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展示会!アジアとヨーロッパの違い!

皆さん、ゴールデンウィークは旅行の予定ありますか?
PLEN Roboticsは最近スペインバルセロナに行ってきました!
おすすめです🥘🦐🍷

さて、今回はバルセロナ展示会で学んだことについてのインタビューです!


PLEN Roboticsはバルセロナのイベントに参加しました!🎉

4 Years From Now” 略して 4YFN は、今後4年間で成長が期待される全世界のスタートアップが集まる大きなイベントです。世界最大級の携帯電話関連展示会であるMWC (Mobile World Congress)との複合イベントです。

2024年は4YFNの10周年であり、いつにもまして特別でした!この2月末に開催されたイベントには、日本からのスタートアップは15社が参加しました。PLEN Roboticsもその一つです  ദ്ദി ˉ͈̀꒳ˉ͈́ )✧

しかし!メンバーにインタビューしたところ、日本の展示会とは大分違うところもあることが判明しました 🕵
                      一緒に見ていきましょう~

今回のチームメンバー(小川さん、エマさん、富田さん)

🟡PLEN Roboticsが一体どうやってこんなデカいイベントに参加できたの?

「私たちはJETROのサポートで参加できましたが、国や大学のサポートを受けたりして参加したスタートアップもありました。」
「4YFNには何百ものスタートアップが集まるのですが、私たちの周りは韓国やスイスのブースがありました。」

🔴なぜわざわざバルセロナへ?

「Care Cubeを去年から日本でローンチしていますが、世界で売っていきたいので、参加しました。Care Cubeは顔認証と声認証を使っているので、どの国でも使えるんです!」
「でも、他の国にサービスを持っていきたいときに、日本のままではダメなので、そのためのパートナーを探しに行きました。」

そういう意味では、COOCEOレベルの人の多い4YFNは、パートナーを探すのにピッタリのなイベントでした。投資家とメディアのブースももちろんありました。
ブースの来客は、「日本の技術を目印に、日本の技術=最新の技術と思う人が多かったです。」

🟡PLENのブースについて教えてください!

「今回は4日間でCare Cubeのフランス語と英語の両方を喋るバージョンと、普通に売っているCare Cubeと、常連検知と入退館管理システムを展示しました。」

PLEN Roboticsのブース

🔴来客の反応は、日本は違う?!

「まずブースに『メンタルチェック?』『声から?』『なんだろう』という声で人が集まっていました。」

「このコンセプト自体が新鮮なので、私たちが説明するだけではなく、実際に顔登録をして体験したい人が多かったです。」一方、日本だと実際に試してみるのが恥ずかしくて説明を聞くだけの人が多いです。

「顔認証も、日本だと顔認証けっこう普及しているので、新しい感じはしないんですけど、ヨーロッパの人は顔認証の技術はまだ見慣れていないので、すごく驚いていました。顔登録をするとすぐに認識される!そういうのに驚いていました。」

展示会の雰囲気はこういう感じでした↷

🟡来場者によく聞かれた質問は?

「不思議なことに、日本は『精度精度』が気になりますが、ヨーロッパは全然そんなことがなくて、逆にレギュレーションをクリアしているかが一番重要でした。」とても実用的ですね(笑)

実用的と言えば、4YFNで出会った3社と話し合いを進めています。「今すぐのお客様じゃなくて、それこそ4years from now, 3~4年後に一緒にビジネスしたいという話がありました。」

ビジネスの話し合いのペース世界で大分違いますね。
アメリカはプロセスがとにかく速いのに対し、日本ヨーロッパはもうちょっと信頼度をあげてから購入に進みます。
「信頼度」の見方も違います。「ヨーロッパは話を聞いて、何度かミーティングをして、他のバージョンなどの話をします。一方、日本何年目の会社ですか、創業者はどんな人ですか、などと聞かれますね。」

🔴次の大きなイベントに向けて改善したいことは?

イベントへの参加には慣れていますが、このような国際的なイベントになると改善すべきところがまだまだたくさんあります。例えば、日本語のランディングページはもちろんありますが、英語のを用意していませんでした!

「そうですね、細かいところまで想定して準備する必要があります。

例えば、顔登録の際に名前をカタカナで入力する欄がありますが、それは日本だと問題ないのですが、ヨーロッパだとややこしくなるだけです。」

日本人は自分で試すことにあまり熱心ではないので、今までは我々のメンバーでお見せしていましたが、ヨーロッパで来客に実際に顔登録をしてもらうことで、新しく発見できたことです。

「また、発表の内容を向こうの文化に合わせることも大事だと痛感しました。」
「日本だと『どこで使うか』と聞かれると、少子高齢化の対策と答えると皆さんすぐ分かってくれます。しかし、介護施設の離職者が多いというのは、日本特有の問題なのでスペインでそれを言ってもあまり関係がないですね。」

スペインの文化と言えば、シエスタsiesta)がありますね。シエスタとはスペインの習慣で、シンプルに言えば長いお昼休憩です。
「このような展示会は、基本朝10時からなんですが、4YFNは朝9時から夜の7時まででした (๑-﹏-๑) 午後の3時ごろシエスタの時間がありましたが、我々にとっては普段一番忙しい時間帯なので、カルチャーショックでした!」

🟡うまくいかなかったことは?

4YFNは、携帯電話関連の大きな展示会であるMWC (Mobile World Congress)との複合イベントですが、「同じネットワークに接続しているデバイスが多くて、非常に遅かったです😅」

言語のトラブルもありました。基本的に英語でコミュニケーションをとっていましたが、たまにスペイン語しかできない人もいました。「実は、スペイン語のインスタで動画をシェアしてくれた方がいましたが、そのおかげでローカルの人がたくさん見にきてくれました。でも実は日本人の参加者も多かったです!」

🔴ほかに面白い展示会あったの?👀

今回新しくインターン生になったエマさんも参加しましたが、学生としては「交通機関や健康とAIといった様々な分野の新しい会社を発見できてよかったです (˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)」

特に気に入ったのが、「2026年に月面に打ち上げ予定の、民間最大級のSpaceXのローバーと、空飛ぶタクシーのジョビ-」だそうです。セールス&マーケティング担当の小川さんは「韓国のスタートアップが作ったドラムを叩くロボット」が印象的だったそうです。

スペインのスタートアップの中からは、「廃棄物をAIで処理するTHEKER」が目立ちました。「エコロジーとAIが合わさったプロジェクトは本当に興味深いです。」

🟡バルセロナ観光

バルセロナと言えば「サグラダファミリア」ですね!「サグラダファミリアは表と裏で景色が全然違います!」と驚いていたメンバーがいます。
カサ・バトリョも印象的でした。」

PLEN Cube と Sagrada Família

🔴一番おいしかったもの

「やはりパイリアですね🥘」
そして、セールス&マーケティング担当の小川さんは「生ハムが好きなので、朝のバイキングで取り放題だったのが嬉しかったです(笑)」

パイリア

4YFN 2024年は本当に貴重な体験でした。より多くの人に届くようにピッチを文化に適応する大切さを実感し、ヨーロッパのパートナーを得ることができました。今までは日本の市場に合うような製品を作っていましたが、これからは全世界に届くものを作っていきたいと思っています!

弊社PLEN Roboticsのnoteではインターン生・社員へのインタビューや技術解説、マーケティング解説などを行っています!毎週金曜日に投稿しているので、是非また見に来てくださいね~

最後に!あなたが4年後に実現していてほしいテクノロジーは何ですか?
👇 コメント欄で待ってます!


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