果がわからないし、予算も当初に比べて支出が増えている事業も多い。
ちょっとこれは国がやっているとは思えない杜撰さだと思う。
2001年から業績についてレビューを始めたというが、それが明らかにならなかったのは何故か、今何故明らかになったのか。
何度か会計と金融の専門家を国に送り込むべきだと主張しているが、それは結局こういうことだ。
データがなければ見積もりすらできない。
見積もるとは先を見通すということだ。

【本日の経済教室】
自由な競争市場こそ根幹

タイトルの背景にはGAFAMといった巨大企業が市場を占有して、市場の機能が働いていないことがあるとする。
その点では欧州の市場モデルが優れているとのこと。
アメリカのマクロ経済学者ということで、割と市場原理を信用している様が読み取れる。
個人的には経済学はより進化することが求められているように思われる。
新しい動きに対してもっと新しい理論と応用を持って適応していくべきではないか。

【本日の一押し】
日本語教員確保外部連携がカギ

今までは高校の日本語の授業は単位として認められなかったとのこと。
大学では単位として認定せされていたけれど、高校はそうでなかった。
小中学校で日本語授業の指導を受けているのは4万6千人のうち約半数になる。
それは担当教員がいないから、とのこと。
これを受けてますます日本語教育を担う人材が必要になると思われる。
より日本語教育能力検定に向けて頑張っていければと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?