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その方が残す写真とその時の想い 想像しながら綴った記事です
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記事一覧

はなゆき

はなゆき

東京は雪が降ったそうですね

春の香りを
閉じ込めた
なかなか解けない
シャーベット

麗の風を
纏う朝
緑が芽吹き
満たされる

名残りの雪は
花に乗り
別れの時を
惜しむ朝

雪の化粧を解かすのは
まなざすこゝろの温かさ
春は私の中でなく
あなたと共に現れる

写真はtakaさまからお借りしました
いつもありがとうございます

真昼のプラネタリウム

真昼のプラネタリウム

夜には見えない飛行機雲
昼には見えない流れ星

見上げる真昼の箒星

願いはひとつ
欲張らず
ゆっくりゆっくり
届けましょう

時で
忘れてしまわぬよう
なんどもなんども
伝えましょう

こゝろの痛み
消えずとも
綺麗な願い
叶えましょう

月兎さんは昔からのお仲間です

相反する色

相反する色

青い地球
赤い太陽

水の惑星
火の恒星

水の蒸発
火の消滅

其々の力
作るいろ

君にみせたいその色も
いずれは消える落陽に
その後の闇を照らす月
相互織りなす讃えいろ

写真は美和さんからお借りしました

美しいろは
変わりゆく
残るこころは
和となりる

海に吹く風

海に吹く風

空も海も繋がり
そこに吹く風は
喜びも哀しみも
美しく響かせる

いつも優しさを
時に弱さを
見せてくれるあなたは
こころ奪われる
この空この海この風に
どこか似ている

ひかり背に
また来る明日へ
先まわり
少し休んで
少し進んで

写真は美和さんからお借りしました

おまけ

自分が壊れてしまわないように
自分を肯定し悲観概念に持ち込まない

それはとても大切なこと

でも自己否定は時に必要で

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日々

日々

人は日々生きてゆく中
色んなものを拾う言葉や感情
それらを重く感じてしまっても
空の色や海の音はいつでも味方でいてくれる

強くいたいと泣き虫の過去の自分とたたかう日

夕陽海へと沈む前残りの命色で魅せ

写真はahiruさまからお借りしました

打ち上げ花火

打ち上げ花火

陽のひかりを超えるため

ひかりが降り注いでいるこんな日でも
自分と戦っている人はたくさんいて
勝てもしない敵に立ち向かう人もいる

さあいざ行こう

写真は泰子さんからお借りしました…

asphalt earth rain

asphalt earth rain

穏やかなその子たちはね
きっと生まれ変わりますよ
すぐにね…
そしてどこかの空を飛び
また会いにきますよ

どうしてそんな事が分かるの

分からないよ

どうしてそんなこというの

微笑んで欲しいのです
こころを傷めているあなたに

変わらない過去も
見えない未来も
今だって何も分からないまま
決断と選択を繰り返して
生きている

昨日巣から落ちて死んでしまった燕
すぐ生き返る…

あなたがせめて

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秋の残光

秋の残光

残るひかりは
散る前の
葉色映して
冬の虹

遠き記憶を
紐解いて
えにし思わす
綴りびと

写真はエニックさまからお借りしました

エニックさまのブログは
愛知周辺の風景やお店が出てきて
在住経験のある私は
たくさんの大切な思い出がよみがえります

空の恋

空の恋

アクリル越しの
あの人に
入っておいでと
誘われて

さみし見上げる
帰り道
願いのキスが
映るそら

人を想う気持ち
きっと伝わると思います

写真はももさんからお借りしました
いつもありがとうございます

まだまだコロナ禍
施設に入所されている家族の面会も
アクリル越し
本当は近くで手を握って顔を寄せて
そうしたくてもできない今
帰りに見上げる空に
キスマークの雲が見守ってくれていた

思慕

思慕

思い描いた夕空は
予言と同じ千寿菊
高貴な細工を施した
影絵は魔法の時を知る

暮れゆく空は
幾重にも
地上の花の色に似て

冬の夕暮れの色は
千寿菊のような
そこから変わる杜若の記憶のような
子どもの頃に見た影絵の中へ誘うみたいだ

写真はtakaさまからお借りしました
いつもありがとうございます

2022年12月16日再投稿