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恋愛 英語クラスの物語#1090 : 「バンドワゴン効果」

今回は「バンドワゴン効果」を英語で言ったらどうなるかについて見ていきましょう。

今回の一発表現:

Bandwagon Effect.

で如何ですか? これ以上書きようがありませんが...

なお、この「バンドワゴン効果」の意味を個人的に少しばかり間違えていました。 実際の意味はこんな感じです: ↓

「バンドワゴン効果」: バンドワゴン効果とは、ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果です。

「バンドワゴン」とは、パレードの先頭を行く楽隊車を意味します。パレードで楽隊車の後に行列が続くさまをイメージして、バンドワゴン効果と名付けられました。

バンドワゴン効果は、以下の3つの心理によって引き起こされます。

  • 他者との同質化願望

「みんなと同じものがほしい、同じことをしたい」という心理です。バンドワゴン効果の根底にあるのは、この心理であるといえます。

  • 多数決バイアス

「多数派の意見は正しい」という心理です。多数の人が支持しているものであれば、それも正しいものであるはずだという考え方です。

  • 損失回避バイアス

「損を避けたい」という心理です。バンドワゴンに乗ることで、自分が損をすることは避けられるという考え方です。

バンドワゴン効果は、マーケティングにおいてよく利用される心理効果です。例えば、商品の売り上げを伸ばすために、商品の売上実績や口コミなどを積極的に宣伝することで、バンドワゴン効果を狙います。また、選挙においても、候補者の支持率を高めるために、マスメディアで候補者の優勢を報道することがあります。

バンドワゴン効果は、マーケティングや政治など、さまざまな場面で影響を与える心理効果です。ただし、バンドワゴン効果は、必ずしも正しい選択を導くわけではありません。そのため、バンドワゴン効果の影響を過度に受けないように注意することも大切です。

バンドワゴン効果の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 行列ができている店は人気があると思い、自分も並びたくなる

  • 話題の映画やドラマは面白そうだと思い、観たくなってしまう

  • 世論調査で優勢とされている候補者に投票したくなる

バンドワゴン効果は、私たちの日常生活の中で、さまざまな場面で起こり得る現象です。バンドワゴン効果を理解することで、自分自身の行動や判断を客観的に見つめ直すことができるのではないでしょうか。

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今回の使い方: デート中のパパと愛人

愛人: ねぇねぇ、パパこのグッチのバッグも買ってくれる~

パパ: What? I bought you another bag last time. Why do you want to buy this one?
   (えー? こないだ別のバックを買ってあげたじゃないか? なぜ、これも欲しいのよ~?)

愛人: It's because everybody has it. This is called the Bandwagon Effect.
  (なぜって、みんながもっているからよ。 これをバンドワゴン効果と呼ぶわ)

とかなんとかいって、買ってもらったブランドバックは、高級品買取店などで現金に代わるのでした。  ま、世の中こんなものです。

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